今回は以下の様な方に向けておおくりします。
いろんなピックを試してみたい人
スラッシュのシグネイチャーピックの使用感について気になる人
話しのネタが欲しい人等
紅茶党ギタリストで心理カウンセラーのオニギリです。
今回もよろしゅう!!
今回の話題は「「ピックレビュー78」スラッシュのシグネイチャーピック使ってみた」という話です。
今回取り上げるのはスラッシュのシグネイチャーピックになります。
スラッシュさんと言えば、あのレジェンドロックバンド「ガンズ&ローゼス」のギタリストであり、多くの熱狂的ファンを抱え、これまでに何種類もの彼のシグネイチャーピックが発売されてる模様。
今回取り上げるピックは、そういったシグネイチャーピイのうちの一枚であり2023年4月最新のものとなります。
まず、結論から言うと、
「汎用性は高めで幅広いジャンルに対応できるが、特に丸みがありつつもエッジのきいたサウンドが欲しい人に向いたピック」
です。
気になる人はぜひ実際に使ってみて下さいませませ。
なお、自分の右手のピッキング速度の限界を超えてみたいのなら、一からあなたがピッキング速度の向上に関する方法論を考えるよりも、一応サンプルは少ないながらも「わたしは自分なりに方法を編み出して、限界速度を大幅に上げた」のでわたしの方法を参考にしてみるのも手だと思います。
右手のピッキング速度が上がれば、速弾きや半拍三連、32分といった高速カッティンングといったテクニカルな演奏技術の習得を行う上でその効率と各技術の精度は格段に上がります。
それなりに、ギターを弾いてきたとかテクニカルなギターに興味があるという人であれば、右手のピッキング速度の向上はもはや自分のギターライフの行く末を左右するレベルの重大課題。
「右手のピッキング速度はギターを楽しみ続ける希望を与えてくれる非常に重要な存在」と言っても言い過ぎではありません。
というのも、ピッキング速度の向上により「自分が練習して弾けない曲は物理的にはほぼ存在しないはずだ」という自信がつきどんな難曲にも心おれず立ち向かっていく事が出来る可能性が高まるからです。
また、速度上限が高ければ高いほど、余裕をもって正確にニュアンス豊かに弾ききることのできるフレーズの幅が増えます。
自分の余裕いっぱいいっぱいの速度では細やかな表現力を発揮するなどまったくもって不可能です。
しかし、多くの場合、我流で練習を重ねても右手のピッキング速度がなかなか上がらないのが現状ではないでしょうか?
実は、わたしも今でこそ、かの元ギネスホルダーのティアゴ=デラベガさんのようにBPM600の16分以上でのピッキング速度が出せるようになっていますが、本格的に速度向上の練習を始めるまではどんなに頑張ってもせいぜいBPM320行くかどうか程度でした。
そこから、いろいろと試行錯誤を重ねて自分なりにピッキング速度を向上させる方法を見つけ実践し今に至ります。
ピッキング速度向上の方法の詳細はノートに書いていますので、「今よりも速いピッキング速度が出力できる右手をを手に入れて、色んな難曲やテクニカルなフレーズに挑戦していきたい」という方はぜひご覧くだされ。
では、ゆるりとおおくりします。
スラッシュのシグネイチャーピックのスペック
まずは、スラッシュのシグネイチャーピックのスペックについて見てみるとしましょう。
形状:ティアドロップ
厚さ:1.14㎜
材質:トーテックス
本ピックのデザインは、アニメ調のスラッシュさんが描かれているもので個人的には結構かわいらしくて好きです。
絵柄から言って、本ピックの表面のデザインは、サウスパークのイラストを担当しているイラストレーターさんによるもののような気がしますね。
表面はこんな風にコミカルで可愛いデザインですが、裏面は結構ガッツリと「ロックしてんぜ!」といった雰囲気。
凄いギャップww
そして、本ピックの素材としてトーテックスが使用されていることから、「きっと滑りにくさはぴか一なんだろうな」という様相は尽きますが、実際はどうなのでしょうか?
早速、実際に使って検証してみるとしましょう。
スラッシュのシグネイチャーピックの音の特徴
で弦を弾いた際に出る音の特徴としては、以下のようなものが挙げられます。
・低音域と中音域成分の出力が多めで高音は中低音域に比べるとやや少なめ
・全体的にやや丸みがある
・ピッキングノイズは強め
・アタック音は比較的強め
本ピックは、全音域にわたって満遍なく多めに出力されますが、その中でも特に中低音域成分の出力が大分多めで高音域は中低音域に比べると多少控えめです。
そして、音は全体的にやや丸みを帯びており、中々独特なサウンドをしている印象。
とはいえ、アタック音とピッキングノイズはともに多めなので、全体的しては単にマイルドにならずある程度エッジのきいたインパクトのある音になっていると思います。
個人的にこのサウンドは大分計算されている気がしますね、、、。
スラッシュのシグネイチャーピックでの弾き心地等についてはいかに?
スラッシュのシグネイチャーピックでの弾き心地等について感じたことを列挙すると以下の通り。
・弦離れは大分良好
・ピッキングの急加速はスムーズ
・高速度帯でのカッティングは結構スムーズ
・ピック表面は滑りにくいのグリップが安定する
本ピックの弦離れはトーテックスという素材の性質もあってか大分スムーズであり、ピッキングの急加速も大分スムーズです。
さらに、高速度帯でのカッティングも大分スムーズで軽快ですね。
ピック表面が滑りにくいので、ピッキングの際にピック軌道が安定するのもいい点ですな。
ただ、先端の丸みが少し強めであることから、急加速の際に空振りしそうになることも多少あるので、ここは少しマイナスかと思う次第。
なお、本ピックは厚めですがそこまで軽い力で大きな音を出せる印象はないです。
まあ、これも先端の丸みと関係があるんですかねえ。
スラッシュのシグネイチャーピックはどんなプレイに向いている?
スラッシュのシグネイチャーピックは、
「汎用性は高めなので、幅広いジャンルに対応でキルが、特に丸みがありつつもエッジのきいたサウンドが欲しい人に向いたピック」
です。
本ピックの先端のやや強めの丸みが若干操作性に影響を与えているとはいえ、本ピックは十分テクニカルジャンルにも十分対応できるだけの操作性の高さを備えています。
ただ、操作性の高さだけに着目するなら、もっともっと上に位置するピックは存在するので、操作性の高さは本ピックを積極的に選択する理由の決定打にはなりえません。
サウンドに着目してみると、本ピックのサウンドは「エッジさと丸みを絶妙なバランスで含む独自性の高いもの」なので、ここに着目するといいと思う次第。
本ピックは、「エッジがききつつもある程度の丸みもあるピック」を探している人にはうってつけでしょう。
気になる人は一度試してみる事をお勧めします。
スラッシュのシグネイチャーピックの評判
では、最後にの評判を見てみたいと思います。
まず、ツイッターから見てみると、以下のような本ピックのデザインに関する評判等が主であまり使用感についてのコメントはありませんでした。
でも、本ピックの表側のデザインがかわいいのは完全に同意なんですよね。
マジでかわいい。
と言う事で、次にサウンドハウスをのぞいてみると、本ピックの使用感について大まかに以下のような意見がありました。
固さもちょうど良く、滑りにくくて弦が引っ掛かることもない
描かれているスラッシュが不細工過ぎて残念
前モデルのスラッシュモデルピックとあまり変わらない
ふむ、全モデルについては私はよくわかりませんが、とりあえず弾きやすいと感じている人は結構いるんだと思います。
あと、デザインについては、、、まあしょうがないよね、人それぞれだもん。
おわりに
この記事は「「ピックレビュー78」スラッシュのシグネイチャーピック使ってみた」と題しておおくりしました。
今回はスラッシュのシグネイチャーピックを実際に使ってみたわけですが、使ってみて「汎用性高めのピックである」との印象。
そして、サウンドに関しては結構独自性が高いものなので、このサウンドに着目して本ピックを選ぶのもいい選択だと思います。
気になった人はぜひとも一度使ってみて下さいませ。
では!
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