今回は以下のような方に向けておおくりします。
・おいしいミルクティーを入れたい人
・ミルクティーの作り方で迷っている人
オニギリス!
紅茶党ギタリストで心理カウンセラーのオニギリです。
今回もよろしゅう!!
今回の話題は「「おいしいミルクティーのいれ方」ミルクティーはどういれたらいい?」という話です。
今回は前回の「紅茶を入れる時気をつけるべきルールとポイント」の続きですね。
今回は「おいしいミルクティーの入れ方」について紹介したいと思いマウス。
今回の記事は成美堂出版の「紅茶の大事典」を参考にしています。
では、ゆるりとおおくりします。
クスミティーは創業150年を誇るフランスを代表する老舗ティーブランド。そのレシピは独創的でそのフレーバーはモダンで革新的。クスミティーは以下の様な方にお勧め。
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また、茶葉の入っている缶は、可愛らしくも気品あふれておりインテリアや贈り物にも最適。ぜひ、フレイバーティーの本場フランスの本物の気品ある味に触れてみて下さい。
ミルクティーをつくる上でのポイントと豆知識
ミルクティーの場合は、「ストレートティーの場合よりも濃い目に入れる事」が大事です。
茶葉の量を増やすか抽出時間を増やして対処しましょう。
なお、紅茶に入れるミルクは市販のもので、分量は一般的にはスプーンに2~3杯ほどだといいます。
ミルクの量が多すぎると、ミルクの風味に紅茶の風味が邪魔されてしまうからこの量なんだとか。
ただこれはあくまで原則論の話です。
個人的に満足できればいいだけなら、牛乳1に対して紅茶2の割合とかでも全然いいでしょう。
実際、わたしも結構ミルクは多めに入れるので原則論は知ってるけどあんまり守っていません。
牛乳に関しては個人的に白バラ牛乳がおすすめですねえ。
そして、これが重要ですが「牛乳は常温で使用するように」しましょうね。
とにかく、紅茶は「温度管理が命!!」と覚えておけばいいですな。
ちなみに、ミルクティーを作る際に結構な人が気になる問題に、「ミルクは先に入れるべきなのか後に入れるべきなのか?」というものがあると思います。
この論争については正直「各自のお好みでいい」そうです。
ただ、今回参考にしている『紅茶の大事典』では「科学的には先に入れた方がいい」と記述されています。
ちなみに、わたしも先に入れる派です。
ま、気分で後にいれたりもしますが、まあ先に入れる派だと思います。
ただ、人に振るまうときは絶対にミルクは後ですな。
当たり前ですが、相手がどれくらいミルクを入れてほしいかなんて分かりませんからね。
私は大体自分の好きな分量が分かっているので、先にミルクをいれがちってことです。
※ミルクを先に入れる事をミルクインファースト(mif)、ミルクを後に入れる事をいミルクインアフター(mia)という。
ただ、これをそのまま受け取っていいものかは少し問題です。
どうも調べてみたところ、この根拠は英国王立化学協会が公開したとされる『一杯の完璧な紅茶の入れ方』というプレスリリースのようです。
で、これだけなら「へー、じゃあもう先に入れればいいんじゃん!決定だね!」と思うのですが、、、、実はこの話には続きがあります。
なんと、このプレスリリースはイギリス人的なジョークだという説があるからです。
具体的に言うと、このプレスリリースは『1984』で有名な作家のジョージ=オーウェルさんの生誕100 周年を記念して、英国王立科学協会が彼のエッセイ『a nice cup of tea』になぞらえてかましたジョークだという説があるんですね。
どうもこのプレスリリースの原文にはデータ等の科学的根拠などは示されておらず、文中にジョークとしか思えない表現があるんだそう。
事実、このプレスリリースはすでに英国王立科学協会の公式サイトから消えているそうな、、、。
んー、欧米人のジョークは日本の比ではないって思い知らされますなあ、、、。
本当キッツいわあ。
まさに真面目に不真面目ってやつだな。
この説の詳細は以下の記事にあるので気になる人はご一読を。
参考
完璧な紅茶の淹れ方:王立化学協会のプレスリリース
これ見ると、あとにしたほうがいいのかな?って気がしますなあ。
後にしてみるか、、、、。
ティーウィズミルクの入れ方(カップ)
では、いよいよミルクティーの具体的ないれ方について見ていきましょう。
※英語圏ではミルクティとは呼ばず、tea with milkとよぶのでここではティーウィズミルクと表記している。
ミルクティーの入れ方は以下の通り。
1、茶葉を入れる
温めておいたポットへ茶葉をはかって投入。
ストレートティーよりも茶葉をやや多めに入れる事がポイント。
※ストレートの場合、茶葉の目安は一杯分(150~160ml)あたり2,5~3g。
↓
2、お湯をそそぐ
マットをしいたら、ふっとう直後のお湯を勢いよくポットへ素早くそそぐ。
※お湯は5円玉代の気泡がぶくぶく出るまでわかす。
その際、ヤカンをポットのそばへもっていき熱が失われるのを防止できる。
↓
3、茶葉をむらす
すぐにふたをしティーコジ―をかぶせてむらす。
ストレートティーよりもやや長めに蒸らすと濃くなる。
※ストレートティーの場合のむらし目安は、細かい茶葉なら2~3分、大きい茶葉なら3~4分ほど。
↓
4、ポットへそそぐ
茶こしを用いて事前に温めておいた別のポットへそそぐ。
最後の一滴(ゴールデンドロップ」までしっかりとそそぎきるのがポイント。
※ティーポットはステンレス製の方が抽出力が強く濃いめの紅茶に仕上がるという。ミルクティーを作る際にはステンレス製のポットを使いたいところである。
↓
5、カップの9分目までそそぐ
カップの9分目まで紅茶を注いでおくとミルクと混ざってもぬるくなりにくい。
補足:カップに熱湯をそそぎ1~2分放置してカップを温めておくのがポイント。とにかく温度管理の徹底!
↓
6、ミルクをそそぐ
クリーミーなブラウン色になるまでミルクをそそぐ。
牛乳は常温で使うようにする。
ロイヤルミルクティーの入れ方(手鍋)
では、次に手鍋を使ったミルクティーの作り方です。
ちなみに、「ロイヤルミルクティー」とは和製英語です。
イギリスではロイヤルミルクティーの事は「シチュードティー(Stewed Tea)」と呼ばれる模様。
ロイヤルミルクティーの起源について詳しくは以下参照。
ロイヤルミルクティーの定義は特にないようですが、今回参考にしている『紅茶の大事典』によれば「液量の20%以上」であればロイヤルミルクティーとしていいようですね。
ロイヤルミルクティーを作る際には、以下の2点に注意です。
・牛乳に乾いた茶葉を入れない
あらかじめ茶葉を別の容器で湯に浸して茶葉を開かせておくといい。
・ふっとうさせない
茶葉をにこむとエグみがでてくるので沸騰させてはいけない。
では、具体的にロイヤルミルクティーの作り方について見ていきましょう。
1、水とミルクを加熱
手鍋に水と牛乳を入れて加熱する。
カップ一杯分の目安は170ml程度ゆえ、それぞれ杯数分の2分の一程度でよい。
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2、茶葉を湯に浸しておく
耐熱容器に茶葉を一杯3gを目安にして投入し、熱湯のかける。
茶葉がなじんで茶葉が開くまで浸しておく。
※乾燥した茶葉を牛乳に浸すと牛乳に含まれるタンパク質であるカゼインが茶葉をコーティングしてしまう。このコーティングは茶液の抽出が妨げるので問題である。
↓
3、茶葉を入れる
温度を均等にするために時々かき混ぜる。
ふっとう直前に、泡が全体に出てきたら火を止めて浸しておいた茶葉を投入する。
↓
4、軽くかき混ぜる
なじませるようかき混ぜる。
茶葉を煮込むと苦見やエグみがでたり、牛乳独特の香りが出過ぎて紅茶の風味が損なわれてしまうため注意。
5、やや長めにむらす
マットをしいて、ふたをしてむらす。
牛乳との風味とのバランスを取るために、紅茶の香味をしっかり抽出する必要があるので、むらし時間はストレートティーよりも長めにとる。
↓
6、ポットにそそぐ
十分にむらしたら、茶こしを使って直接カップにそそいでもよいのだが、人数が多い場合は温めておいた別のポットにそそぐといい。
↓
7、カップにそそぐ
好みで甘味を加えるとコクがさらに出る。
牛乳と水の割合なども各自試してみるといい。
おわりに
この記事は「「おいしいミルクティーのいれ方」ミルクティーはどういれたらいい?」と題しておおくりしました。
今回はストレートティーの入れ方について「ティーポットを使ったいれ方」と「手鍋を使ったいれ方」について紹介した次第。
あとは各自必要に応じて、「ストレートティーの入れ方」や「アイスティーのいれ方」、「ティーバッグを使った紅茶のいれ方」、「ハーブティーのいれ方」に飛んでくださいな。
それではよいティータイムを。
では!
参考
完璧な紅茶の淹れ方:王立化学協会のプレスリリース
参考記事等
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