この記事は以下の様な方に向けておおくりします。
話しのネタが欲しい人等
カッティングがうまくなりたい人
ギター初心者の方
紅茶党ギタリストで心理カウンセラーのオニギリです。
今回もよろしゅう!!
今回の話題は「「ギター初心者向け」コードカッティングのコツ」という話です。
今回のテーマはカッティングですが、初心者向け記事によくありがちな簡単なリズムトレーニングや練習譜例を提示するなんてありきたりな内容は、他のメディアの記事に譲るとして今回は「カッティングのリズム以外に重要なコツ」について取り上げてみようかと思う次第。
カッティングがうまく聞こえるか下手くそに聞こえるかは、今回のコツによって決まるといっても言い過ぎではないと思います。
なお、ギター教室に通うべきか迷っている人は「ギター教室に通うべき人の特徴」の記事が参考になるかと。特に、「オンラインで全部完結させたい!」という人にはオンラインレッスンのパイオニアであるTHE POCKETがおすすめです。
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カッティングとは一体どんな演奏技術なのか?
カッティングとは、
「ブラッシングや休符等を用いてアクセントをつけて音を短く切る演奏技術」
です。
※一応、補足しておくとブラッシングとは、ミュートした弦をストロークして打楽器の様なパーカッシブな音を出す演奏技法の事。
カッティングは、しばしば一定の短いリズムパターンの繰り返しであり、主にバッキングで用いられるもの。
カッティングにおいては、リズムキープ等が非常に重要ですがそれはもはや各所でそれは言われているので、今回の記事では「リズム以外の上手いカッティングと下手なカッティングを分ける決定的な違い」について述べていきたいと思う次第。
なお、最近聞いたリズムに関する興味深い話に「黒人とそれ以外の人たちではリズムの取り方に決定的な違いがある」との事です。
黒人以外の人たちは、「もっぱら四分音符でリズムを認識するのが基本」ですが、黒人の人達はこの感覚に加えて「2拍3連でリズムをとらえる感覚」があるんだとか。
リズム感を鍛えるために、何かメトロノームで任意の速度でクリックを鳴らしたりBGMを流したりして二拍三連のリズムで指で机をタップする練習なんかをしてみてもいいと思う次第
カッティングではキレが命!
上手いカッティングと下手なカッティングでは、「音の切れが決定的に違います」。
「音のキレ」等というと、抽象的でさっぱり何を言っているのかよくわからない人もいるでしょうが、要は「音の鳴る、鳴らないのメリハリの事」です。
※ブラッシングで非常に重要。
音の切れを出すためには、しっかりと休符を意識したミュートが欠かせません。
カッティングにおけるミュートは、左右どちらの手でも行いますが主に活躍するのは左手でのミュートになります。
しかも、このミュートは「瞬間的に行う」というのがキモです。
よくちまたでいわれる、「音を短く切る」というのがこのミュートによって実現されるわけです。
カッティングを切れよくするための練習方法
カッティングの切れをよくしたいのであれば、「瞬間的なミュートを行えるようにすること」が何より重要ですが、その本質は「反射速度の向上」でしかありません。
最近、左手の練習に対する理解がある程度進んできた事もあって、カッティングを極めていきたいのなら、「反射の水準を右手と同じにする必要がある」という可能性に気が付いてきました。
なので、私は最終的には「左手でも右手とあまり変わらない速度でピッキングできるような状態を作るべき」と思っています。
と言う事で、私が考える「カッティングの切れをよくするための練習方法」は非常にシンプルです。
以前のオルタネイトの記事で言及した「肘と手首の6動作のトレーニング」と並行してギターを左手でピッキングする(レフティー使いの場合は逆)、練習をするのがいいでしょう。
そして、その練習をするのと並行して、よく言われるような音を短く切るブラッシングや休符を交えた練習をすればいいと思うのです。
当たり前ですが、そもそもオルタネイトが苦手だという人は、オルタネイトの記事を参考にしてオルタネイトの基本6動作をスムーズにできるようにしておきましょう。
そして、もし、右手の反射を底上げしてBPM300以上のピッキング速度が欲しいという人がいましたら、私がギネス級のピッキング速度にするために使った方法をつかってみるといいでしょう。
おわりに
この記事は「「ギター初心者向け」コードカッティングのコツ」と題しておおくりしました。
カッティングがうまく聞こえるか否かは、「音をいかに短く切れるか」にかかっています。
その短く切れるかどうかは結局のところ、「左手の反射」にかかっているといえるので、多少無茶振りかもしれませんが「左手でも右手と同じくらいの速度でピッキングできるように練習する」のがいいでしょう。
ともに精進いたしましょうぞ。
では!
参考記事等
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