今回は以下の様な方に向けておおくりします。
いろんなピックを試してみたい人
ダイム=バッグダレル シグネイチャーピックの使用感について気になる人
話しのネタが欲しい人等
紅茶党ギタリストで心理カウンセラーのオニギリです。
今回もよろしゅう!!
今回の話題は「「ピックレビュー71」ダイム=バッグダレルシグネイチャーピック使ってみた」という話です。
今回レビューしていくピックは、ダイムバッグ=ダレルさんのシグネイチャーピックになります。
デザインが中々に厳ついピックですが、そのサウンドと弾き心地は一体どんなものなのでしょうか?
気になりますよなあ。
と言う事で、まず、結論から申し上げておくと、ダイム=バッグダレルシグネイチャーピックは
「メタル系の曲の重いリフやリードプレイを弾くのに非常に適しているピック」
です。
気になる人は、実際に使ってみて下さいませませ。
なお、自分はギター教室に通った方がいいのか迷っている人は「ギター教室に通うべき人の特徴」の記事参照。
では、ゆるりとおおくりします。
右手のピッキング速度ってなかなか簡単には上がりませんよね?事実、わたしも一時期かなり悩んでいました。
しかし、試行錯誤の末にある練習方法を思いつき、それを実践して比較的短期間に速度が一気に向上。さらに、今では開始当初の2倍以上の速度になっています。
そこで、ピッキング速度を徹底的に追求したい人は、わたしがピッキング速度の限界を2倍以上に引き上げた少し独特な練習方法を試してみてはどうでしょうか?
ダイム=バッグダレルシグネイチャーピックのスペック
まずは、ダイム=バッグダレルシグネイチャーピックのスペックについて見てみるとしましょう。
形状:ティアドロップ
厚さ:0.88㎜
材質:トーテックス
今回のピックは、ジムダンロップ社製のダイムバッグ=ダレルシグネイチャーモデルのピックですが、何となくサイズ的に一般的なティアドロップ型ピックよりも少し大きめな気がします。
そして、デザインはかなりアグレッシブでいかにもダレルさんっぽい?デザインですな。
ダレルさんと言えば、元メタルバンドのパンテラ、ダメージプランのリードギタリストですが、彼は2004年12月8日、オハイオ州コロンバスの「アルロサ・ヴィラ」というナイトクラブにおいて、ダメージプランのパフォーマンス中に元海兵隊員の男性に発砲され亡くなっております。
本当に痛ましく残念な事件です。
本ピックには、彼の最後の所属バンドである「DAMAGEPLAN」のロゴが刻印されているので、この痛ましい事件をついつい思い起こしてしまったメタラー諸氏もいるかと思う次第。
少ししんみりしてしまいましたが、気を取り直してレビューの方していきましょうかね!
ダイム=バッグダレルシグネイチャーピックの音の特徴
ダイム=バッグダレルシグネイチャーピックで弦を弾いた際に出る音の特徴としては、以下のようなものが挙げられます。
・高音域成分はやや多めだが、全体的に比較的マイルド
・低中音域がよく出て厚みがある
・ピッキング時のアタック音はやや控えめ
・ピッキングノイズはやや出やすく、5,6弦ではかなり良くノイズが発生する
本ピックは、高音域成分がよくでるのに加えて中低音域成分の出もよく全体的にマイルドな印象です。
ピッキング時のアタック音も思いのほかマイルドで耳に心地よいです。
本ピックはデザインがかなり尖っているので、音も尖っているかと思いきやそんなことはありませんでしたね。
ただ、ピッキングノイズは割と出やすく、5,6弦を弾く際にはノイズが結構出てきます。
本ピックのように「5、6弦で特に顕著にピッキングノイズが出る」というサウンド傾向を持つピックはまま見かけますが、ひょっとしてこれって「わざとこうなるように作っているのかな?」なんて思ったりしています。
メタルで、重いリフを弾くときにはピッキングノイズが入った方が雰囲気が出ますが、リードプレイではあまりノイズが混じりすぎるとどうにも輪郭のはっきりしないキレの悪い演奏になりがちですから。
なんか、このサウンド傾向は計算されている気がする今日この頃です。
ダイム=バッグダレルシグネイチャーピックでの弾き心地等についてはいかに?
ダイム=バッグダレルシグネイチャーピックでの弾き心地等について感じたことを列挙すると以下の通り。
・弦離れは大分良好
・ピッキングの急加速は基本スムーズ(ただ、先端の丸みの強さが少し気になる)
・高速度帯でのカッティングがスムーズ
・ピック表面が滑りにくいのでグリップが安定する
本ピックの弦離れは大分良好です。
しかし、本ピックの先端の丸みは結構強いため、ピッキングの急加速は基本スムーズですが少々先端の丸さがネックになる気はします。
とはいえ、高速度帯でのカッティングはそれなりにスムーズであまり気になりません。
さらに言えば、本ピックの表面は結構滑りにくいので、グリップが安定するのがすごくいいですね。
ダイム=バッグダレルシグネイチャーピックはどんなプレイに向いている?
ダイム=バッグダレルシグネイチャーピックは、
「メタル系の曲の重いリフやリードプレイを弾くのに非常に適しているピック」
です。
本ピックの弦離れは、大分良好でグリップも結構しっかりしているので操作性は結構高いです。
ただ、先端の丸みが割と強いのでそこが少しネックとなっています。
具体的に言うなら、「先端の弦との接触部分が点ではなく面に近いため急加速の際にピッキングミスする可能性が増える」のです。
ただ、サウンドはかなりメタルに適したものゆえ、メタル系の曲(特にヘヴィーなリフが多用される場合)ではバッキングとリードともに対活躍すると思います。
と言う事で、本ピックは、メタル系ギタリストにはお勧めです。
ダイム=バッグダレルシグネイチャーピックの評判
では、最後にダイム=バッグダレルシグネイチャーピックの評判を見てみたいと思います。
どうも、ツイッターを見てみた限り、本ピックの具体的な使用感についてはほとんどありませんでした。
そこで、サウンドハウスやアマゾンのレビューを探し見たところ、以下のような意見があった模様。
・わたしにはこれしかない
、、、んー、それでも少ない(笑)。
とはいえ、本ピックの弾き心地やサウンドは間違いなく強いです!!
メタルギタリストなら使って損はないですな!
と言う事で、気になる人はぜひとも使ってみて下さいませませ。
おわりに
この記事は「「ピックレビュー71」ダイム=バッグダレルシグネイチャーピック使ってみた」と題しておおくりしました。
本ピックは、先端の丸みが強い事が多少操作性の妨げになっているくらいで、全体的に高性能なピックと言っていいでしょう。
そして、そのサウンドは非常にメタルと相性がいいものです。
メタル系ギタリストにはお勧めのピックですので、気になる人は一度実際に使ってみるのをお勧めいたしますぞ。
では!
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