今回は以下の様な方に向けておおくりします。
いろんなピックを試してみたい人
Wedgie(ウェッジ)のナイロン製ティアドロップの使用感について気になる人
話しのネタが欲しい人等
紅茶党ギタリストで心理カウンセラーのオニギリです。
今回もよろしゅう!!
今回の話題は「「ピックレビュー61」Wedgie(ウェッジ)のナイロン製ティアドロップ使ってみた」という話です。
今回とりあげるのはWedgie(ウェッジ)のナイロン製ティアドロップになります。
まず、結論から申し上げると、Wedgie(ウェッジ)のナイロン製ティアドロップは、
「どちらかと言えば、スローテンポかつ速度の緩急があまり急ではない演奏で活躍するピック」
です。
なお、自分はギター教室に通った方がいいのか迷っている人は「ギター教室に通うべき人の特徴」の記事参照。
では、ゆるりとおおくりします。
右手のピッキング速度ってなかなか簡単には上がりませんよね?事実、わたしも一時期かなり悩んでいました。
しかし、試行錯誤の末にある練習方法を思いつき、それを実践して比較的短期間に速度が一気に向上。さらに、今では開始当初の2倍以上の速度になっています。
そこで、ピッキング速度を徹底的に追求したい人は、わたしがピッキング速度の限界を2倍以上に引き上げた少し独特な練習方法を試してみてはどうでしょうか?
Wedgie(ウェッジ)のナイロン製ティアドロップのスペック
まずは、Wedgie(ウェッジ)のナイロン製ティアドロップのスペックについて見てみるとしましょう。
形状:ティアドロップ
厚さ:0.4㎜、0.5㎜、0.6㎜、0.73㎜(今回は0.6㎜)
材質:ナイロン
Wedgieは、日本のギターアクセサリーメーカーであり、一般には指びきと同様の音色が出るとされるラバー製ピックで知られています。
今回はラバーピックではなくナイロン製のピックですが、親指の当たる部分がへこんでいる実に独特な形状をしているのでこれはこれでかなり個性的で弾き心地等を確かめるのが楽しみですねえ。
多分、本ピックはナイロン製ですので弦離れがスムーズでアタック音は比較的マイルドになりそうな予感がします。
あくまで予感ですがね。
さて、実際に弾いて確かめていきましょうか。
Wedgie(ウェッジ)のナイロン製ティアドロップの音の特徴
Wedgie(ウェッジ)のナイロン製ティアドロップで弦を弾いた際に出る音の特徴としては、以下のようなものが挙げられます。
・若干丸みがある
・中高音域成分多めで低音域成分は少ない
・ピッキングノイズがかなり出やすい
・ピッキング時の出るアタック音はひかえめ
・ピックがよくしなるので「ペチペチ」といった音がよく出る
本ピックの出音は、中高音域成分が多い一方で低音域成分が少ない若干丸みのものとなっています。
そして、ピッキング時に発生するアタック音は割と控えめなのですが、ピッキングノイズは結構出やすい印象ですね。
3弦から弦にかけて順アングルの角度を急にしてピッキングすると、結構なピッキングノイズが発生します。
ただ、一番個人的に気になるのは、ピックがよくしなるために発生する「ペチペチ」といった音です。
個人的にこの音が気になります。
まあ、薄めのピックなら仕方ない事なんですけどねえ。
Wedgie(ウェッジ)のナイロン製ティアドロップでの弾き心地等についてはいかに?
Wedgie(ウェッジ)のナイロン製ティアドロップでの弾き心地等について感じたことを列挙すると以下の通り。
・弦離れは比較的良好
・かなりしなるのでピッキング時の急加速は、あまりやしやすくはない
・高速度帯でのカッティングは、 よくしなるためあまりやりやすくはない
・ピック表面の指を置く部分には、へこみがありそこに細かい突起が密集しているのでグリップは大分安定する
本ピックは、やはりナイロン製ということもあってか基本的に弦離れは良好です。
しかし、あまりによくしなるのでピッキング時の急加速や高速度帯でのカッティングは、中々スムーズにはいきません。
どうしても、急加速をしたり高速度でカッティングいようとすると一瞬力が強くなりますが、その際にピックが曲がり次の弦とのヒットまでに結構なタイムラグが生じます。
これはかなり曲者です。
ちなみに、グリップに関してはピック表面の指を置く部分に、へこみがあってさらにそこに細かい突起が密集しているので大分安定します。
グリップの安定感はかなり良好です。
Wedgie(ウェッジ)のナイロン製ティアドロップはどんなプレイに向いている?
Wedgie(ウェッジ)のナイロン製ティアドロップは、
「どちらかと言えば、スローテンポかつ速度の緩急があまり急ではない演奏で活躍するピック」
であると思います。
本ピックの弦離れに関してはスムーズなのですが、あまりにしなるので高速度帯でのカッティングやピッキングの急加速といった場面ではかなり弾きにくくなる印象です。
もし本ピックを使うのなら、もっぱら「スローテンポかつ速度の緩急があまり急ではない」という場面で使うのが得策かと思いますね。
なので、本ピックはお世辞にも速弾きを含むテクニカルなフレーズを弾くのに適したピックとはいいがたい印象があります。
ただ、本ピックのよくしなるという特性を考えれば、ギター超初心者の方が「ピックが弦に負ける感覚」をつかむため練習に使うのもいいでしょう。
Wedgie(ウェッジ)のナイロン製ティアドロップの評判
では、最後にWedgie(ウェッジ)のナイロン製ティアドロップの評判を見てみ見ようと言う事で、ツイッターを調べてみましたが、使用感については特にこれといったものはありませんでした。
そこで、次にアマゾンやサウンドハウスといった各種ショッピングサイトを見てみましたが、こちらも特になし。
おわりに
この記事は「「ピックレビュー61」Wedgie(ウェッジ)のナイロン製ティアドロップ使ってみた」と題しておおくりしました。
Wedgie(ウェッジ)のナイロン製ティアドロップは、基本的な弦離れはいいものの、よくしなるせいで高速度帯でのカッティングやピッキングの急加速が非常にやりにくく感じます。
たまにこうしたよくしなるピックを使うと、「あー、やっぱ速度を追求するんだったらピックは硬くないとダメだなー」と改めて感じますねえ。
もっとも、これからピックが弦に負ける感覚を見つけようとする人にとっては、本ピックは役に立つのは間違いないでしょう。
では!
参考記事等
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