今回は以下の様な方に向けておおくりします。
FとB、Gにコードを押さえるコツについて気になる人
話しのネタが欲しい人等
ギター初心者の人
Fコードがを押さえるのが難しいと感じている人
Gコードを押さえるのが難しいと感じている人
Bコードを押さえるのが難しいと感じている人
紅茶党ギタリストで心理カウンセラーのオニギリです。
今回もよろしゅう!!
今回の話題は「「ギター初心者向け」意外と難しいFとB、Gコードを押さえるコツ」という話です。
実は、わたしは長い事スラッシュメタルしかしてこなかったため、つい最近まで「コード??、、、ああ、あれかF?]みたいなレベルでしたが、ここ最近32分カッティングでコツつかんだのを皮切りにカッティングの面白さに目覚めてコードを覚え始めました。
そんな、わたしなので、つい最近までG、Bにちょっと苦戦しておりました。
特にGには手を焼いていたんですが、最適な押さえ方について考えていたら、「あ!この手の形ってことは、、、ああーそうかそうか!」と練習法やコツっぽいものをひらめき割とすぐにクリアしました。
Bも同様です。
どうやら、無駄と思っていたギターをただただ触っていただけの期間も役に立っているようですな。
と言う事で、今回はそのコツをあなたにも共有したいと思います!
FとB、Gコードに苦戦している人やこれからFとB、Gコード練習しようと思っている方は、参考にしてみて下さいませませ。
なお、ギター教室に通うべきか迷っている人は「ギター教室に通うべき人の特徴」の記事が参考になるかと。特に、「オンラインで全部完結させたい!」という人にはオンラインレッスンのパイオニアであるTHE POCKETがおすすめです。
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コードを押さえる練習の基本的姿勢
まず、コードを押さえる練習の基本的な姿勢について個人的な意見を述べておきたいと思います。
わたしは、コードを押さえる練習をする際に以下の点に気をつけるべきだと思っている次第。
・押さえにくいコードを無理に長時間押さえない(無理おするとケガの原因となるのでダメ!)
・押さえにくいコードは、できるだけ毎日数分レベルの短時間でもいいので押さえる
・コードを押さえて、しっかりならない音があった場合は、「なぜならないか」を微調整して仮説検証する
上記ポイントのうち最も大事だと思うのが、「押さえにくいコードは、できるだけ毎日数分レベルの短時間でもいいので押さえる」というものです。
押さえにくいコードを自然と押さえられるようにするためには、繰り返し繰り返し押さえて小脳に当該コードを押さえるという運動記憶を定着させる必要があります。
この運動記憶は、練習と休息(睡眠)を繰り返すことで定着するので、「当該コードをできるだけ毎日無理のない範囲でできるだけ正確に押さえる練習」をするのが望ましいでしょう。
そのため、以下のような練習は基本的にNGです。
・コードの音がしっかりと全てなるかどうか確認しないで適当に押さえて弾く
・ある日、長時間練習したと思ったら、数日休んだからまた長時間弾くといった村のある練習をする
・ならない音があった際に、「なぜならないのか」を考えて仮説と検証をしないで漫然とならない状態を放置して練習を継続する
コードを早く正確に身に着けたいのなら、「練習と休息(睡眠)のサイクルをできるだけ速く回す」のが最善で、おそらく多くの場合これで何とかなってしまうと思います。
ただ、この「サイクルの循環を早める事」によって解決する問題は基本的に、「コードを押さえる際に要する指の筋力や力や体の使い方」なので、非効率な押さえ方をしている場合はそれを続ける事になり後々の上達が停滞することにつながりかねません。
そこで、いわゆるコツと言うものを最初に抑えておいた方がいいと言う事になります。
と言う事で、今回は私なりに一般に初心者を苦しめるコードとして有名なF,G,Bの3つの押さえ方のコツを提示してみたいと思う次第。
Fコードを押さえるコツ
まず、Fコードのコツからまいりましょう。
では、Fコードのダイアグラムを見てみましょう。
ダイアグラムをご覧になったらお分かりのように、Fコードの何が面倒かというと、それはバレー(セーハとも)、つまり「一本の指で複数の弦を押さえる」という動作です。
今回の記事ではF,G,Bの3種のコードの攻略を考えるわけですが、Fがしっかりと押さえられるようになればコツの大部分はB、Gともに共通しているので自然とB,Gの攻略難易度は下がります。
Fコードを押さえるコツについてはざっと以下のようなものです。
・バレーはフレット付近で、指の側面を使って行う
・指を立て気味(立てすぎない様に注意)
・親指の位置はネックより上には出さない
・手が小さい場合は、肘をネック側に入れてちょうどいい肘の位置を探る
以下順次見ていきましょう。
・バレーはフレット付近で、指の側面を使って行う
左手でバレーするときは、なるべくフレットの近くで押弦するようにしましょう。
そして、押弦する際は、指の側面を使うようにしてください。
指の正面を使って押さえようとすると、無駄な力が入ってうまく抑えられません。
そもそも、Fコードを押さえる際に力をそれほど使わないようにしないとスムーズにコードチェンジできないので、押さえる際にはできるだけ少ない力で音が明瞭に鳴るようにすべきです。
ですので、バレーする際は「フレット付近、指の側面」を合言葉に適切な位置を見つけましょう。
・指を立て気味にする(立てすぎない様に注意)
Fコードの小指、薬指、中指の3本は、指をある程度立て気味でフレットを押さえましょう。
なぜ指は立て気味でないといけないかと言えば、それはひとえに寝せ気味で抑えると「隣接する弦に触れてミュートしてしまうから」です。
ただ、「立てすぎ」もよくありません。
あまりにも指を立てて押さえる(例:爪先の際など)と、経験上指先を負傷するリスクやとっさの移動で押弦しそこなう機会が増す気がするためです。
※ちなみに、単音弾きの場合は、指を立てすぎると隣接弦のミュートがおろそかになる上、スムーズな移動が困難になるのでNG.
・親指の位置はネックより上には出さない
よほど手が大きい人ならいざ知らず、小さい~少し大きめ程度の人は親指の位置をネックの上に出る位置に出してはいけません。
いわゆるクラシックフォームの様なイメージで親指の位置はネックの裏側に設定しましょう。
・肘をネック側に入れてちょうどいい肘の位置を探る(手が小さい場合は特に重要)
たまに、Fコードを弾くコツとして、「手の甲が見えるくらいに手首を入れ込むようにしよう」と言うものがいわれることがありますが、個人的にはあまり気にしなくていいと思っています。
一番気にすべきは、「肘の位置取り」です。
親指が適切な位置にある事が大前提ですが、肘をネックの内側に入れることで、自然と手の自由度が上がり指先で弦をとらえやすくなるとともに手首の位置も適切な角度になります。
各人の手の大きさや指の長さいかんで、「どの程度ネックの内側に肘を入れればいいか」という程度は変わってきますが、肘の位置をネックより内側に入れ込むこと自体は必須です。
※肘の位置は以前の「難しいコード」の記事で触れたようにストレッチを使ったコードを押さえる際にも必須となるので、早くから肘の位置を調整していく感覚を持った方がいいと思う。
Gコード(ローコード)を押さえるコツ
初心者泣かせのコードとしてFがもっとも有名ですが、人によってはF以上にGの方が難しいという人もいるものです。
少なくとも、わたしはその一人でしたね。
わたしはFをギター初心者の頃に、存在を知ったその日にすぐそれなりにならせたのですが、最近になってGを押さえてみたらどうにも小指が言う事を聞かず難儀しました。
では、Gコードのダイアグラムを見てみましょう。
ダイアグラムだけを見ると、「はは、押さえるのはたかが3音か、、、余裕だな!」なんて思うかもしれませんが、意外とこのGコードは厄介です。
実は、このGコードの押さえ方には「6弦(人)、5弦(中)、1弦(薬)」と「6弦(中)、5弦(薬)、1弦(子)」の2種類があり、前者の押さえ方は確かに「たかが3音」と言ってもいいレベルで簡単ですが後者はそうもいきません。
しかも、実務的には後者の方が多用されるというので、ギタリストなら後者の押さえ方を避けては通れません。
後者の押さえ方によるGコードは、人によっては、Fコードと同等かそれ以上に苦戦することが予想されます。
Gコードを押さえるコツは以下の通り。
・中指と薬指は立て気味(立てすぎない)だが、小指は特に立てる(爪の先に近い場所)
・親指の位置はネックより上には出さない
・手が小さい場合は、肘をネック側に入れてちょうどいい肘の位置を探る(Fコードと共通)
・小指は手の付け根の関節から折りたたむような感覚で押さえる
Gコードを押さえるコツのほとんどは、Fコードと共通ですが、Gコード攻略にあたってもっとも特徴的なコツとしては「小指は手の付け根の関節から折りたたむような感覚で押さえる」と言うものがあります。
Gコードを弾く際に小指の押弦する力のなさに嘆く初心者ギタリストの方は沢山いると思いますが、それは「本当に力がないから」というだけなのでしょうか?
小指に力が入らないのは押さえ方が悪いからかもしれません。
Gコードを押さえる際に小指を伸ばしすぎると小指に力が入りにくくなってしまいますが、小指の関節を根元から折りたたむような感じで押さえると力が入るのでおすすめです。
とはいえ、「それが出来たら苦労はないんだよ!」という人も多いと思いますので、Gコードを押さえやすくするいいトレーニングがありますのでそれを紹介します。
わたしは最近までコードを完全に放棄していたため、Gコードに苦戦していましたが、この練習をしてからものの5日ほどで軽くストレスなく押さえられるようになったので多少効果はあると思う次第。
そのトレーニングとは瞬時に以下の手の形を作れるようにすると言うものです。
よくメタラーがとるメロイックサインとは逆方向の指の形ですね。
この手の形を使った練習の具体的な手順は以下の通りです。
・手を広げた状態から、まず人差し指を根元の関節から手のひら側に折りたたむ
↓
・次に、右手で補助しつつ小指を手の甲側に引きながら折りたたむ
↓
・右手の補助を外し、できるだけ薬指が小指の動きにつられないように意識しながら、親指と中指、薬指だけが立った状態をキープする
※多少、薬指と小指連動してもかまわない
最初のうちは、この指の形をとるのは中々しんどいと思います。
でも、慣れてくれば、割とすぐに作れるようになるはずです。
そして、その結果、Gコードもストレス押さえられるようになると思います。
Bコードを押さえるコツ
では、Bコードのダイアグラムを見てみましょう。
かなりFコードと似ていますよね?
そのため、Fコードを攻略した人は、「はいはい、よゆー、よゆー」と思うはず。
しかし、、、そうとは限りません。
まずは、Bコードの押さえ方のコツを提示してみると以下の通り。
・バレーはフレット付近で、指の側面を使って行う。また、6弦をミュートするため、人差し指の先端が6弦に触れるようにする。
・指を立て気味(立てすぎない様に注意)
・親指の位置はネックより上には出さない
・肘をネック側に入れてちょうどいい肘の位置を探る(特に、手が小さい場合は)
・まず、中指と小指の位置取りをしてから、その間へ薬指を割り込ませる感覚で押さえる
これもFコードのコツと大体同じですね。
ただ、Bコード最大の難関は、バレ―ではなく「薬指と中指、小指が密集しているところ」ですので、一番最後のコツである「まず、中指と小指の位置取りをしてから、その間へ薬指を割り込ませる感覚で押さえる」が非常に重要になってきます。
もはや、これはコツというよりも練習ですが、本当に重要です。
Bコードで苦戦する人はたいていの場合、Bコードを人差し指でバレーをしつつ「中指と薬指から順次押さえていく感覚」で押さえていると思うのですが、これだと中指と薬指を押さえたところで往々にして「手に2弦に小指を置きに行くゆとりがない」事に気づくことになると思います。
そう、中指から順次押さえていくと、手の可動域における余裕をどの程度残しておけばいいか測りかねてしまい高確率で押さえそこなうのです。
そこで、「起点と終点を最初に確定してどれくらいのリソースを残しておけば押さえきれるか」という目算を感覚的にとらえるために、「中指と小指を同時ないし順次押さえ、最後にその間に薬指を潜り込ませる」という感覚で押さえると成功確率が上がります。
何がしかのプロジェクトを行う際に、予算や大まかな段取りを決めておいてから取り掛かるというのに似ていますな。
そのため、Bコードをスムーズに押さえられるようになる練習としては、バレーしつつ「中指と小指を押さえ、最後に薬指を3弦に置きに行く」という練習をするといいと思います。
個人的にこの練習ですぐにBコードは押さえられるようになったので、試してみるのも悪くないと思いますぞ。
おわりに
この記事は「「ギター初心者向け」意外と難しいFとB、Gコードを押さえるコツ」と題しておおくりしました。
今回は、ギター初心者にとっての鬼門であるFとB、Gコードを押さえるコツや練習方法について昇華してみた次第。
あくまで私の経験上ですが、多分、これだけコツや練習方法を網羅しておけば弾けないことはないと思います。
まあ、「手が極端に小さい」という場合は、ジャンボフレットのギターにするみたいな、もっと別のアプローチが必要になりそうですが、、、。
まあ、とりあえず、試してみて下さいな!
ギターは弾かなきゃうまくなんないので。
では!
参考記事等
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