今回は以下の様な方に向けておおくりします。
いろんなピックを試してみたい人
話しのネタが欲しい人等
いろんなピックを試してみたい人
話しのネタが欲しい人等
紅茶党ギタリストで心理カウンセラーのオニギリです。
今回もよろしゅう!!
今回の話題は「「ピックレビュー76」「Plastic Tree」の有村 竜太朗モデル使ってみた」という話です。
今回取り上げるのはESPの有村 竜太朗モデルピックになります。
有村竜太郎さんと言えば、ヴィジュアル系ロックバンド「Plastic Tree」のボーカルであり、ヴィジュアル系バンド界の大御所的存在です。
そんな有村さんのシグネイチャーピックがどんなサウンドで弾き心地をしているのか気になる人もいると思いますので、今回はきちんとサウンドと弾き心地についてみていきたいと思う次第。
まず結論から言うと、ESPの有村 竜太朗モデルピックは、
「軽快でシャープな音でカッティングをしたい人に向ているピック」
です。
気になった人はぜひとも使ってみて下さいませませ。
なお、自分の右手のピッキング速度の限界を超えてみたいのなら、一からあなたがピッキング速度の向上に関する方法論を考えるよりも、一応サンプルは少ないながらも「わたしは自分なりに方法を編み出して、限界速度を大幅に上げた」のでわたしの方法を参考にしてみるのも手だと思います。
右手のピッキング速度が上がれば、速弾きや半拍三連、32分といった高速カッティンングといったテクニカルな演奏技術の習得を行う上でその効率と各技術の精度は格段に上がります。
それなりに、ギターを弾いてきたとかテクニカルなギターに興味があるという人であれば、右手のピッキング速度の向上はもはや自分のギターライフの行く末を左右するレベルの重大課題。
「右手のピッキング速度はギターを楽しみ続ける希望を与えてくれる非常に重要な存在」と言っても言い過ぎではありません。
というのも、ピッキング速度の向上により「自分が練習して弾けない曲は物理的にはほぼ存在しないはずだ」という自信がつきどんな難曲にも心おれず立ち向かっていく事が出来る可能性が高まるからです。
また、速度上限が高ければ高いほど、余裕をもって正確にニュアンス豊かに弾ききることのできるフレーズの幅が増えます。
自分の余裕いっぱいいっぱいの速度では細やかな表現力を発揮するなどまったくもって不可能です。
しかし、多くの場合、我流で練習を重ねても右手のピッキング速度がなかなか上がらないのが現状ではないでしょうか?
実は、わたしも今でこそ、かの元ギネスホルダーのティアゴ=デラベガさんのようにBPM600の16分以上でのピッキング速度が出せるようになっていますが、本格的に速度向上の練習を始めるまではどんなに頑張ってもせいぜいBPM320行くかどうか程度でした。
そこから、いろいろと試行錯誤を重ねて自分なりにピッキング速度を向上させる方法を見つけ実践し今に至ります。
ピッキング速度向上の方法の詳細はノートに書いていますので、「今よりも速いピッキング速度が出力できる右手をを手に入れて、色んな難曲やテクニカルなフレーズに挑戦していきたい」という方はぜひご覧くだされ。
では、ゆるりとおおくりします。
ESPの有村 竜太朗モデルピックのスペック
まずは、ESPの有村 竜太朗モデルピックのスペックについて見てみるとしましょう。
形状:トライアングル型
厚さ:0.6㎜
材質:ポリアセタール
ふむ、0.6㎜とはまた非常に薄いですよねえ。
弦離れの良さに大分左右されるところがありますが、薄いピックはよくしなるのでそこが操作性にどう影響を与えるのかが気になります。
ちなみに、今回のシグネイチャーピックのモデルとなっているアーテイストである有村 竜太朗さんについてですが、冒頭でも言及した通り、有村 竜太朗さんはヴィジュアル系バンド「Plastic Tree」のボーカル兼ギターです。
Plastic Tree(プラスティック トゥリー)とは、1993年にボーカルの有村竜太朗さんとベースの長谷川正さんを中心として結成されたロックバンド。
Plastic Treeは、1997年にメジャーデビューし、ドラム担当メンバーの脱退や加入などを経て現在は4人組で活動しているとの事。
参考
ESPの有村 竜太朗モデルピックの音の特徴
ESPの有村 竜太朗モデルピックで弦を弾いた際に出る音の特徴としては、以下のようなものが挙げられます。
・低音域成分は大分控えめ
・中高音域成分(特に中音域)が多め
・音全体がシャープでヌケがいい
・ピッキングノイズはかなり多め(特に4~6弦)
・アタック音は大分強い
本ピックは低音域成分が少なくその一方で中高音域、特に中音域成分の出力が多いシャープでヌケのいいサウンドをしています。
なので、少しだけ悪い言い方をすれば「比較的音が軽い」とは言えますかね。
そして、ピッキングノイズとアタック音はともに大分強めであり4~6弦においては相当強烈なノイズを発します。
結構、クセの強い音ですよねえ。
ESPの有村 竜太朗モデルピックでの弾き心地等についてはいかに?
ESPの有村 竜太朗モデルピックでの弾き心地等について感じたことを列挙すると以下の通り。
・ピッキングの際の急加速はスムーズだが、ややコントロールが難しい
・高速度帯でのカッティングはスムーズ(ただ、しなりは少し問題)
・ピック表面には、適度なサンド加工によるザラザラがありグリップが安定する
・弦離れは良好
本ピックの弦離れもピッキングの急加速もともに、基本的に良好ですが、本ピックはよくしなるのでどちらも細かなコントロールが難しい印象です。
ただ、よくしなるおかげで高速度帯でのカッティングもスムーズですね。
なお、本ピックの表面には、サンド加工がほどこされているので大分グリップが安定するのでここもいい所ですねえ。
ESPの有村 竜太朗モデルピックはどんなプレイに向いている?
ESPの有村 竜太朗モデルピックは、
「軽快でシャープな音でカッティングをしたい人に向ているピック」
です。
本ピックは、基本的に弦離れもピッキングの急加速も良好ですが、ピックのしなりが大分強いのでここが弦離れや急加速のスムーズさを少し邪魔している印象。
しかし、しなりの良さがカッティングをスムーズにさせている印象ですね。
そのため、「シャープな音でカッティングをしたい」という人には、おすすめな気がします。
もっとも、32分カッティングのような高速カッティングをしようという話になると、ここでも本ピックのしなりの強さが問題になりますね。
しなりが強すぎると、早く弾きにくいんですよねえ。
まあ、硬いと今度はそれはそれで難しくなるんですがね。
ESPの有村 竜太朗モデルピックの評判
では、最後にESPの有村 竜太朗モデルピックの評判を見てみたいと思います。
まずは、ツイッターを見てみましょう。
ふむ、やはり本ピックに買えてカッティングがやりやすくなったと感じている人がいるみたいですな。
では、次にサウンドハウスを見てみると以下のような意見がある模様。
両面とも滑り止め加工されているが月の模様が親指にフィットして弾きやすい
ふむ、わたしの実際に使った見て思ったことですが、やはりグリップが安定するとピックの軌道が安定するので大分弾きやすくなりますよねえ。
納得ですわ。
おわりに
この記事は「「ピックレビュー76」「Plastic Tree」の有村 竜太朗モデル使ってみた」と題しておおくりしました。
今回はESPの有村 竜太朗モデルピックを使ったみた次第。
本ピックは、サウンドは低音抑え気味であり人によっては薄っぺらい音と感じそうですが、操作性に関しては結構良好でしょう。
ただ、ピックの厚さが0.6㎜であり薄く大分しなるので、これが操作性を若干障害しています。
ただ、「よほど高速度帯で運用する」つもりでなければ、問題がない気がする模様。
気になる人は実際に使ってみて下さいな。
では!
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