ハンマリングとプリングオフのコツ「ギタード初心者向け」

今回は以下の様な方に向けておおくりします。

こんな人が読むと役に立つよ

ハンマンリングとプリングオフのコツについて知りたい人

話しのネタが欲しい人等

紅茶党ギタリストで心理カウンセラーのオニギリです。

今回もよろしゅう!!

今回の話題は「「ギタード初心者向け」ハンマリングとプリングオフのコツ」という話です。

今回は主にギター初心者の方に向けてハンマリングとプリングのコツについて述べていきたいと思う次第。

一見、単純そうに見えるものの、しっかりと音を鳴らそうと思うと難しいのがこのハンマンリングとプリングという技術です。

なお、ギター教室に通うべきか迷っている人は「ギター教室に通うべき人の特徴」の記事が参考になるかと。特に、「オンラインで全部完結させたい!」という人にはオンラインレッスンのパイオニアであるTHE POCKETがおすすめです。

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ハンマンリングとプリングは動作としては逆の性質をもつものである

各奏法の概要をまず軽く確認です。

ハンマリングとは正式名称をハンマリングオンといい

「ピッキングしてまず最初の音をだしその後に同一弦上で指で指板をたたいて音を出す演奏技法」

のこと。

指を指板の上にたたきつけるので、ハンマーリング(たたきつける)オン(~の上に)という名称なわけです。

※ただし、最近では、最初の音もピッキングではなく指をたたきつけることで行うレガート奏法もある。

そして、プリングとは正式名称をプリングオフといい

「弦を押さえている指(通常左手の指)を引っ掛けるようにしてはじいて発音する演奏技法」

のこと。

弦をひっかけて引っ張るようにして弦をはじくのでプリングオフ(pulling  off:引っ張ってはなす)という名称なんですな。

もうこの用語の意味の時点でハンマリングとプリングが「たたきつける」と「引っ張る」という逆の動作を要する奏法であると言う事が分かります。

これら奏法において、きちんと発音するために共通して必要になる要素は非常に大雑把には以下の4点です。

・指の皮の厚さ

・指板に指をヒットさせる速度

・指板にヒットした際にそこからさらに下に押しこむ指の力

・指を手の甲側に反らせる力

この4点がハンマリングとプリングでしっかりと発音するためには必要だと思います。

3つめの「押し込む力」と4の「手の甲側に反らせる力」はある意味相反する方向性を持つ力ではありますが、この2つをバランスよく鍛えることでハンマリングとプリングの音の粒はそろうし両技法で出力される音もはっきりとしてくるはずです。

※筋トレでいうところの拮抗筋トレーニングと言える。

ハンマンリングのコツ

さて、まずはハンマリングのコツについてから見ていきましょう。

・指の皮を厚くする(通常、弾いているうちに解消する)

・指をなるべく斜めにせず指板の真上からたたくようにする

※真上からたたくとは具体的に以下のような状態。

・なるべく速く指をたたきつける

・出力される音を大きくしたいときは、手首の動作である掌屈と背屈を高速で繰り返す練習をする。加えて、握力を鍛えるためにグリッパー(個人的に推奨したいのは握力50キロ程度)を使って握力を鍛える

・指だけで指板をたたくのではなく、「指と手のひらを一体化させて指板をたたく意識」をもってたたく

おそらく、この5つに気をつければハンマンリングの音は綺麗に出るようになるかと思います。

特に個人的に重要だと思うのは、4つめの「指と手のひらを一体化させる意識」です。

「指をたた付ける」という意識だけでハンマリングするとどうしても音が弱くなる傾向にあると思います。

しかし、ここで「指全体と手の平の付け根あたりから指の先端までをある程度固める意識をもちつつ、手のひら中央から折り曲げるような感じで指板をたたく」とより大きな音が出せると思う次第。

プリングのコツ

最後は、プリングのコツについてです。

・指の皮を厚くする(通常、弾いているうちに解消する)

・肘から回転させる回内、回外の動きを主として使用するので、「手首を回転させる動き」を強く意識する

・弦をひっかくようにして音を出すが、その際にできるだけ指先の付近で音を出すようにする

・音を出した後のノイズには気をつける(ハンマリングの場合もノイズ対策は必須だが、プリングの場合は特にノイズが出やすいので注意が必要)

プリングで音をはっきり出すためには、手首を回転させるような動きを主体として弦をひっかくようにして弾くことが必要であると考えられます。

その際、出来る限り「指の腹の肉で引っ掛けてはじく」のではなく、出来る限り「指先の硬い部分を利用して弾く」のが重要です。

あえて音の輪郭をぼやけさせて柔らかい音を出すのであればまた別でしょうが、プリングによって輪郭のしっかりした大きな音を出したいのであれば指先の周辺で弾くのが妥当でしょう。

おわりに

この記事は「「ギタード初心者向け」ハンマリングとプリングオフのコツ」と題してお送りしました。

ハンマリングとプリングは、ギター演奏に関しては基本のキともいえるテクニックですが、突き詰めていくとやはり非常に奥の深い技術です。

わたしもまだまだなので、引き続きハンマンリングとプリングを極めていきたいと思うところ。

ともに練習に励むとしましょう。

では!

参考記事等

参考

https://toremo.jp/archives/6132


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