「ピックレビュー80」キュウソネコカミのオカザワカズマシグネイチャーピック使ってみた

今回は以下の様な方に向けておおくりします。

こんな人が読むと役に立つよ

いろんなピックを試してみたい人

話しのネタが欲しい人等

紅茶党ギタリストで心理カウンセラーのオニギリです。

今回もよろしゅう!!

今回の話題は「「ピックレビュー80」キュウソネコカミのオカザワカズマシグネイチャーピック使ってみた」という話です。

今回取り上げるピックは、キュウソネコカミのギタリストであるオカザワカズマさんのシグネイチャーピックになります。

まず、結論から言っておくと、オカザワカズマシグネイチャーピックは

「カッティングを主体にしたプレイに向いたピック」

です。

気になる人はぜひ試してみて下さいませませ。

なお、自分の右手のピッキング速度の限界を超えてみたいのなら、一からあなたがピッキング速度の向上に関する方法論を考えるよりも、一応サンプルは少ないながらも「わたしは自分なりに方法を編み出して、限界速度を大幅に上げた」のでわたしの方法を参考にしてみるのも手だと思います。

右手のピッキング速度が上がれば、速弾きや半拍三連、32分といった高速カッティンングといったテクニカルな演奏技術の習得を行う上でその効率と各技術の精度は格段に上がります。

それなりに、ギターを弾いてきたとかテクニカルなギターに興味があるという人であれば、右手のピッキング速度の向上はもはや自分のギターライフの行く末を左右するレベルの重大課題

「右手のピッキング速度はギターを楽しみ続ける希望を与えてくれる非常に重要な存在」と言っても言い過ぎではありません。

というのも、ピッキング速度の向上により自分が練習して弾けない曲は物理的にはほぼ存在しないはずだ」という自信がつきどんな難曲にも心おれず立ち向かっていく事が出来る可能性が高まるからです。

また、速度上限が高ければ高いほど、余裕をもって正確にニュアンス豊かに弾ききることのできるフレーズの幅が増えます。

自分の余裕いっぱいいっぱいの速度では細やかな表現力を発揮するなどまったくもって不可能です。

しかし、多くの場合、我流で練習を重ねても右手のピッキング速度がなかなか上がらないのが現状ではないでしょうか?

実は、わたしも今でこそ、かの元ギネスホルダーのティアゴ=デラベガさんのようにBPM600の16分以上でのピッキング速度が出せるようになっていますが、本格的に速度向上の練習を始めるまではどんなに頑張ってもせいぜいBPM320行くかどうか程度でした。

そこから、いろいろと試行錯誤を重ねて自分なりにピッキング速度を向上させる方法を見つけ実践し今に至ります。

ピッキング速度向上の方法の詳細はノートに書いていますので、「今よりも速いピッキング速度が出力できる右手をを手に入れて、色んな難曲やテクニカルなフレーズに挑戦していきたい」という方はぜひご覧くだされ。

では、ゆるりとおおくりします。

キュウソネコカミのオカザワカズマシグネイチャーピックのスペック

まずは、キュウソネコカミのオカザワカズマシグネイチャーピックのスペックについて見てみるとしましょう。

形状:ティアドロップ

厚み:0.8 mm

素材:??

本ピックのデザイン面での特徴は、やはり何といっても「表面にキュウソネコカミのマスコットキャラクターであるネズミくんがあしらわれている」という点でしょう。

「ネズミくん」について、よくわからない方もいると思うので、参考までに以下の画像を張っておきます。

参考

https://twitter.com/tam0tsu/status/635769483961831425?s=20

てか、「ネズミくん」ってネーミングはシンプルを極めまくっていますよねえ、、、。

まあ、全然覚えやすいんでいいけど。

なお、本ピックの材質は不明(感触的にはナイロンのような気はする)ですが、先端の丸みが強めなのでぱっと見た印象では丸みの強い音をしていそうに思えます。

まあ、実際に弾いて検証してみるとしましょう。

キュウソネコカミのオカザワカズマシグネイチャーピックの音の特徴

キュウソネコカミのオカザワカズマシグネイチャーピックで弦を弾いた際に出る音の特徴としては、以下のようなものが挙げられます。

・全体的に音が丸くマイルド

・低音~高音域まで比較的控えめ

・ピックングノイズは大分すくない

・アタック音は相当強い

本ピックは、低音~高音域成分が全体的に控えめで丸くマイルドなサウンドをしています。

「まさに先端の丸みの強さ通りの音」って感じです。

しかも、ピッキングノイズも大分少なめです。

まあ、本ピックが0.8㎜と薄い事も関係しているのかもしれません。

しかし、その一方でアタック音は結構強めだったりするので、ちょっと面白い組み合わせかなって思います。

ただ、「単にマイルドなだけだとロック的にはどうなん?」と思うところもあるので、アタック音が強いのはメリハリをつけるという意味でいいのかもしれません。

キュウソネコカミのオカザワカズマシグネイチャーピックでの弾き心地等についてはいかに?

キュウソネコカミのオカザワカズマシグネイチャーピックでの弾き心地等について感じたことを列挙すると以下の通り。

・弦離れはかなり良好

・高速度帯でのカッティングはかなりスムーズ

・ピック表面の凹凸のおかげでグリップは比較的安定する

・しなりが大分強い

・ピッキングの急加速は大分スムーズだが、少ししなりの扱いが難しい

本ピックはの弦離れはかなり良好であり高速度帯でのカッティングもスムーズです。

しかも、先端の丸みが強いわりにはピッキングの急加速もスムーズなので、そこもいい点ですね。

ただし、本ピックは同じくらいの薄さの他のピックに比べて比較的しなりやすいので、しなりの扱いには注意が必要です。

しなりが強いので、力の入れ方を間違えるとピッキングの急加速も高速度のカッティングもピッキングも困難になるんですね。

なんとなく、このしなりの強さは、、、素材としてナイロンが使われているような気がしますわな。

ナイロン製ピックは、他の素材のピックよりも柔らかい傾向がある気がしますので。

キュウソネコカミのオカザワカズマシグネイチャーピックはどんなプレイに向いている?

オカザワカズマシグネイチャーピックは、

「カッティングを主体にしたプレイに向いたピック」

であると思います。

本ピックの弦離れとピッキングの急加速のスムーズさも優秀な部類ですが、ピックの強いしなりの扱いには結構手を焼くのであまりテクニカルなプレイには向かないと思います。

正直、カッティングといったバッキング向きのピックといった印象ですね。

ただ、ここで「しなりが強くてもテクニカルプレイに向いているピックはあるだろ」という事を思う人もいるでしょう。

確かに、弦離れがよくしなりの強いピックの一例として、前回レビューしたDAVAのコントロールピックがあげられ、前回の記事では「割と汎用性が高め」といった評価をしました。

ただ、これは「持つ位置でしなりをある程度しっかりと調整できる」という特徴あってのものなのので、ちょっと今回とは事情が違います。

キュウソネコカミのオカザワカズマシグネイチャーピックの評判

では、最後にキュウソネコカミのオカザワカズマシグネイチャーピックの評判を見てみたいと思います。

ツイッターをリサーチしてみた感じでは、その使用感に関して述べている方はいなかった印象です。

また、サウンドハウスのレビュー欄を調べてみても、コメントはなし。

中々コメントが見つかりません。

とはいえ、カッティングではかなりの性能を発揮すると思うので、試してみて損はありません。

気になる人はぜひとも試してみて下さいな。

おわりに

この記事は「「ピックレビュー80」キュウソネコカミのオカザワカズマシグネイチャーピック使ってみた」と題しておおくりしました。

キュウソネコカミのオカザワカズマシグネイチャーピックは、弦離れとピッキングの急加速のどちらの点でも優秀ですがしなりの強さが若干ネックですね。

それもあって、本ピックは、カッティング主体のプレイで真価を発揮するピックだと思います。

気になる人は実際に使ってみて下さいませ。

では!

参考記事等

参考


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