今回は以下の様な方に向けておおくりします。
いろんなピックを試してみたい人
アイバニーズのコポリエステル製ピックCP16XH-P7の使用感が気になる人
話しのネタが欲しい人等
紅茶党ギタリストで心理カウンセラーのオニギリです。
今回もよろしゅう!!
今回の話題は「「ピックレビュー81」アイバニーズのコポリエステル製ピックCP16XH-P7使ってみた」という話です。
今回取り上げるのはアイバニーズのコポリエステル製ピックCP16XH-P7になります。
まず結論から言うと、アイバニーズのCP16XH-P7は、
「弦離れが非常に良くテクニカル系のプレイに非常に適性のあるピック」
です。
気になるい人は実際に使ってみて下さいませ。
なお、自分の右手のピッキング速度の限界を超えてみたいのなら、一からあなたがピッキング速度の向上に関する方法論を考えるよりも、一応サンプルは少ないながらも「わたしは自分なりに方法を編み出して、限界速度を大幅に上げた」のでわたしの方法を参考にしてみるのも手だと思います。
右手のピッキング速度が上がれば、速弾きや半拍三連、32分といった高速カッティンングといったテクニカルな演奏技術の習得を行う上でその効率と各技術の精度は格段に上がります。
それなりに、ギターを弾いてきたとかテクニカルなギターに興味があるという人であれば、右手のピッキング速度の向上はもはや自分のギターライフの行く末を左右するレベルの重大課題。
「右手のピッキング速度はギターを楽しみ続ける希望を与えてくれる非常に重要な存在」と言っても言い過ぎではありません。
というのも、ピッキング速度の向上により「自分が練習して弾けない曲は物理的にはほぼ存在しないはずだ」という自信がつきどんな難曲にも心おれず立ち向かっていく事が出来る可能性が高まるからです。
また、速度上限が高ければ高いほど、余裕をもって正確にニュアンス豊かに弾ききることのできるフレーズの幅が増えます。
自分の余裕いっぱいいっぱいの速度では細やかな表現力を発揮するなどまったくもって不可能です。
しかし、多くの場合、我流で練習を重ねても右手のピッキング速度がなかなか上がらないのが現状ではないでしょうか?
実は、わたしも今でこそ、かの元ギネスホルダーのティアゴ=デラベガさんのようにBPM600の16分以上でのピッキング速度が出せるようになっていますが、本格的に速度向上の練習を始めるまではどんなに頑張ってもせいぜいBPM320行くかどうか程度でした。
そこから、いろいろと試行錯誤を重ねて自分なりにピッキング速度を向上させる方法を見つけ実践し今に至ります。
ピッキング速度向上の方法の詳細はノートに書いていますので、「今よりも速いピッキング速度が出力できる右手をを手に入れて、色んな難曲やテクニカルなフレーズに挑戦していきたい」という方はぜひご覧くだされ。
では、ゆるりとおおくりします。
アイバニーズのCP16XH-P7のスペック
まずは、アイバニーズのCP16XH-P7のスペックについて見てみるとしましょう。
形状:ティアドロップ
厚み:1.2㎜
材質:コポリエステル
以前もコポリエステル製のピックについてはレビューしましたが、今回のピックは同じコポリステル製ですが表面のコーティングはかなり違う印象。
以前のフェンダーのピックのレビューの際にも触れた通り、同じ素材のピックであってもそのサウンドや弾き心地には大分差が出るものです。
おそらく、今回もそんな風な違いが発見できる界だと思います。
では、実際に使ってみるとしましょうか!
アイバニーズのCP16XH-P7の音の特徴
で弦を弾いた際に出る音の特徴としては、以下のようなものが挙げられます。
・ 低音~高音域までが満遍なくよくでる(特に高音は強い)
・音は全体的に非常にシャープでクリア
・アタック音は極めて強い
・ピッキングノイズは少なめ
・ピックの裏と表でサウンドが微妙に違う
本ピックで出力される音は、全体的にシャープかつ非常にクリアでピッキングノイズは大分少なめといったかなりスッキリとしたものになっています。
ただ、アタック音は極めて強いです。
全体的なサウンド傾向としては、ピックボーイの枚モジュラスに大分近いものがありますが、高音域の出力に関しては本ピックの方が本当に若干ではありますが上といった印象。
人によっては、高音が強くて、キンキンしてうるさいかもしれませんなあ。
ただ、本ピックは、ピックの表面と裏側では出力される音に微妙に違いがあるのが非常にユニークです。
仮に、ピック表面を「つるつるしている側」だとしている場合、表側の方がやや低音抑え目である一方で裏面は少し低音と中音域が強めになるといった感じでしょうか。
アイバニーズのCP16XH-P7での弾き心地等についてはいかに?
アイバニーズのCP16XH-P7での弾き心地等について感じたことを列挙すると以下の通り。
・弦離れは大分優秀だが、多少の引っ掛かりを感じる
・ピック表面は比較的滑りやすいので少しグリップが不安定
・ピッキングの急加速はかなり容易
・高速度帯でのカッティングは大分スムーズだが、先端が鋭利すぎるのもあってか少し引っかかる感じがある
本ピックの弦離れは大分優秀でピッキングの急加速と高速度帯でのカッティングのいずれもスムーズです。
全体的に操作性に非常に優れたピックと言えますね。
とはいえ、その先端の鋭利さと材質の特性などのせいか多少の引っ掛かりがあるのは少し気になります。
そのため、弦離れがトップクラスにいいと感じるハイモジュラスと比べたら少し劣りますね。
また、ピック表面がやや滑りやすいのも問題ではあります。
手汗が多い人にはあまりお勧めできないピックでしょうなあ。
アイバニーズのCP16XH-P7はどんなプレイに向いている?
アイバニーズのCP16XH-P7は、
「弦離れが非常に良くテクニカル系のプレイに非常に適性のあるピック」
です。
本ピックの操作性は、先端の鋭利さや材質の特性等によって若干のロスがあるとはいえ総じて高いですよね。
しかし、サウンド面はかなりシャープで高音が強いというかなり特徴的なものゆえ、汎用性が高いとはなかなかいいがたいものがあります。
そのため、ジャズやフュージョンといった一般に丸みのある音が好まれるジャンルでの運用は難しそうですね。
もっとも、イコライザーで音域をいじればいけるかもしれませんが。
アイバニーズのCP16XH-P7の評判
では、最後にアイバニーズのCP16XH-P7の評判を見てみたいと思います。
ツイッターでリサーチをかけてもまるで使用感についてはわからなかったので、サウンドハウスを探してみたところ、以下のような意見がありました。
ポールギルバートモデルと同じような形状のため弾きやすい。しかし、
表面と裏面でプリントの差があるため音が変わる
ふむ、そうなんですよね。
本ピックは、表側と裏側では音が微妙に変わるんです。
まあ、オルタネイトピッキングしているとさして気になりませんけどね。
おわりに
この記事は「「ピックレビュー81」アイバニーズのコポリエステル製ピックCP16XH-P7使ってみた」と題しておおくりしました。
アイバニーズのCP16XH-P7を実際に使ってみましたが、操作性の点で非常に優秀なピックであると思った次第。
サウンドに関しては、高音の主張が強すぎるので少し好き嫌いが分かれそうですし、何より汎用性はあまり高くなさそうです。
ただ少なくとも、テクニカルなプレイには非常に向いていると言う事は言えますね。
気になる人は、ぜひとも使ってみて下さいませませ。
では!
参考記事等
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