今回は以下の様な方に向けておおくりします。
いろんなピックを試してみたい人
人間椅子の和嶋慎治モデルピックの使用感が気になっている人
話しのネタが欲しい人等
紅茶党ギタリストで心理カウンセラのオニギリです。
今回もよろしゅう!!
今回の話題は「「ピックレビュー72」人間椅子の和嶋慎治モデルピック使ってみた」という話です。
今回取り上げるのは人間椅子の和嶋慎治モデルピックになります。
まず、結論から申し上げると、人間椅子の和嶋慎治モデルピックは
「テクニカルなプレイにそこまで適しているとは思わないが、サウンド的にはメタルに結構適しているピック」
です。
気になる人は、ぜひ使ってみて下さいませませ。
なお、自分はギター教室に通った方がいいのか迷っている人は「ギター教室に通うべき人の特徴」の記事参照。
では、ゆるりとおおくりします。
右手のピッキング速度ってなかなか簡単には上がりませんよね?事実、わたしも一時期かなり悩んでいました。
しかし、試行錯誤の末にある練習方法を思いつき、それを実践して比較的短期間に速度が一気に向上。さらに、今では開始当初の2倍以上の速度になっています。
そこで、ピッキング速度を徹底的に追求したい人は、わたしがピッキング速度の限界を2倍以上に引き上げた少し独特な練習方法を試してみてはどうでしょうか?
人間椅子の和嶋慎治モデルピックのスペック
まずは、人間椅子の和嶋慎治モデルピックのスペックについて見てみるとしましょう。
形状:トライアングル型
厚さ:1.0㎜
材質:セルロイド
今回は、日本のロックバンド「人間椅子」のギタリストである和嶋慎治さんのシグネイチャーピックになります。
実は、わたしは人間椅子を最近になって初めて知ったのですが、なんとも独特なバンドです。
どうも、ウィキペディアを見るに、人間椅子の中心メンバーである鈴木研一さんと和嶋慎治さんが熱心なブラック サバスファンである影響もあってかドゥームズメタル的な雰囲気があります。
その雰囲気の理由の一端を具体的に言えば、津軽弁での歌唱や怪奇をテーマとした世界観の歌詞などです。
ちなみに、本ピックは、以前レビューした桜村さんのシグネイチャーピックと同じSAGO製です。
人間椅子の和嶋慎治モデルピックの音の特徴
人間椅子の和嶋慎治モデルピックで弦を弾いた際に出る音の特徴としては、以下のようなものが挙げられます。
・低音~高音が全体的によくでる
・クリアでありつつもややマイルドさを感じる
・ピッキングノイズがかなり出やすい
・アタック音はかなりマイルド
本ピックは、低音~高音まで非常によく出てクリアでありつつもややマイルドさのある中々に独特な音をしています。
そして、アタック音もかなりマイルドな印象です。
ただ、ピッキングノイズはかなり出やすいので、人によって好き嫌いは別れそうですな。
本ピックの素材は、セルロイドでしたがセルロイドにしてはちょっと癖があるかなという印象ですねえ。
多分、表面の加工のせいでこういった事が起こっているんかもしれません。
人間椅子の和嶋慎治モデルピックでの弾き心地等についてはいかに?
人間椅子の和嶋慎治モデルピックでの弾き心地等について感じたことを列挙すると以下の通り。
・弦離れは基本スムーズだが少々引っ掛かりを感じる
・高速度帯でのカッティングは大分スムーズ
・ピック表面はやや滑りやすいが、グリップは比較的安定する
・ピッキングの急加速は比較的スムーズ
・ピックの大きさが多少操作性を阻害している
本ピックの弦離れは基本的にスムーズでありピッキングの急加速も比較的スムーズですが、若干の突っかかりが感じられるのでそこは多少気になります。
それに、ピックがトライアングル型であっても、弦離れがよければ「そのピック面積の大きさによる操作性の低下という悪影響は相殺できる」と思っているんですが、本ピックの場合はピックの大きさによる影響を相殺するレベルの弦離れの良さはない気がしますね。
とはいえ、高速度帯でのカッティングは大分スムーズでやりやすい印象です。
また、ピック表面がやや滑りやすいですが、その割に比較的グリップが安定するのもいいとことですねえ。
人間椅子の和嶋慎治モデルピックはどんなプレイに向いている?
人間椅子の和嶋慎治モデルピックは、
「テクニカルなプレイにそこまで適しているとは思わないが、サウンド的にはメタルに結構適しているピック」
です。
本ピックの弦離れは、良好で高速度帯でのカッティングもかなりスムーズです。
そのため、本ピックの操作性は基本的に高いのですが、若干、弦との引っ掛かりが感じられるのでそれがピッキングの急加速や弦離れに多少悪影響を与えている気がします。
ただ、サウンドはかなりメタル向きな印象なので、メタル系ギタリストは使ってみて損はないと思う次第。
人間椅子の和嶋慎治モデルピックの評判
では、最後に人間椅子の和嶋慎治モデルピックの評判を見てみたいと思います。
ツイッターでリサーチをかけてみたところ、本ピックの使用感についてのコメントはあまり多くはない印象です。
ただ、本ピックを愛用する人がかなりいるというのはわかりましたなあ。
おわりに
この記事は「「ピックレビュー72」人間椅子の和嶋慎治モデルピック使ってみた」と題しておおくりしました。
人間椅子の和嶋慎治モデルピックは、弦離れが基本的に良好で操作性はそれなりに高い印象ですが、多少の引っ掛かりがあります。
とはいえ、高速度帯でのカッティングは大分スムーズ。
そして、サウンドはかなりエッジがきいていてメタル向きなので、メタル系ギタリストにとっては試してみる価値ありだと思う次第。
本ピックが気になる人は、一度試してみるといいです。
では!
参考記事等
「ピックレビュー70」トシン=アバシシグネイチャーピック使ってみた
「ピックレビュー44」シェクターのルミナスピック実際に使ってみた
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