今回は以下の様な方に向けておおくりします。
いろんなピックを試してみたい人
ボスのピックの使用感について気になる人
話しのネタが欲しい人等
紅茶党ギタリストで心理カウンセラーのオニギリです。
今回もよろしゅう!!
今回の話題は「「ピックレビュー24」ボスのティアドロップBPK-72-OT使ってみた」という話です。
今回レビューしていくピックは、ボスのティアドロップ型ピックBPK-72-OTになります。
ボスのティアドロップ型ピックBPK-72-OTは、フェンダーやフェルナンデスのピックと並んで、ギター初心者が最初に手にする一般的なピックの一つかもしれません。
結論から言うと、ボスのティアドロップは
「中低音域があまり出力されない軽い音がするピック」
です。
個人的にサウンド面と操作面の両方で結構好き嫌いがはっきり分かれそうなピックだと思う次第。
なお、自分の右手のピッキング速度の限界を超えてみたいのなら、一からあなたがピッキング速度の向上に関する方法論を考えるよりも、一応サンプルは少ないながらも「わたしは自分なりに方法を編み出して、限界速度を大幅に上げた」のでわたしの方法を参考にしてみるのも手だと思います。
右手のピッキング速度が上がれば、速弾きや半拍三連、32分といった高速カッティンングといったテクニカルな演奏技術の習得を行う上でその効率と各技術の精度は格段に上がります。
それなりに、ギターを弾いてきたとかテクニカルなギターに興味があるという人であれば、右手のピッキング速度の向上はもはや自分のギターライフの行く末を左右するレベルの重大課題。
「右手のピッキング速度はギターを楽しみ続ける希望を与えてくれる非常に重要な存在」と言っても言い過ぎではありません。
というのも、ピッキング速度の向上により「自分が練習して弾けない曲は物理的にはほぼ存在しないはずだ」という自信がつきどんな難曲にも心おれず立ち向かっていく事が出来る可能性が高まるからです。
また、速度上限が高ければ高いほど、余裕をもって正確にニュアンス豊かに弾ききることのできるフレーズの幅が増えます。
自分の余裕いっぱいいっぱいの速度では細やかな表現力を発揮するなどまったくもって不可能です。
しかし、多くの場合、我流で練習を重ねても右手のピッキング速度がなかなか上がらないのが現状ではないでしょうか?
実は、わたしも今でこそ、かの元ギネスホルダーのティアゴ=デラベガさんのようにBPM600の16分以上でのピッキング速度が出せるようになっていますが、本格的に速度向上の練習を始めるまではどんなに頑張ってもせいぜいBPM320行くかどうか程度でした。
そこから、いろいろと試行錯誤を重ねて自分なりにピッキング速度を向上させる方法を見つけ実践し今に至ります。
ピッキング速度向上の方法の詳細はノートに書いていますので、「今よりも速いピッキング速度が出力できる右手をを手に入れて、色んな難曲やテクニカルなフレーズに挑戦していきたい」という方はぜひご覧くだされ。
では、ゆるりとおおくりします。
ボスのティアドロップBPK-72-OTのスペック
まずは、ボスのティアドロップBPK-72-OTのスペックについて見てみるとしましょう。
ボスのティアドロップBPK-72-OTのスペックは以下の通り。
形状:ティアドロップ
厚さ:スィン、ミディアム、ヘビー(今回レビューするのはミディアム)
材質:セルロイド
カラー:オーシャンターコイズ
価格:税込み110円
BOSSと言えば、エフェクターで有名ですがピックも売っているんですよな。
一体どんな弾き心地のピックなのか気になります。
それと、今回のピックは色がきれいです。
まあ、、、ピックに関して主に問題なのは弾き心地とサウンドではありますが、見た目にもたまにはこだわってみるのもいいかもしれませんね。
やはり、ピックがカラフルだったりかわいい見た目をしていると、少しだけギターを弾くモチベーションが上がることもあるでしょうから。
そんで、今回はピックレビュー記事では初めてのセルロイド製ピックとなります。
セルロイドは、ピックの素材としては最も一般的なものであり、質感は柔軟でサウンド面は癖がないとされている模様。
ただセルロイド製ピックは、削れやすいそうなのでそこは気になりますよね。
ボスのティアドロップBPK-72-OTの音の特徴
ボスのティアドロップBPK-72-OTで弦を弾いた際に出る音の特徴としては、以下のようなものが挙げられます。
・中低音域成分はかなり控えめ
・高音域成分はやや強め
・アタック音は比較的強め
・全体的に音が軽い
BPK-72-OTは、全体的に軽い音がするピックですね。
しかし、それでいてアタック音は結構強い印象です。
んー、なんだろう、、、ちょっと、BPK-72-OTは個人的にサウンド面でクセが強すぎるような気がします。
なので、BPK-72-OTはもうサウンドの時点で汎用性が高いとは言えそうにないです。
ボスのティアドロップBPK-72-OTでの弾き心地等についてはいかに?
ボスのティアドロップBPK-72-OTでの弾き心地等について感じたことを列挙すると以下の通り。
・ほどほどにしなる
・表面がつるつるして滑る
・弦離れがよくない
・急加速しにくい
BPK-72-OTは、正直言って全体的に少し弾きにくいです。
まず、ピック表面はつるつるしているのでグリップは安定しずらいですが、そのくせに弦離れがよくないので平行アングル気味で弾くことの多いわたしとしては少し不自由に感じます。
もっとも、かなり順アングルよりにして弾けば弾きにくさは解消するのですが、、、その際に出る音はあんまり好きになれませんなあ。
急な順アングルにすると、ただでさえ軽い音葉より軽くなり、さらに今度はそこに多量のピッキングノイズが混じってきて何とも言えない混沌とした音になって来きます。
このサウンドはお世辞にも綺麗とはいいがたい、、、。
ちょっと、ここ最近弾いてみたピックの中でBPK-72-OTは一番わたしとの相性が悪い気がします。
まあ、逆に相性のいい人も当然いるんでしょけどね。
ボスのティアドロップBPK-72-OTはどんなプレイに向いている?
ボスのティアドロップBPK-72-OTは、はっきり言って「何のプレイに向いているとも言い難い」です。
まあ、しいて言うなら、「急な順アングル気味でエッジのきいた音が求められるような曲で局所的に使用したり、メタルやデスメタルなどといったジャンルで使う」って感じかなって思います。
やはり、個人的に音の癖が強い上にあまり弾きやすくも感じなかったので、扱いが難しいんですよね。
とはいえ、激しくひずませたディストーションサウンドで急な順アングル気味で弾けば、意外とハマる人はハマるような気もします。
BPK-72-OTの弾き心地とサウンドは、「わたしの好みではなかった」というだけの事ですので。
いや、、、それともわたしはセルロイド製のピック全般が好きではないのかな??
ちょっと分かりませんが、わたしとBPK-72-OTの相性が悪かったというのだけは確かだと思います。
ボスのティアドロップBPK-72-OTの評判
では、最後にボスのティアドロップBPK-72-OTの評判を見てみたいと思います。
と言う事で、まずツイッターでリサーチをかけてみたところ、特にこれと言ってヒットせず。
そこで次に、アマゾンやサウンドハウスといったサイトを見てみると、オーシャンターコイズとは別のカラーバリエーションのレビュー欄に
「粒立ちの良い音がでて、弦離れもよくて演奏性も良好」
といったものがありました。
ふむ、、、やはり、今回はBPK-72-OTがよくないというよりは、単に「わたしとBPK-72-OTの相性が良くない」というだけのようです。
残念ながらBPK-72-OTは、わたしの好みにはありませんでしたが、他の人はどうかわからないのでまずは一度使ってみて自分に合うかどうかを判断するのがおすすめですね。
おわりに
この記事は「「ピックレビュー24」ボスのティアドロップBPK-72-OT使ってみた」と題しておおくりしました。
今回はボスのBPK-72-OTを実際に使ってみましたが、いやあ、、、、マジでわたしにとっては相性がよろしくないピックです。
わたしが日ごろ、かなり平行アングル気味で弾くのも関係してそうですが、ちょっとねえ、、、扱いづらいですね。
とはいえ、急な順アングルにすれば弾きにくさは解消するのです。
しかし、そうすると、今度は個人的に音が好きではないという話になります。
いんやあ~、コイツはめんどくさい!
とはいえ、BPK-72-OTが弾きやすいと言っている人がいるのも確かなので、自分に合っているかどうか各自試してみて下さいな。
では!
参考記事等
ギターを練習するモチベーションをあげるためにするといい事5選
速弾きに適したピックは何か少し考察してみた(エレキギターの場合)
「ピックレビュー54」キラーギターズの高崎晃モデルピック使ってみた
「ピックレビュー61」Wedgie(ウェッジ)のナイロン製ティアドロップ使ってみた
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