今回は以下の様な方に向けておおくりします。
いろんなピックを試してみたい人
いわゆる「ぬけのいい音」とは一体どんな音の事を言うのか気になる人
話しのネタが欲しい人等
紅茶党ギタリストで心理カウンセラーのオニギリです。
今回もよろしゅう!!
今回の話題は「ギターでいう「抜けのいい音」って一体どんな音の事を言うのか?」という話です。
なお、ギター教室に通うべきか迷っている人は「ギター教室に通うべき人の特徴」の記事が参考になるかと。特に、「オンラインで全部完結させたい!」という人にはオンラインレッスンのパイオニアであるTHE POCKETがおすすめです。
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一般的言われる「抜けのいい音」の特徴
一般にいわれる「抜けがいい音」とは、ヤングギター誌公式サイトによれば、「アンサンブルの中で埋もれずに聞きやすい音」を意味するといいます。
つまり、「ヌケがいい」とは「アンサンブルの他の楽器の音の中に埋もれてしまわずにその音が抜き出て聞こえる」といった感じなんでしょうね。
一般に、音ヌケが悪くなる原因とその対策としては、以下のようなものが考えられるといいます。
・ギターをひずませすぎて音がつぶれてしまう
↓
アンプやエフェクターのゲインを下げる
・低音域が強いバンド編成の場合(多弦ギターや多弦ベースなど)
↓
イコライザーの低域を削る、ないし中~高音域を足す
どちらも、確かになあって感じですよね。
ひずませ過ぎたらギターって何弾いているのかよくわかんなくなってしまいますし、低音域で轟音が鳴っている中でギターが鳴っていてもどれがギターの音か判別つきにくいですもん。
個人的に記事内でよく使っている「ヌケがいい」というのは音の輪郭がはっきりしているという意味
私は、当ブログにて「ギタリストがピック選びに便利な様に」とピックのレビューを記事を大量生産しており、その中でたまに「ヌケがいい」という表現をすることがあります。
一般的には「ぬけのいい音」とは、先ほどのように「アンサンブルに合って埋もれない音」ですが、私の場合はアンプにはつなぎはしますが別に伴奏を流してピックの音を確認しているわけではないので、「ヌケがいい」を「アンサンブルに埋もれない」とはとらえていません。
私にっての「ヌケのいい音」とは、大雑把にいうと
「輪郭のはっきりした音」です。
音の輪郭というとこれまた抽象的な表現ですが、要はわたしは「低~高音域成分のそれぞれが独立した音域として感じられるどうか」を基準にしているんですね。
これは絵の具を例に挙げて考えてみると分かりやすいでしょう。
例えば、赤と黄色の絵の具を混ぜるとオレンジになり、そこに灰色を混ぜればこれまた別の意図になりますが、出来上がった色から「何と何を混ぜたのか」や「それぞれをどの程度の割合で混ぜたのか」を判別するのは至難の業です。
私がいう「ヌケがいい」というのは、低~高音域のそれぞれの音域の成分が他とまじりあわずきちんと「その帯域の音として認識できる」という状態なんですね。
それぞれの音域の境界線がキッチリと分かれている感覚が得られる音ともいいかえられるかもしれません。
私はピックのレビューの時に「ヌケがいい」というときは大体こういった意味合いで言っています。
「音全体がシャープ」というのも同じような意味あいです。
まあ、、言葉ってむつかしいよねえ。
「ぬけの悪い音」は必ずしも音楽的には悪い音や不正解ではない
一般に、「ヌケのいい音は正義でヌケの悪い音は悪である」と断ぜられます。
ただ、これって本当に正しいのでしょうか??
最終的には、音の好き嫌いなんてその当人の主観に大いに依存するので「シャープな音がすき」な人もいれば「ちょっと音がぼやけているようなもこもこした音が好き」な人もいます。
そして、そもそも音楽は何かを表現するためのものなので、楽曲の伝えたいメッセージの種類によっては「わざとギターを極限までひずませて何弾いているかわからなくする事が有効になる」場合だってあるでしょう。
まあ、一般受けは間違いなくしないとは思いますが、音楽表現の一つとしては全然ありだと言う事です。
なので、「抜けのいい音が正義」という発言は、「「一般受けしたい」とか「特殊な意図があとかではない」のなら、アンサンブルに埋もれない音を目指しなさい」と言い換えられそうですね。
別に「一般受けがなんだよ!この音には意味があるんだよ!!余計なお世話だ!」という人は、何も音ヌケが悪くても気にすることはないんです。
ただ、演奏者としては「音ヌケの良しあしは自税に調節できるようになっている」のが望ましいのは間違いないですね。
出来るけどしないのと単に出来ないだけなのでは、取れる表現方法の幅に差がありすぎますから。
ヌケがいい音を出すために上述のようなイコライザーの調整を行うのも一つではありますが、それはそもそも「ピッキングでダイナミクスをきちんとつけられる」とか「ピッキングのスキル自体をある一定水準以上に持っていけているか」という事が大前提にあっての事です。
ピッキングの基礎を確認するのに、以前投稿した「オルタネイトピッキングについての記事」が役に立つかもしれませんので、気になる人はそちらも見てやってくださいませ。
そして、自分だけで上手になるのがきついと思う人は、ギター教室に通って講師の人の力を借りるのがおすすめです。
なっかなか自力で解決するのって大変ですからねえ。
おわりに
この記事は「ギターでいう「抜けのいい音」って一体どんな音の事を言うのか?」と題しておおくりしました。
今回は一般に言われる「ヌケのいい音とは何か」や「ヌケのいい音が正義とは限らない」といった話でした。
一般的にはヌケのいい、つまり「アンサンブルで埋もれない音」がよしとされるのは間違いないですが、それが音楽的な文脈での絶対的正解ではありません。
あえてギターを極限までひずませたりイコライザーアンサンブルに埋もれさせる様にセッティングすることだって、表現技法としては大いにありでしょう。
ただ、あえて「ヌケが悪くする」のと「そもそも抜けがいい音が出せないからヌケが悪い音を出す」のでは天と地の差があります。
表現の幅を広げるためにも、どっちもできるようにした方がいいとは素人ながらに思うところです。
まあ、お互い精進するとしましょう。
私なんてまだまだひたっぴだもんなあ、、、 偉そうなこと言ってる場合ちゃうわ。
では!
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