今回は以下の様な方に向けておおくりします。
カッティングの半拍三連をする上でのコツについて知りたい人
話しのネタが欲しい人等
今回の話題は「「ギター初心者向け?」ギターでの半拍三連のコツについて」という話です。
わたしはギター歴19年くらいにしてやっと真面目にコードを少しづつ覚え始めカッティングもやり始めたのですが、なんだかんだカッティングって気分いいですよね。特に、32分とか半拍三連といった高速度のカッティングをしているとまあ気分いいったらないです。
半拍三連をモノにすると、テキトーになんかコードを弾いていても気分がいいし試奏の時にハッタリはかませるし、、、てな感じで少しだけギターを弾くのが楽しくなります。
わたしが思う半拍三連を弾くコツについてはざっと以下の通り。
- アップピッキングは下から弦の表面をなでるような入射角度でピッキングする
- 全ての弦を弾こうとしない
- まずはブラッシングから練習する
と言う事で、今回はあなたが半拍三連を弾きやすくなるために、個人的に「これが半拍三連をスムーズにするためのコツだろうな」と言うものについて少し詳しく述べていきたいと思います。
今回の記事の内容は、32分カッティングと被る部分も結構ありますがまあそれはお許しいただけると幸いです。
なお、ギター教室に通うべきか迷っている人は「ギター教室に通うべき人の特徴」の記事が参考になるかと。特に、「オンラインで全部完結させたい!」という人にはオンラインレッスンのパイオニアであるTHE POCKETがおすすめです。
では、ゆるりとおおくりします。
右手のピッキング速度ってなかなか簡単には上がりませんよね?事実、わたしも一時期かなり悩んでいました。
しかし、試行錯誤の末にある練習方法を思いつき、それを実践して比較的短期間に速度が一気に向上。さらに、今では開始当初の2倍以上の速度になっています。
そこで、ピッキング速度を徹底的に追求したい人は、わたしがピッキング速度の限界を2倍以上に引き上げた少し独特な練習方法を試してみてはどうでしょうか?
半拍三連とは一体どんなリズムなん?
「半拍三連」という言葉を聞いて、あなたは「どんなリズムか」を具体的にイメージできるでしょうか?
半拍三連とは、文字通り「0.5拍の中で3つ音を鳴らす」というリズムです。より具体的いうと、「8分音符を三つに分けたのが半拍三連」という音符になります。
これは速度としては「一拍の中で音を6つ鳴らすいわゆる6連符」と同じ速度になります(3連符の2倍の速度でもある)。
なので、6連符の速度感に慣れたいわゆる速弾きギタリストの方は、半拍三連が登場したときは「その時に指定されているBPMで6連符の速度で3つ音を弾けばいい」等と思っておくとやりやすくなるでしょう。
- 半拍三連は、8分音符を三つに分けたリズム。
半拍三連を速く綺麗に弾くためのコツ
では、ここからは半拍三連を弾くためのコツについて少し述べたいと思います。
まず、半拍三連のコツの大前提として「ある程度オルタネイトの基礎基本が固まっている事」があるので、あんまりオルタネイトに自信がない人は以下のコツと合わせて以前投稿したオルタネイトについての記事も確認してくださいませませ。
・半拍三連のコツ1:アップピッキングは下から弦の表面をなでるような入射角度でピッキングする
高速でカッティングをしようする際、あまり慣れないうちはアップピッキングの際にピックが弦に引っかかってしまって速く手がふれないものです。
こんなときに無理やり力ずくでピックを振りぬこうとすれば、音は汚くなるし最悪、弦が切れてしまいます。
アップピッキングをスムーズに行うためには、ピックの表面で弦を撫でてすくい上げるようなイメージでピッキングするといいです。
ピックを弦と平行に当てようとすると、どうしても弦から受ける抵抗が大きくなってしまいますので、要注意ですな。
- 半拍三連は、8分音符を三つに分けたリズム。
・半拍三連のコツ2:全ての弦を弾こうとしない
32分カッティングについても同じことが言えますが、半拍三連のようなそれなりに速いカッティングの際には「すべての弦を弾こうとしていたらとてもじゃないけどピッキングが間に合わない」です。
なので、半拍三連の際は、多くとも3弦程度の弦を弾くのにとどめた方がいいんですね。
ただ、「どの弦を弾くか」に関してはその時々の必要性に応じてかえればいいので、「1~3弦を弾かなければいけない」とか「4~6弦を弾かなければいけない」、「2~4弦を弾かなければいけない」といったルールは存在しません。
例えば、以下にわたしがテキトーにノリだけでやったお粗末な演奏例を提示しておきますが、以下の音源では主に3~5弦を狙って半拍三連をしています。
あ、それと、後半無理やり32分をぶち込もうとしてきたねえノイズがなっているけどそれは堪忍を。
- 半拍三連では、全部の弦を弾こうとしないこと!
・半拍三連のコツ3:まずはブラッシングから練習する
半拍三連の練習にあたっては、まず「ブラッシングだけで半拍三連のリズムが出せるか」を確認した方がいいです。
実音で練習すると、音をしっかりとならす方にも気を取られるので右手の細やかな制御ができなくなります。
なので、半拍三連の練習はまずはひたすら「八分音符+半白三連のセットをブラッシングで繰り返す」のがおすすめです。
例えば、めちゃくちゃ急いでテキトーに摂ったので品質は何ともですが、以下みたいな感じの事を延々とスムーズに右手が動くまで繰り返すといった感じですな。
もし、余力があるなら、「ダウンから始まるパターン」と「アップから始まる;パターン」の2通りを練習しておくといいですね。
これは単にピッキングを鍛えるというだけでなくて、ダウンから始まるパターンとアップからはじまるパターンでは強調される音域が違うので表現に差が出るからです。
例えば、ダウンから始まる場合は低音弦側から先にヒットするので中低音域が強調される傾向にありますが、アップから始まる場合は高音弦側からヒットするので中高音域が強調される傾向にあると考えられます。
- ピックが先にヒットする弦がもっともピックの持つ運動量を多く受け取れると考えられるため、必然的に大きく振動し音が大きくなると思われる。
このような強調される音域とされない音域との差は微々たるものですが、フレーズ全体で考えるとかなり印象が違って聞こえると思うので、必要に応じてアップから始めるパターンとダウンから始まるパターンのそれぞれ自在に使い分けられるようになっておきたいものです。
ちなみに、私はアップから始まるパターンはめっちゃ苦手でして、ダウンのパターンに比べるとはるかにミスが多いのでただいま修行中です。てことで、一緒に頑張りましょうぞ!
おわりに
この記事は「「ギター初心者向け?」ギターでの半拍三連のコツについて」と題しておおくりしました。
半拍三連とは、「8分音符を三つに分けた音符」であり、速度としてはいわゆる6連符と同等になります。
これを念頭においてから、「アップピッキングはなでるイメージでやる」とか「全部の弦を弾こうとしない」といった事を踏まえてブラッシングの練習から取り掛かると比較的早くコツはつかめそうな気がしますね。
わたしもアップピッキングからスタートするパターンはまだまだ苦手なのでともに精進しましょうぞ。
では!
参考記事等
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