今回は以下の様な方に向けておおくりします。
パイエアーのUZシグネイチャーピックの使用感について気になる人
いろんなピックを試してみたい人
話しのネタが欲しい人等
紅茶党ギタリストで心理カウンセラーのオニギリです。
今回もよろしゅう!!
今回の話題は「「ピックレビュー41」スパイエアーのUZシグネイチャーピック使ってみた」という話です。
今回とり上げるのはスパイエアーのギタリストUZさんのマスター8製シグネイチャーピックになります。
結論から言うと、スパイエアーのUZシグネイチャーピックは
「順アングルの角度によってはピッキングノイズが多く発生するが、弾き心地に関してはかなり良好で速弾きを含むテクニカルなプレイをするのに非常に適したピック」
です。
本ピックが、気になる人はぜひとも自分で試してみて下さいませ。
なお、自分の右手のピッキング速度の限界を超えてみたいのなら、一からあなたがピッキング速度の向上に関する方法論を考えるよりも、一応サンプルは少ないながらも「わたしは自分なりに方法を編み出して、限界速度を大幅に上げた」のでわたしの方法を参考にしてみるのも手だと思います。
右手のピッキング速度が上がれば、速弾きや半拍三連、32分といった高速カッティンングといったテクニカルな演奏技術の習得を行う上でその効率と各技術の精度は格段に上がります。
それなりに、ギターを弾いてきたとかテクニカルなギターに興味があるという人であれば、右手のピッキング速度の向上はもはや自分のギターライフの行く末を左右するレベルの重大課題。
「右手のピッキング速度はギターを楽しみ続ける希望を与えてくれる非常に重要な存在」と言っても言い過ぎではありません。
というのも、ピッキング速度の向上により「自分が練習して弾けない曲は物理的にはほぼ存在しないはずだ」という自信がつきどんな難曲にも心おれず立ち向かっていく事が出来る可能性が高まるからです。
また、速度上限が高ければ高いほど、余裕をもって正確にニュアンス豊かに弾ききることのできるフレーズの幅が増えます。
自分の余裕いっぱいいっぱいの速度では細やかな表現力を発揮するなどまったくもって不可能です。
しかし、多くの場合、我流で練習を重ねても右手のピッキング速度がなかなか上がらないのが現状ではないでしょうか?
実は、わたしも今でこそ、かの元ギネスホルダーのティアゴ=デラベガさんのようにBPM600の16分以上でのピッキング速度が出せるようになっていますが、本格的に速度向上の練習を始めるまではどんなに頑張ってもせいぜいBPM320行くかどうか程度でした。
そこから、いろいろと試行錯誤を重ねて自分なりにピッキング速度を向上させる方法を見つけ実践し今に至ります。
ピッキング速度向上の方法の詳細はノートに書いていますので、「今よりも速いピッキング速度が出力できる右手をを手に入れて、色んな難曲やテクニカルなフレーズに挑戦していきたい」という方はぜひご覧くだされ。
では、ゆるりとおおくりします。
スパイエアーのUZシグネイチャーピックのスペック
まずは、スパイエアーのUZシグネイチャーピックのスペックについて見てみるとしましょう。
形状:ティアドロップ
厚さ:?
材質:?
マスター8ジャパンの公式サイトからスパイエアーのUZシグネイチャーピックの詳細について引用すると以下の通り。
ロックバンドSPYAIRのギタリストUZのシグネチャーモデル。本製品は同素材のD-801現行製品とは異なりピックノイズの少ないラウンドしたエッジ加工を施し現行製品とは別形状のティアドロップをセレクト。MASTER8エンブレムのサンドグリップを両面配置。サンドグリップ表面のラメ加工は業界初の新仕様となっておりデザイン面でも本人の拘りを感じることの出来る1枚となっている。
引用:MASTER 8 JAPAN | UZ [SPYAIR] Signature Model (10pc)
ふむ、説明にある通り、本ピックのデザインはかなりかっこいいですし、サンドグリップも少し触ってみた感じではかなりいい感じです。
そして、今回ざっとネットを調べてみた感じでは、本ピックの材質や厚さについてはわかりませんでした。
ただ、個人的に計測してみ感じでは厚さは約0.8㎜位だと思います。
また材質に関しては、やはりマスター8ジャパン製のピックと言う事で、インフィニックスが使用されているとみるのが自然でしょう。
もちろん、断言はできませんが。わかりませんで
スパイエアーのUZシグネイチャーピックの音の特徴
スパイエアーのUZシグネイチャーピックで弦を弾いた際に出る音の特徴としては、以下のようなものが挙げられます。
・中高音域が非常によく出力される
・低音域成分はかなり抑え目
・ピッキング時のアタック音は控えめでうるさくない
・5、6弦で順アングルの角度をきつめにして弾くとピッキングノイズが多量に出る
本ピックの素材は、インフィニックスですが全体的な音の傾向はカーボンナイロン製のピックボーイハイモジュラスと結構似ている印象です。
ただ、本ピックは、ピックボーイハイモジュラスに比べると低音の出力が弱く音像がすっきりしている点で違います。
なので、重いリフを弾きたい場面ではあんまり適してないかもしれませんね。
そして、5,6弦を角度が急な順アングルで弾くと結構ピッキングノイズが発生するので、ここは少し注意が必要かもしれません。
スパイエアーのUZシグネイチャーピックでの弾き心地等についてはいかに?
スパイエアーのUZシグネイチャーピックでの弾き心地等について感じたことを列挙すると以下の通り。
・弦離れが非常にいい
・高速度帯でのカッティングが非常にスムーズ
・ピッキング時の急加速がスムーズ
・ピック表面にサンドグリップ加工が施されているのもあってグリップがかなり安定する
本ピックの弦離れはかなりいいです。
私が知っている中で今のところ一番弦離れがいいのは、ピックボーイのハイモジュラスですが、本ピックの弦離れの良さはそれに近いレベルですね。
そして、カッティングやピッキングの急加速もスムーズで非常に快適です。
また、ピック表面にサンドグリップ加工がしてあるのもあって、グリップがかなり安定します。
本ピックは、テクニカル系のギタリストにはかなりおすすめです。
スパイエアーのUZシグネイチャーピックはどんなプレイに向いている?
スパイエアーのUZシグネイチャーピックは、
「速弾きを含むテクニカルなプレイに非常に向いている」
と思います。
これまで有名アーティストのシグネイチャー系のピックを何枚かレビューしてきましたが、ここまで弾きやすいシグネイチャー系のピックは初めてですね。
いやあ、さすがマスター8といった感じでしょうか?
ただ、ヘビーなリフを弾きたいといった気持を持っている人には、本ピックの低音抑え目のトーンは物足りないかもしれません。
なので、本ピックをメタル系の楽曲で使うのであれば、あくまでもリードギターを弾く際に使用するのにとどめた方がいいかもしれませんね。
まあ、こういった事は好き嫌いなので、断定はできませんけども。
いずれにせよ、最終的には実際に使ってみて判断してほしい所です。
スパイエアーのUZシグネイチャーピックの評判
では、最後にスパイエアーのUZシグネイチャーピックの評判を見てみたいと思います。
ふむ、、、ピックを手に入れた喜びの声は目立つ一方、具体的な使用感についてのコメントは全く見当たりませんでした。
やはり、こういったピックは、「持っていることに意味がある」とか「当該ピックで弾くことでアーティストと自分を同一化できて気分がいい」というものなんでしょうねえ、、、。
おわりに
この記事は「「ピックレビュー41」スパイエアーのUZシグネイチャーピック使ってみた」と題しておおくりしました。
今回はスパイエアーのギタリストであるUZさんのシぐネイチャーピックを実際に使ってみましたが、かなりの弾きやすさに驚きましたね。
本ピックは、速弾きを含むテクニカルなプレイをするにはかなり最適なピックです。
ただ、出力される音は低音が結構抑え目なので、重いリフを弾かないといけない場面では少々扱いにくいかもしれません。
あと、5.6弦を順アングルで弾く際は、アングルの角度をきつくしすぎないようにした方がノイズ対策になるのでそこは注意です。
気になった人は、実際に使ってみて下さいな。
では!
参考記事等
「ピックレビュー47」ジョンペトルーシのトリニティピック使ってみた
「ピックレビュー56」初音ミクシグネイチャーピックESP PD-Miku05B 使ってみた
「ピックレビュー61」Wedgie(ウェッジ)のナイロン製ティアドロップ使ってみた
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