今回は以下の様な方に向けておおくりします。
- ギター初心者の人
- 話しのネタが欲しい人等
今回の話題は「「ギタード初心者向け」エレキギターのトレモロ奏法のコツについて」という話です。
今回はエレキギターの定番奏法の一つであるトレモロ奏法について、主にギター初心者を対象として内容をお送りしたいと思います。
トレモロ奏法はギターの演奏技術としては基本のキともいえるものですが、極めるととてつもない存在感と破壊力を持つ必殺技となる可能性を秘めているものです。しっかりと、身につけましょう。
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トレモロ奏法とは一体何か?
トレモロ奏法とは、「1つの音を細かく連続して発音する奏法」です。
例えば、「ギターの一弦15フレットを押さえて左手のポジションはそのままに、継続してオルタネイトピッキングをし続ける」といったものがトレモロ奏法の具体例に相当します。
なお、「トレモロ」という言葉の印象から「相当速くピッキングしないとトレモロ奏法とは言えないんでしょ?」と思う人が結構いる気がしますが、「速度の速い遅いはトレモロ奏法の定義にはかかわってきません」。
なので、テンポ90の16分音符で弾こうがテンポ120の16分音符で弾こうがテンポ450の16分音符で弾こうが、全てトレモロ奏法という意味では同じです。
よって、以下は全部トレモロ奏法という意味では同じです。
意外と勘違いしやすいポイントなので押さえておいてくださいませ。
トレモロ奏法のポイントとコツ、練習法
では、ここからはトレモロ奏法を行うにあたってのポイントを確認していきたいと思います。
トレモロ奏法を行う際に気をつけるべき最重要ポイントには、
「ピックを弦にヒットさせる際の速度(音量の大きさを決める要素)や弦に充てるピックの深さが一定である事に気をつける」
と言うものがありますね。
いわゆる「音の粒がそろっている」、「音が均一」といった状態を実現するためには、このポイントをきちんと意識する必要があります。
トレモロ奏法を行うときは、「音が均一」になるようにするために「ピックの深さを一定にする」ようきをつけよう
なお、よく「トレモロピッキングのコツ」として脱力が強調されることがよくありますが、これは厳密には間違いです。正確には、脱力というよりは「力の入れ方やそのコントロール」なんですね。
そこで、「どうやって力をコントロールするのか」とか「そもそもどうやったら力の入れ方が上手になるのか」といった事が問題になります。
ここについての詳しい話は、わたしがピッキング速度をギネス級レベルにまで上げた練習法を参考にしてほしいですが、一つ言えることは、かのモンスターギタリストであるショーンレインさんの提案した「自分の限界速度を超えるように練習する」という方法が重要だと言う事。
トレモロピッキングにおいて、重要なのは「脱力」というよりは「力のコントロール」の意識である。
出来る範囲内の速度で練習しているだけでは、一向に早くも正確にもできるようにはならないのです。
こんな感じでトレモロ奏法自体は非常にシンプルな技術ですが極めようとするとかなり奥が深いものです。ただ、トレモロ奏法の練習は非常にシンプルです。
なんせ、トレモロ奏法の練習方法は、2弦や3弦といった任意の弦を選んで、任意のフレット(例えば12フレット)を押さえたまま連続してピッキングするだけなのですから。
慣れてきたら、右手のピッキングを同速度で継続したまま左手を横方向へとスライドさせてみるのもいい練習となりますね。
トレモロ奏法の練習方法は、2弦や3弦といった任意の弦を選び任意のフレット(例えば12フレット)を押さえたまま連続してピッキングするだけと非常にシンプル。音が均一になるよう気を付けよう。
オクターブ奏法にトレモロ奏法を応用してみよう!
単音でのトレモロ奏法やトレモロ奏法をしつつ横方向に移動できるようになってきたら、オクターブ奏法とトレモロ奏法を組み合わせてみるといいでしょう。
オクターブ奏法の詳しい解説は別気に譲るとして、ここでは「実践することを優先」しましょう。
※オクターブ奏法とは、ざっくり言うと「ルート音と1オクターブ上の音を同時に弾く演奏方法」の事、詳しくはリンクから。
ということで、以下のタブ符を見て下さいませませ。
特にリズムは気にしなくていいので、このタブ符のそれぞれの拍の音をトレモロで弾き練習をし、慣れて来たらそれぞれの音をスライドさせてつなぎながら演奏してみて下さいな。
そもそも、オルタネイトピッキングの基礎を習得する段階である程度コードカッティングについて練習をしているはずなので、それほどオクターブ奏法にトレモロ奏法を適用するのは難しくないはずです。
ただ、それでも苦戦するという人に関しては、今一度当ブログのオルタネイトピッキングに関する記事の要点を押さえなおすといいでしょう。
ちなみに、上掲のフレーズでは「カッティングと同様に手は浮かせたまま」が基本ですのでそれは要注意です。
おわりに
この記事は「「ギタード初心者向け」エレキギターのトレモロ奏法のコツについて」と題しておおくりしました。
今回はギター初心者向けにトレモロ奏法についてコツや練習法について紹介してみた次第。
トレモロ奏法はエレキギターの定番中の定番の奏法そですが、極めればかなりインパクトのある奏法ですのでぜひとも身に着けてみて下さいな。
では!
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