今回は以下のよう方に向けておおくりします。
ギターを練習するモチベーションがちょっとわかない人
ギターを嫌いになる思考の仕方について気になる人
話しのネタが欲しい人等
紅茶党ギタリストで心理カウンセラーのオニギリです。
今回もよろしゅう!!
今回の話題は「ギターが嫌いになるからやってはいけない事5選」という話です。
ギターをそこそこ続けていると、しばしば練習をするモチベーションがわかないなんて事態が起こります。
ギター練習のモチベーションを高める対策については、以前の「ギターを練習するモチベーションをあげるためにするといい事5選」の方で紹介した通りです。
んで、今回は積極的にモチベーションをあげる方法ではなくて、「モチベーションを下げないためにしない方がいい思考」についてとり上げていこうと思う次第。
前回の記事と今回の記事で「攻めのモチベーション対策と守りのモチベーション対策ができる」という話であります。
ま、そんな感じでお送りいたしマウス。
なお、自分はギター教室に通った方がいいのか迷っている人は「ギター教室に通うべき人の特徴」の記事参照。
では、ゆるりとおおくりします。
フェンダー社の調査によると、ギターを始めて1年以内に辞める人の割合は90%
「ギターを最短で上手くなりたい」とか「ギターを挫折せずに続けたい」ならギター教室に通うのが一番。ただ、実際に教室に足を運ぶのは少し面倒に感じる人も多いではないでしょうか?
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上達を急ぐ
「ギターを弾くからには、どうせなら早くうまくなりたい」
きっと、そう思う人は沢山いるはずです。
しかし、この思考は行き過ぎるとかなり危険です。
もし、自分の想像と自分の実際の成長スピードが合致すればいいですが、想定よりもはるかに自身の成長速度が遅かった場合、「くそ!らちが明かねえ!やってられるか!!」と自暴自棄気味になってしまうでしょう。
わたしは、俗に言われる「一万時間の法則」をそこまで信じてはいませんが、どんなに適性がある人であっても「ギターはある程度大量の時間を練習に投じなければ上達などしない」というのは真理だと思います。
なので、あまり成長を急ぎすぎてもしょうがないってことです。
ある程度、自分の成長を長い目で見てあげることが重要ですよね。
上を見すぎたり、自分を他人と比べすぎる
先ほどの「上達を急ぐ」にかぶるところが多分にありますが、「自分よりはるかにうまいプレイヤーと自分を比較しすぎる」のは本当によくないです。
自分と自分よりも圧倒的にうまい他人を比べるのが習慣になってしまうと、
「ああ、、、全然自分はあの人のようになれない、、、一向に近づける気がしない、、、こんな練習していても意味あるんかな、、、」
等とものすごく陰鬱な気分になってきて最終的にはギターを粗大ごみ置き場に放り投げることになるでしょう。
例えば、わたしは歴のわりにクッソギターは下手ですが、そんな私が「ワイはガスリーと同格になるんや!!」なんて血相変えて練習に励みだしたら、早晩「くそう、、、全然近づける気がしねえ、、、もう嫌だ」なんて意気消沈するのはほぼ確定です。
ガスリーとわたしではそもそもの音楽的素養がどうこうという話もあるでしょうが、まず「真剣にギターを練習してきた時間が圧倒的にガスリーと比べて足りない」んですよね。
もし仮に一日1時間少し位しか練習しない人が、一日8時間以上練習してうまくなった人をうらやんだりしては、正直
「馬鹿も休み休み言えよ。てめえはうらやむ資格すらありゃあしねえんだよ!」
と言われてしまうでしょう。
まあ、これは少々極論ですが、現在ギターが上手い人は大量の時間を練習を投じて今のスキルを身に着けているのですから、いきなりそんな高みに登れると思う方がおかしいのです。
と言う事で、人と自分との比較は最小限にして、自分がやるべき事に自己分析と目標に基づいて計画的に黙々と取り組むしかないでしょう。
結局、成長って地味な努力ありきですもんねえ。
、、、だんだん自分の過去の体たらくを思い出して、いんうつになってきましたぞ、、、。
、、、ま、いっか。
自分の成長を大雑把にとらえすぎる
基本的に人は自信が成長している実感を覚えることで、やる気を出すものです。
これは「仕事におけるやりがいに関する研究」でも言われている事。
ギターを始めた人の9割ほどが一年ほどでリタイアするなんて話がありますが、そのほとんどはわたしの想像にすぎませんが
「思ったよりもギターがなかなかうまくならないから」
ではないかと思うんです。
ここでの「思ったより」というのは、「自分が当初想像していたより」という意味。
今や、ギターがうまい人の演奏はユーチューブを開けばすぐに見聞きでき、うまい人ほど「簡単に弾いているように見える」ものです。
しかし、実際はそんなに簡単ではないんですよね。
ギターはきちんと音を出すだけでもいろいろな事に気をつけないといけないので、一苦労です。
特に、ギターを始めたばかりの時には、その弾きにくさにがくぜんとするはず。
それでも日々練習を重ねるうちに、少しずつ少しずつうまくなっていくもんなのです。
ただ、その「成長の速度には個人差がある」し、当初は非常に穏やかな印象があります。
そのため、常に「昨日と比べて今日の自分はどこがどんなふうに進歩したか」という目線で常に自分の成長を確認しないとダメなんです。
そうでないと、実際には上達しているにおか変わらず、「いつになっても全く上達していない」と悲観してギターを燃やして、、、、いや、やめてしまうわけですな。
例えば、「昨日よりもほんの少しだけ指が広がるようになった」とか「機能よりもほんのすこしだけフレーズを覚えている」、「昨日よりも少しだけインサイドピッキングがスムーズかも?」、、、などといった細かい変化に日々注意を向けていくといいわけです。
そして、これをもっと深化させれば、練習の最中の一時間単位とか数分単位で成長を自覚できるようになってくると思われます。
このような成長においては「仮説設定とその検証」という作業が大事です。
例えば、「自分が高速度帯でトレモロピッキングができないのはなぜだろう?」と思ったときに、ただがむしゃらに一本弦で力みまくって弾き続けるのでは進歩はないでしょう。
そうではなく、「もしかして自分のピックのアングルがまずいんじゃないか?少しだけ順アングル気味にしてみようか」と細かい調整を繰り返して、少しでも弾きやすくなり出音も良好となれば「ああ、なるほどこのアングルだと少し速度出しやすいぞ」などと成長を実感できるわけです。
結局、ギターの練習ってこういった細かい分析と仮説設定とそれの検証の連続なんだと思います。
この検証サイクルをいかに高速で回せるかが成長速度にかかわっているわけです。
ただ、自己分析はギターの知識や楽器演奏の経験がゼロの状態からではかなり困難なのが普通なので、ギター初心者の方はすなおにギター教室に通って方が短時間で効率的に上達できると思います。
弾きたくないときにも無理をして練習する
未だにうまいギタイリストの中には、「とにかくギターを弾きまくれ!!そうすりゃうまくなるから!」といったよくわからない根性論を振りかざします。
しかし、これは理屈としては破綻しておりますね。
少なくとも、心理学的にはおかしいです。
「無理してでもギターを弾き続けろ!」という根性論は、何か確固たる目標を自分の中に堅持している人に対してはある程度有効かもしれませんが、趣味でギターを始めた普通の人たちに対してこの言葉はあまりに負荷が高すぎます。
もし、「やりたくないなあ~」という気持ちを押し殺して日々ギターを弾いていると、次第に「ギターを弾くのは自分に課された義務である」という志向に陥っていくでしょう。
そうすると、本来ギターを弾いて楽しむために始めたであろうはずが、「ギターを弾くのが苦痛の種である」という本末転倒な結末に行ったってしまうんです。
※義務付けにより人の心理には、反発心が生まれる(心理的リアクタンス)。この現象は心理療法にも活用されている。
自分に対してギターを弾くことを義務付けるような思考習慣は、意識的に避けることが重要。
つまり、「ギターを弾きたくないときには無理に弾かない」のが正解なのです。
自分に対してギターを弾くことを義務付けない方がギターを長く続けられます。
とはいえ、さすがに一か月に一日しかギターを弾かない、、、というのでは、到底上達は望めないでしょうから、上達したいならある程度時間を取らないといけないですがね(自戒)。
惰性で何となく弾いて練習した気になる
「ギターを嫌いになるからやってはいけない事」のラストは、「惰性で何となく弾いて練習した気になる事」です。
ただ一応、今回「惰性でギターを弾く」を「やってはいけない事」の一つとして取り上げましたが、中には惰性(厳密には何となくかもしれない)で弾いていても知らない内に上達している人もいるようですね。
なので、あくまでも「一般的にしない方がいい事」程度にとらえておいてほしいです。
上述したように、練習においては「自己分析に基づく仮説設定とその検証」という一連のサイクルが重要なのですが、惰性でギターを弾いていると大体の場合「自分が今できることをただなぞってゆがんだ満足感をえて練習した気になる」んですよね。
一番わかりやすい例としては、「パワーコードを適当に何かの曲と合わせて弾いて、気分良くなっている」という状態です。
ギターのテクニックには、オルタネイトピッキングにダウンピッキング(高速)、各種スウィープ、エコノミーピッキング、ハイブリッドピッキング、ロータリー奏法、タッピング、カッティング、、、と実に様々なものがあります。
当人の設定する目標にもよりますが、パワーコードを弾いているだけでは一向にギターがうまくなんてなりませんよね。
こういった「できる事をやっているだけで満足している人」は、ギターに限らずあらゆる分野において成長しません。
惰性でギターを練習しても、基本的に自己分析や仮説検証がないので成長しないんです。
成長しないとなると、そのうち嫌になってギターを辞めていくでしょう。
中には、以前のわたしのように「ギターで高速リフを弾いているとストレス解消されるからギターをやめずに弾いている」みたいな変な奴もいるので、一概には言えませんが大体は成長しないとやめていくものです。
とりあえず、惰性でギターを弾くのはいい事ではないので、厳に戒めた方がいいと思います。
おわりに
この記事は「ギターが嫌いになるからやってはいけない事5選」と題しておおくりしました。
今回はギターの練習のモチベーションを下げないための方法について取り上げてみた次第。
今回とり上げた内容のうち最後の「惰性で練習する」のは、ちょっとグレーゾーンですがとりあえずうまくなりたいのであれば自己分析に基づいた仮説設定とその検証をした方がいいとおもいます。
正直、今回の内容はわたしの失敗談に基づいているんで、書いててきつかったですww
まあ、お互いきちんと練習するようにしていきましょう。
では!
参考記事等
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