今回は以下の様な方に向けておおくりします。
ゼロフレットとは一体どこの事なのかについて気になる人
ギター初心者の方
話しのネタが欲しい人
紅茶党ギタリストで心理カウンセラーのオニギリです。
今回もよろしゅう!!
今回の話題は「ギターのゼロフレットって何よ?どこ押さえればいいの??」という話です。
今回はたまたま「ギターにはゼロフレットが存在するらしいぞ」といううわさ話を聞いたので、あえて記事にしてみることにしました。
ギター経験者であれば、誰しも「ゼロフレット」と聞けば、「あー、はいはい、ゼロフレットね。要は開放弦の事でしょ?」と思うはずです。
ところが、実は「ゼロフレットは概念的にではなく物理的に存在していた」のですよ。
今回はゼロフレットについてちょっと突っ込んだ雑学的な回です。
他人と話すときのちょっとした小ネタにはなるでしょう。
なお、ギター教室に通うべきか迷っている人は「ギター教室に通うべき人の特徴」の記事が参考になるかと。特に、「オンラインで全部完結させたい!」という人にはオンラインレッスンのパイオニアであるTHE POCKETがおすすめです。
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タブ符で「0」を見かけたらそれは開放弦の事である
一応、確認ですが、一般にタブ符上で「0」と記載された場合は、「開放弦を弾きなさい」という意味です。
通常、現代のギターは「1フレットから始まっている」ので、「ゼロフレット」と言われたら開放弦、つまり「指定された弦上のどこのフレットも押さえずに当該弦を弾く」しかないわけですな。
ただ、当たり前ながら、「弦上のどのフレットも押さえずに弾く」からと言って、「弾く弦以外の弦をミュートしなくてもいい」とは限りませんよね。
当たり前ですが、この点は要注意です。
※例えば、タブ符上ミュートの指定が特にないが実際には余弦をミュートしないといけないものとして、単音カッティングがある。
ゼロフレットは実際に存在する!
さて、ここまでの話は「もう、ギタリストなら当たり前でいまさら言う事ですらない話し」なわけですが、ここからが本題です。
先ほど、「現代のギターは「1フレットから始まっている」」と言いましたが、勘のいいあなたは、「ん?現代のギターは?、、、てことは昔のギターは違ったのか?」なんて思ったことでしょう。
はい、大正解です!!
今でこそ「ゼロフレット」と言えば開放弦の事を指しますが、1960年台〜1970年台頃のギターには文字通り「ゼロ番目のフレット」が存在しておりました。
以下のツイートン画像を見ると分かりやすいです。
上掲のツイートを投稿された方のギターには、一フレットとネックとの間にほんの数ミリレベルのフレットの様なものが存在していますよね。
これがゼロフレットです!!
こんな実務レベルでは到底使えそうもないレベルの狭いフレットが存在する理由には、「当時のナットの品質が低くすぐにすり減ることが多かった事」にあるといいます。
一応、念のために「ナット??ナットてどこやねん!」て方がいるかもしれないので、ナットとはどの部分化について少し触れておきますがナットとは下図の部位の事です。
なお、ゼロフレットの採用には以下のようなメリットがあるといいます。
弦に触れる素材の違いによって生じる微妙な音色の差を減るので、開放弦と押弦時の音色の差が縮まる
※これがゼロフレットを採用する最大のメリットとされる。
音程の精度が向上する
弦高を低くできる
サステインの向上
次に、ゼロフレット使用のデメリットについてですが、「ゼロフレット部分でのフレットの減りが早い事」が挙げられます。
ゼロフレットは、ほかのフレットとは違って常に弦を支えているので、フレットの減りが速くなってしまうんです。
ちなみに、最近では「一部でゼロフレットを採用しているギターが復活している」なんて話があるようです。
「ゼロフレットのギターってどんな音がするんじゃ?」と、気になる人は、ゼロフレット採用ギターを探してみるのもいいと思います。
どうしてもゼロフレットにしたいなら、ゼロフレットシステムを買って改造するといい
ゼロフレットのギターを探すとなると、大体はヴィンテージものの高価なギターを買うことになって、「そんな予算はないんじゃあ!!」みたいな話になりがちだと思います。
もし、「ギターの改造なんてお手のものやで!」という手先の器用さに自信がある人や「ギター改造するのって楽しい!」という改造マニア?の人はもちろん、ゼロフレットの音色が気になる好奇心旺盛な人は、楽天で簡単にゼロフレットに改造できる「Zero Glide Nut System」という商品が販売されているので、それを使って自分のギターをゼロフレットに改造するといいです。
ただ上述したように、ゼロフレットにするとゼロフレット部分のフレットの消耗が激しいので、それは要注意ですよね。
多分、ステンレスフレットでも相当消耗するでしょうから、、、、そこは心配です。
おわりに
この記事は「ギターのゼロフレットって何よ?どこ押さえればいいの??」と題しておおくりしました。
今回はギターのゼロフレットについて調べてみましたが、現代と昔ではギターの構造が結構違うんですねえ。
非常に興味深いですな。
ギターって奥が深いと改めて思った次第。
では!
参考記事等
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