今回は以下の様な方に向けておおくりします。
いろんなピックを試してみたい人
アリアプロ2ハイパータッチの使用感について気になる人
話しのネタが欲しい人等
紅茶党ギタリストで心理カウンセラーのオニギリです。
今回もよろしゅう!!
今回の話題は「「ピックレビュー86」アリアプロ2ハイパータッチ使ってみた」という話です。
今回取り上げるのは、アリアプロ2ハイパータッチになります。
まず、結論から言っていおくと、アリアプロ2ハイパータッチは
「基本的な操作性に優れており、速弾きにも適用できるピックではあるが、手先の器用さがないと扱いに苦戦しそうなピック」
です。
気になった人はぜひとも実際に使ってみて下さいませ。
なお、自分の右手のピッキング速度の限界を超えてみたいのなら、一からあなたがピッキング速度の向上に関する方法論を考えるよりも、一応サンプルは少ないながらも「わたしは自分なりに方法を編み出して、限界速度を大幅に上げた」のでわたしの方法を参考にしてみるのも手だと思います。
右手のピッキング速度が上がれば、速弾きや半拍三連、32分といった高速カッティンングといったテクニカルな演奏技術の習得を行う上でその効率と各技術の精度は格段に上がります。
それなりに、ギターを弾いてきたとかテクニカルなギターに興味があるという人であれば、右手のピッキング速度の向上はもはや自分のギターライフの行く末を左右するレベルの重大課題。
「右手のピッキング速度はギターを楽しみ続ける希望を与えてくれる非常に重要な存在」と言っても言い過ぎではありません。
というのも、ピッキング速度の向上により「自分が練習して弾けない曲は物理的にはほぼ存在しないはずだ」という自信がつきどんな難曲にも心おれず立ち向かっていく事が出来る可能性が高まるからです。
また、速度上限が高ければ高いほど、余裕をもって正確にニュアンス豊かに弾ききることのできるフレーズの幅が増えます。
自分の余裕いっぱいいっぱいの速度では細やかな表現力を発揮するなどまったくもって不可能です。
しかし、多くの場合、我流で練習を重ねても右手のピッキング速度がなかなか上がらないのが現状ではないでしょうか?
実は、わたしも今でこそ、かの元ギネスホルダーのティアゴ=デラベガさんのようにBPM600の16分以上でのピッキング速度が出せるようになっていますが、本格的に速度向上の練習を始めるまではどんなに頑張ってもせいぜいBPM320行くかどうか程度でした。
そこから、いろいろと試行錯誤を重ねて自分なりにピッキング速度を向上させる方法を見つけ実践し今に至ります。
ピッキング速度向上の方法の詳細はノートに書いていますので、「今よりも速いピッキング速度が出力できる右手をを手に入れて、色んな難曲やテクニカルなフレーズに挑戦していきたい」という方はぜひご覧くだされ。
では、ゆるりとおおくりします。
アリアプロ2ハイパータッチのスペック
まずは、アリアプロ2ハイパータッチのスペックについて見てみるとしましょう。
・形状:ティアドロップ
・厚み:0.8mm
・材質:ポリアセタール
本ピックの素材は、ピックに使われる王道の素材であるポリアセタールなので、削れにくくサウンドもクリアでシャープな傾向にある可能性がありますね。
とはいえ、表面の加工処理によってはクリアさが控えめで丸みのあるサウンドにもなるものなので、一概には言えません。
と言う事で、実際に使ってみるとしましょう。
アリアプロ2ハイパータッチの音の特徴
アリアプロ2ハイパータッチで弦を弾いた際に出る音の特徴としては、以下のようなものが挙げられます。
・低音と高音が少し控えめで、中音域が一番多め
・サウンドは全体的にシャープでクリア
・ピッキングノイズはかない少ない
・アタック音はやや強め
本ピックは低音と高音が控えめでありそのうえで中音域が一番存在感があり、サウンドはシャープでクリアです。
また、ピッキングノイズは大分少なくやや強めのアタック音があります。
低音が控えめなのは、本ピックが0.8㎜と少し薄めなせいかもしれません。
中々シャープでありながらもそこまで高音の主張が激しくないサウンドは、いろんなジャンルに対して適用できる可能性を感じさせてくれます。
アリアプロ2ハイパータッチでの弾き心地等についてはいかに?
アリアプロ2ハイパータッチでの弾き心地等について感じたことを列挙すると以下の通り。
・弦離れは良好
・高速度帯でのカッティングは大分スムーズ
・ピッキングの急加速は基本スムーズだが、少し抵抗を感じる
・ピック表面はよく滑るのでグリップが不安定になりがち
・ピックの面積が小さくしなりが強め、ピック先端の傾斜が鋭角なので、これが多少操作性に悪影響
本ピックの弦離れは良好であり、基本的に高速度帯でのカッティングもピッキングの急加速もスムーズです。
ただし、本ピックのしなりはやや強めで面積が小さいので、ここが多少のネックとなって操作性が低下している感はあります。
さらに言うと、ピックの表面が滑ってグリップが安定しないのも気にかかりますね。
とはいえ、この操作性の低下はさほど問題にするようなものではない気もします。
アリアプロ2ハイパータッチはどんなプレイに向いている?
アリアプロ2ハイパータッチは、
「基本的な操作性に優れており、速弾きにも適用できるピックではあるが、手先の器用さがないと扱いに苦戦しそうなピック」
といえそうです。
本ピックの弦離れは良好で全体的な操作性はかなり高いですが、ピックのしなりや面積の小ささ、先端の急な傾斜角度は少々ピックの操作性を下げる要因となっています。
特に、本ピックの急な傾斜角度と傾斜角度の組み合わせは弦離れと急加速、カッティングに負の影響をあたている気がするんです。
具体的にいうと、急加速とカッティングに関しては先端を当てる角度に相当気をつけないと突っかかる感じがあってどうにも扱いにくいですよね。
まあ、普段私が使っているピックボーイのハイモジュラスの先端の傾斜角度になれすぎているだけなのかもしれませんが、、、。
アリアプロ2ハイパータッチの評判
では、最後にアリアプロ2ハイパータッチの評判を見てみたいと思います。
まず、ツイッターを見てみると本ピックについての評判としては以下のようなものがありました。
ふむ、削れにくくシャープなサウンドをしているっていうのは納得ですよね。
気になる人はぜひ一度使ってみてほしい所です。
おわりに
この記事は「「ピックレビュー86」アリアプロ2ハイパータッチ使ってみた」と題しておおくりしました。
今回はアリアプロ2ハイパータッチを実際に使ってみたわけですが、本ピックの操作性は全体的に高めなもののその先端の傾斜の急さや面積の小ささのせいで中々使う人を選ぶような印象があります。
別に、「特別使いにくいピックだ」というわけではないですが、本ピックのような傾斜と面積の小ささの組み合わせがコンボになっているピックは、使いやすさの点で難がある印象です。
いずれにせよ、ピックは実際に使ってみないと「使いやすいかどうかについては何とも判断できない」ものなので、気になる人は実際に使ってみて下さいませませ。
では!
参考記事等
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