今回は以下の様な方に向けておおくりします。
アイバニーズのポールギルバートシグネイチャーピックの使用感について気になる人
いろんなピックを試してみたい人
話しのネタが欲しい人等
紅茶党ギタリストで心理カウンセラーのオニギリです。
今回もよろしゅう!!
今回の話題は「|ピックレビュー29|ポールギルバートシグネイチャーピック使ってみた」という話です。
今回レビューしていくのはアイバニーズのポールギルバートシグネイチャーピックになります。
結論から言うと、アイバニーズのポールギルバートシグネイチャーピックは
「弾き心地に関しては間違いなくテクニカルプレイに向いているが、サウンドは低音域成分が控えめでやや特徴的」
です。
おそらく、本ピックは、速弾きを多用するプレイスタイルの人には向いているはずですね。
なお、自分の右手のピッキング速度の限界を超えてみたいのなら、一からあなたがピッキング速度の向上に関する方法論を考えるよりも、一応サンプルは少ないながらも「わたしは自分なりに方法を編み出して、限界速度を大幅に上げた」のでわたしの方法を参考にしてみるのも手だと思います。
右手のピッキング速度が上がれば、速弾きや半拍三連、32分といった高速カッティンングといったテクニカルな演奏技術の習得を行う上でその効率と各技術の精度は格段に上がります。
それなりに、ギターを弾いてきたとかテクニカルなギターに興味があるという人であれば、右手のピッキング速度の向上はもはや自分のギターライフの行く末を左右するレベルの重大課題。
「右手のピッキング速度はギターを楽しみ続ける希望を与えてくれる非常に重要な存在」と言っても言い過ぎではありません。
というのも、ピッキング速度の向上により「自分が練習して弾けない曲は物理的にはほぼ存在しないはずだ」という自信がつきどんな難曲にも心おれず立ち向かっていく事が出来る可能性が高まるからです。
また、速度上限が高ければ高いほど、余裕をもって正確にニュアンス豊かに弾ききることのできるフレーズの幅が増えます。
自分の余裕いっぱいいっぱいの速度では細やかな表現力を発揮するなどまったくもって不可能です。
しかし、多くの場合、我流で練習を重ねても右手のピッキング速度がなかなか上がらないのが現状ではないでしょうか?
実は、わたしも今でこそ、かの元ギネスホルダーのティアゴ=デラベガさんのようにBPM600の16分以上でのピッキング速度が出せるようになっていますが、本格的に速度向上の練習を始めるまではどんなに頑張ってもせいぜいBPM320行くかどうか程度でした。
そこから、いろいろと試行錯誤を重ねて自分なりにピッキング速度を向上させる方法を見つけ実践し今に至ります。
ピッキング速度向上の方法の詳細はノートに書いていますので、「今よりも速いピッキング速度が出力できる右手をを手に入れて、色んな難曲やテクニカルなフレーズに挑戦していきたい」という方はぜひご覧くだされ。
では、ゆるりとおおくりします。
ポールギルバートシグネイチャーピックのスペック
まずは、ポールギルバートシグネイチャーピックのスペックについて見てみるとしましょう。
形状:Short Teardrop Shape
材質: ポリ塩化ビニル(PVC)
厚さ:1.0㎜
ここでマニアックな人は、ピックの材質に目が行くでしょう。
なにせ、ポリ塩化ビニール製のピックは、ギターのピックガードなどに採用されることが多い素材ですが、ピックに採用されるケースはほとんどありません。
正直、ポリ塩化ビニール製のピックに関しては、ググっても今回のポールギルバートシグネイチャーピックくらいしか中々ヒットしないレベルで少ないです。
※ポリ塩化ビニールは、一般的にはピックに使用されないが、オリジナルピックを制作する際にはよく採用される。
ポリ塩化ビニールは、材質としては硬めなので、それがどのように音や弾き心地に反映されるのか気になるところですねえ。
個人的には、ピックボーイハイモジュラスに採用されている「カーボンナイロン」に近い音がするのではないかと思っていますが、、、さてどうなのでしょうか?
ポールギルバートシグネイチャーピックの音の特徴
ポールギルバートシグネイチャーピックで弦を弾いた際に出る音の特徴としては、以下のようなものが挙げられます。
・中高音域成分がよく出る
・低音域成分は控えめ
・ピッキングの際のアタック音は比較的控えめ
・音はほどほどに丸い
ポールギルバートシグネイチャーピックは、中高音域成分の出力が多めであり以前レビューしたピックボーハイモジュラスに近いレベルで出ている印象です。
しかし、低音域成分はあまり出力されず、比較的丸みのある音をしているように感じます。
おそらく、この音の丸みは材質に由来するものと推測しています。
ポールギルバートシグネイチャーピックのサウンドは結構特徴的ですねえ。
ポールギルバートシグネイチャーピックでの弾き心地等についてはいかに?
ポールギルバートシグネイチャーピックでの弾き心地等について感じたことを列挙すると以下の通り。
・弦離れが良好
・ピッキングの急加速がしやすい
・高速度帯の32分カッティングがやりやすい
・グリップは比較的安定する
ポールギルバートシグネイチャーピックは、かなり弦離れがよく高速度帯の32分カッティングがやりやすい印象です。
さすが、ポールギルバートさんって感じでしょうか。
そして、先端がある程度とがっているのでピッキングの急加速もしやすいですね。
また、ピックの表面はそこそこ滑りにくいので、比較的グリップは安定します。
ポールギルバートシグネイチャーピックはどんなプレイに向いている?
ポールギルバートシグネイチャーピックは、
「テクニカルプレイと非常に親和性が高い」
といっていいでしょう。
上述した通り、本ピックは弦離れに優れており高速度帯でのカッティングもしやすくグリップも安定しやすいので、速弾きを含むテクニカルなプレイをするギタリストにとってかなり向いています。
ただし、サウンド面では低音がかなり控えめなので、この点はかなり特徴的です。
人によっては、少しこのサウンド面での特徴が気になってしまうかもしれません。
まずは、自分で弾いてみて自分に合うかどうかを確かめるのがいいと思います。
ポールギルバートシグネイチャーピックの評判
では、最後にポールギルバートシグネイチャーピックの評判を見てみたいと思います。
ふむ、やはり本ピックは結構使いやすいようですな。
テクニカルなプレイをすることが多いギタリストは、一度は使ってみるといいと思う次第。
おわりに
この記事は「|ピックレビュー29|ポールギルバートシグネイチャーピック使ってみた」と題しておおくりしました。
ポールギルバートシグネイチャーピックは、ポールギルバートさんのシぐネイチャーモデルというだけあって大分弾きやすいです。
ただ、サウンド面は低音が控えめでやや個性的なので、もしかしたら好き嫌いが分かれるかもしれません。
サウンドの好き嫌いに関しては、自分で使ってみて判断するしかないので気になったのなら、実際に使ってみて下さいな。
では!
参考記事等
|ピックレビュー30|ghsストリングスのティアドロップ使ってみた
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