今回は以下の様な方に向けておおくりします。
- いわゆる「ギターは顔で弾く」の意味や必要性がよくわからない人
- 「ギタリストってなんか弾くときにいたそうな顔してんなー」と思ったことがある人
- 話しのネタが欲しい人等
今回の話題は「|ギターは顔で弾け|ギタリストはなぜチョーキング時に痛そうな顔するのか?」という話です。
ギタリストの中にはしばしば、「痛そうな顔をして弾いている人たち」がおります。
ギターを弾かない人たちからしたら、「ん??演奏中に指でも痛めたん??」なんて思ってしまうもの。でも、これって別に演奏中に指がつったり怪我したりしているわけではないんです。
「顔で弾いているだけ」なんですよね。
今回は「ギターを顔で弾く」という言葉の意味や必要性について考えていきたいと思う次第。
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ギタリストが痛そうな顔しているのは「ギターを顔で弾いている」から!
冒頭でも申し上げた通り、ギタリストが痛そうな顔をしているのは「ギターを顔で弾いているから」です。
なので、別にギタリストが演奏中に指がつったり指をけがしているわけではありません。
特に、ギタリストはチョーキングをするときに「顔で弾く事」を強く意識して痛そうな顔を多用する傾向にあります。
なお、ここでいう「ギターは顔で弾く」という言葉は、「ギター演奏における感情表現の一環」であって、いうなれば「ギターの演奏の一部」ともいえるものです。
この「ギターの顔での弾き方」は人によって様々でいろんなバリエーションがあります。わたしは勝手に「顔でのギターの弾き方」を大まかに5つのタイプに分類しています。
・咆哮型
咆哮型では、まさしく獣のごとく絶叫するような表情でチョーキングをかまします。
咆哮型は、目をむいても目を閉じてもオッケーですが、目をむいた方が「怒りの感情」は表現しやすいでしょう。
・ふんばり型
ふんばり型は、「何か辛い事に耐えているかのような苦悶の表情」が基本です。
トイレを限界まで我慢している状況を想像してみると自然と様になる表情ができるでしょう。
眉間に深くしわを寄せ、口を固く結ぶのがポイントです。
・激痛絶叫型
いわゆる「痛そうな顔」でギターを弾くパターンです。
急に指でもつったかのような苦悶の表情が基本。
顔弾き上級者になると、さらにここに「悲しみ」の感情を上手に入れ込んできます。
・陶酔型
陶酔型は、どこかうっとりしたような表情で弾くのが基本。
口の開閉は問いません。
ゆったりしたビブラートと合わせると効果絶大です。
・複合型
複合型は、ここまで紹介した4種類の弾き方の2つ以上を組み合わせて同時ないし途切れなく連続して使用するものです。
あまりやりすぎると、顔芸になるので要注意!
ちなみに真偽のほどは不明ですが、顔で弾くギタリストはブルースギタリストに多いという話があります。
ギターを顔で弾くことに意味はあるのか?
さて、では「ギターを顔で弾くことに意味はあるのか」について考えてみたいと思います。
正直、わたしはどっちかというと顔弾きは別にいらないと思っている人間なので、顔弾き支持派から猛攻撃を受けそうですが「顔弾きはギタリストにとっての自己満足でしかない」と思っている次第。
多くのオーディエンスにとって顔弾きは「いや、別にいらんよ」といった印象でしょうし、場合によっては「謎の絵ずらのせいで曲に集中できない」といった事態にもなると思います。
ギタリストが「フレーズに漂う情感を表現しようとして顔で弾いた」のに、受け手である観客が混乱しているならそれは不適切なメッセージやノイズにすらなる可能性があります。
- あまり顔で弾こうとしすぎると、その表現がオーディエンスにとってノイズになる可能性もあるので注意。
コミュニケーションの文脈でいえば、ほぼ間違いなく「よくしゃべるコミュ障」みたいな状況と言っていいでしょう。
ギタリストとしては、感情表現の一種として顔弾きをしているわけですが、それがどの程度オーディエンスの心理に奏者の狙い通りの心理効果を引き起こしているかは非常に謎です。
顔弾きが行き過ぎると、「いや、そんな一人で気持ちよくなってんならお家で弾いててくれればいいんよ」みたいな白けた気持ちにもなってくると言うもの。
いや、むしろ、それを逆手にとってギターを弾くときにすさまじい顔芸を披露するギタリストとして有名になるのも手かもしれません。正直、売れたもん勝ちってところありますもんね。
いずれにせよ、わたしは「顔で弾く事」はそこまで意識しなくてもいいと思う次第。
顔で弾きたいなら参考にしたい名ギタリスト達
上述したように、「顔弾きの匠はブルースギタリストに多い」傾向にあります。
そのため、もし顔弾きがうまくなりたいのであれば、ブルースギタリストたちを参考にしたらいいです。
顔で弾くギターの匠として有名なブルースギタリストには、一般に以下の面々がいます。
B.King
Eric Clapton
Jimi Hendrix
Stevie Ray Vaughan
また、メタル系ではGary Mooreが顔弾きの匠として非常に有名です。
もし、あなたが「私も顔で弾きたい!!」と思うのであれば、以上の5人の名ギタリストを参考にするといいでしょう。
おわりに
この記事は「|ギターは顔で弾け|ギタリストはなぜチョーキング時に痛そうな顔するのか?」と題しておおくりしました。
ギタリストが痛そうな顔をしてギターを弾いているのは、決してギタリストの指がつったり怪我をしているからではなく「顔で弾いているから」です。
わたしはあんまり顔で弾こうとは思いませんが、ギターを無表情で弾いていてもなんか怖いと思うので、適度に顔で弾く意識を持ってもいいのかもしれませんね。
知らんけど。
では!
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