今回は以下の様な方に向けておおくりします。
いろんなピックを試してみたい人
話しのネタが欲しい人等
紅茶党ギタリストで心理カウンセラーのオニギリです。
今回もよろしゅう!!
今回の話題は「「ピックレビュー26」SEKAI NO OWARI シグネイチャーピック使ってみた」という話です。
今回レビューしていくのはフェルナンデスのSEKAI NO OWARI シグネイチャーピックになります。
結論から言うと、SEKAI NO OWARI シグネイチャーピックは
「全体の音のバランスが比較的よく、しいて言うならコード弾きに向いているピック」
といった印象です。
なお、自分の右手のピッキング速度の限界を超えてみたいのなら、一からあなたがピッキング速度の向上に関する方法論を考えるよりも、一応サンプルは少ないながらも「わたしは自分なりに方法を編み出して、限界速度を大幅に上げた」のでわたしの方法を参考にしてみるのも手だと思います。
右手のピッキング速度が上がれば、速弾きや半拍三連、32分といった高速カッティンングといったテクニカルな演奏技術の習得を行う上でその効率と各技術の精度は格段に上がります。
それなりに、ギターを弾いてきたとかテクニカルなギターに興味があるという人であれば、右手のピッキング速度の向上はもはや自分のギターライフの行く末を左右するレベルの重大課題。
「右手のピッキング速度はギターを楽しみ続ける希望を与えてくれる非常に重要な存在」と言っても言い過ぎではありません。
というのも、ピッキング速度の向上により「自分が練習して弾けない曲は物理的にはほぼ存在しないはずだ」という自信がつきどんな難曲にも心おれず立ち向かっていく事が出来る可能性が高まるからです。
また、速度上限が高ければ高いほど、余裕をもって正確にニュアンス豊かに弾ききることのできるフレーズの幅が増えます。
自分の余裕いっぱいいっぱいの速度では細やかな表現力を発揮するなどまったくもって不可能です。
しかし、多くの場合、我流で練習を重ねても右手のピッキング速度がなかなか上がらないのが現状ではないでしょうか?
実は、わたしも今でこそ、かの元ギネスホルダーのティアゴ=デラベガさんのようにBPM600の16分以上でのピッキング速度が出せるようになっていますが、本格的に速度向上の練習を始めるまではどんなに頑張ってもせいぜいBPM320行くかどうか程度でした。
そこから、いろいろと試行錯誤を重ねて自分なりにピッキング速度を向上させる方法を見つけ実践し今に至ります。
ピッキング速度向上の方法の詳細はノートに書いていますので、「今よりも速いピッキング速度が出力できる右手をを手に入れて、色んな難曲やテクニカルなフレーズに挑戦していきたい」という方はぜひご覧くだされ。
では、ゆるりとおおくりします。
SEKAI NO OWARI シグネイチャーピックのスペック
まずは、SEKAI NO OWARI シグネイチャーピックのスペックについて見てみるとしましょう。
形状:トライアングル
厚さ:0.8
材質:ナイロン
当ピックは、ナイロンと言う事ですので、一般にはひずませても音につやがあってクリーントーンに向いたサウンドが出るとされています。
ただ、これはあくまでも一般論に過ぎないので、実際に弾いてみない事にはわからないできちんと今回はきっちり検証していきましょう。
ちなみに、今回のSEKAI NO OWARI シグネイチャーピックは、あまり楽器店での取り扱いがないんですよね。
実際、わたしは当ピックを都心の楽器店であんまり見かけたことがないんですよね。
なので、SEKAI NO OWARI シグネイチャーピックが欲しい人は、ネットでアマゾンや楽天といったショッピングサイトで購入した方がいいでしょう。
SEKAI NO OWARI シグネイチャーピックの音の特徴
SEKAI NO OWARI シグネイチャーピックで弦を弾いた際に出る音の特徴としては、以下のようなものが挙げられます。
・低音域成分が少なめだが決して軽くはない
・中音域成分が一番多いが高音域成分も比較的同じくらいよく出る
・アタック音はやや強め
SEKAI NO OWARI シグネイチャーピックによって出力される音は、全体的に低音成分が弱めで丸みがあります。
ただ、出力される音はペラペラの軽いものではなく、あえて触感に例えるなら「外側にはやや弾力を持ったゴムのような素材があるが芯として金属などが使用されているような状態」です。
とうピックによって出力される音には、マイルドで丸みがあるだけでなく硬い芯のようなものが感じられるんですよね。
なんだか個性的な音をしているような気がします。
そして、アタック音は比較的強めです。
本当にピックによっては、個性的な音がするもんですなあ。
おどろきです。
SEKAI NO OWARI シグネイチャーピックでの弾き心地等についてはいかに?
SEKAI NO OWARI シグネイチャーピックでの弾き心地等について感じたことを列挙すると以下の通り。
・弦離れはまずまず
・よくしなる
・32分カッティングなどの高速カッティングが比較的やりやすい
・ピッキングにおける急加速の際に多少難しさを感じる
・グリップは比較的安定している
当ピックは、先端がほどほどに鋭利なので高速カッティングのやりやすさやピッキングの急加速のしやすさといった速度面でのアドバンテージがあります。
そして、弦離れは特段よくはないですが、悪いというほどでもないのでほどほどといった感じです。
そして、当ピックはその厚さの割には非常に柔軟でくにゃくにゃと曲がり、よくしなります。
と言う事で、当ピックは操作面におい突出したアドバンテージがあるわけではありません。
そのたえめ、速弾きを含むテクニカル系のプレイに適しているわけではないです。
SEKAI NO OWARI シグネイチャーピックはどんなプレイに向いている?
SEKAI NO OWARI シグネイチャーピックは、取り立てて
「何に向いているとはいいがたいピック」
です。
ただ、やはりあえて言うなら弾き語りなどのコード主体のプレイをするギタリストに向いているって話にはなるでしょう。
いわゆる速弾きといったテクニカル系のプレイにも使えないことはないですが、速弾きにおいて一番重要な「ピックの弦離れ」が特段優れているわけではないので、別にお勧めはしません。
速弾きをしたいのであれば、ピックボーイのハイモジュラスやマスター8のインフィニックスーU、DAVAのコントロールピックの方が適任です。
速弾き嗜好の人は、これらの3つのピックの中から自分に合ったピックを選ぶのがおすすめですな。
※ピックボーイハイモジュラスはよく滑るので、手汗が多い人には不適。
SEKAI NO OWARI シグネイチャーピックの評判
では、最後にSEKAI NO OWARI シグネイチャーピック の評判を見てみたいと思います。
まず、ツイッターを見てみると、以下のような口こみがありました。
ただ、これだけでは少なすぎるので、次にサウンドハウスのレビューを見てみましょう。
・程よい固さでとても使いやすい
・弦につっかかる感じがなくてなめらかに弾けて気持ちがよい
・素材のおかげなのか、今まで使ったピックで一番使いやすい
・絶妙にしなることで弦を掴んで倍音を引き出す柔らかさ、クセのない半透明の乳白色、抜群の対磨耗性等と良いことづくめで素晴らしい
・単にSEKAI NO OWARIが好きで買ったが、ちょっと弾いてみたら思いのほか弾きやすく再購入した
なんだか、わたしが「特にSEKAI NO OWARI シグネイチャーピックは弾きやすくはない」と思ったのは、おかしいんか??
ま、個人差か。
おわりに
この記事は「「ピックレビュー26」SEKAI NO OWARI シグネイチャーピック使ってみた」と題しておおくりしました。
今回はSEKAI NO OWARI シグネイチャーピックで実際に弾いてみましたが、おそらくアコースティックギターには向いているんだとは思います。
とりあえず、実際にSEKAI NO OWARI シグネイチャーピックを使ってみて自分に合うかどうかを判断してみて下さいな。
では!
参考記事等
ギターを練習するモチベーションをあげるためにするといい事5選
速弾きに適したピックは何か少し考察してみた(エレキギターの場合)
参考
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