今回は以下の様な方に向けておおくりします。
いろんなピックを試してみたい人
アイバニーズのスティーブヴァイシグネイチャーピックの使用感等について知りたい人
話しのネタが欲しい人等
紅茶党ギタリストで心理カウンセラーのオニギリです。
今回もよろしゅう!!
今回の話題は「「ピックレビュー23」スティーブヴァイシグネイチャーピック使ってみた」という話です。
今回レビューしていくのはアイバニーズのスティーブヴァイシグネイチャーピックになります。
結論から言うと、
「癖が少なくて割と使い勝手がいい」
です。
なお、自分の右手のピッキング速度の限界を超えてみたいのなら、一からあなたがピッキング速度の向上に関する方法論を考えるよりも、一応サンプルは少ないながらも「わたしは自分なりに方法を編み出して、限界速度を大幅に上げた」のでわたしの方法を参考にしてみるのも手だと思います。
右手のピッキング速度が上がれば、速弾きや半拍三連、32分といった高速カッティンングといったテクニカルな演奏技術の習得を行う上でその効率と各技術の精度は格段に上がります。
それなりに、ギターを弾いてきたとかテクニカルなギターに興味があるという人であれば、右手のピッキング速度の向上はもはや自分のギターライフの行く末を左右するレベルの重大課題。
「右手のピッキング速度はギターを楽しみ続ける希望を与えてくれる非常に重要な存在」と言っても言い過ぎではありません。
というのも、ピッキング速度の向上により「自分が練習して弾けない曲は物理的にはほぼ存在しないはずだ」という自信がつきどんな難曲にも心おれず立ち向かっていく事が出来る可能性が高まるからです。
また、速度上限が高ければ高いほど、余裕をもって正確にニュアンス豊かに弾ききることのできるフレーズの幅が増えます。
自分の余裕いっぱいいっぱいの速度では細やかな表現力を発揮するなどまったくもって不可能です。
しかし、多くの場合、我流で練習を重ねても右手のピッキング速度がなかなか上がらないのが現状ではないでしょうか?
実は、わたしも今でこそ、かの元ギネスホルダーのティアゴ=デラベガさんのようにBPM600の16分以上でのピッキング速度が出せるようになっていますが、本格的に速度向上の練習を始めるまではどんなに頑張ってもせいぜいBPM320行くかどうか程度でした。
そこから、いろいろと試行錯誤を重ねて自分なりにピッキング速度を向上させる方法を見つけ実践し今に至ります。
ピッキング速度向上の方法の詳細はノートに書いていますので、「今よりも速いピッキング速度が出力できる右手をを手に入れて、色んな難曲やテクニカルなフレーズに挑戦していきたい」という方はぜひご覧くだされ。
では、ゆるりとおおくりします。
スティーブヴァイシグネイチャーピックのスペック
まずは、アイバニーズのスティーブヴァイシグネイチャーピックについて見てみるとしましょう。
形状:ティアドロップ
材質:ポリアセタール
厚さ:1.00㎜
スティーブ=ヴァイさんと言えば、フランク=ザッパ門下生の中で最も商業的に成功したと言われているギタリストでありグラミー賞の受賞経験もあります。
ヴァイさんは、いい意味で変態の名を冠するにふさわしい超絶ギタリストです。
そんな、技巧派のヴァイさんのシグネイチャーピックと言う事で、まあどう考えても「弾きにくいはずはない」と思いますよねえ。
てなわけで、弾き心地がどんなものか試していこうかと思う次第。
ちなみに、本ピックに使用されているポリアセタールは、スクラッチノイズが出にくく音質が軽やかであるという特徴であるといいます。
そして、弦滑りがいい反面滑りやすいためグリップ加工が施されることが多いとか。
今回のスティーブヴァイシグネイチャーピックを見てみると、確かに表面に滑り止めのための加工がなされている気がします。
実際、かるく握って見た感じでは、割とグリップは安定する気がしますね。
ま、弾いてみないとなんともですけども。
スティーブヴァイシグネイチャーピックの音の特徴
スティーブヴァイシグネイチャーピックで弦を弾いた際に出る音の特徴としては、以下のようなものが挙げられます。
・中音域がよくでる
・程よく丸い音がする
・低音の出力がそれなりにある
・アタック音はあまりつよくない
本ピックは、全体的にどちらかというと丸みのある音で、あまりアタック音が強く出力されない印象です。
実際に、ヴァイさんの演奏を聞いてみても、ピッキングにおいてあまり高音やアタック音が強調されたサウンドではない気がしますので、ピックが関係あるのかもしれませんねえ。
本ピックは、サウンド面でかなり癖が少なめで汎用性が高そうな印象です。
スティーブヴァイシグネイチャーピックでの弾き心地等についてはいかに?
スティーブヴァイのシグネイチャーピックでの弾き心地等について感じたことを列挙すると以下の通り。
・弦離れはまずまず
・ピックがほぼしならない
・グリップが安定しているので握っても滑りにくい
本ピックの弦離れは、特別強調するほどいいというほどではありませんが、それなりに良好です。
そして、ポリアセタールという素材の特徴ゆえか本ピックはほぼしなりませんので、人によっては少し弾きにくく感じるかもしれません。
あと、グリップに関しては、ピック表面がややしっとりした感じの手触りであり握っても滑りにくいです。
スティーブヴァイシグネイチャーピックはどんなプレイに向いている?
スティーブヴァイシグネイチャーピックは、
「全体的に確かに速弾きを含むテクニカルなプレイには適しているな」
という印象です。
ま、これは予想通りって感じでしょうか。
本ピックは、弦離れがよくグリップも安定しているので、かなり使い勝手がいいですよね。
そして、サウンド面も中音域成分が豊かでアタック音含め音全体がマイルドなので、様々なジャンルに対して対応できる非常に汎用性が高いピックといえます。
スティーブヴァイシグネイチャーピックの評判
では、最後にスティーブヴァイシグネイチャーピックの評判を見てみたいと思います。
ふむ、スティーブヴァイシグネイチャーピックは結構好評なようですな。
そして、ツイッター以外にアマゾンやサウンドハウスの方も検索してみたところ、サウンドや弾き心地といった操作面での特に目立った不評も高評価もないといった感じでした。
これをどうとらえるかですが、おそらく本ピックは取り立てて特徴がないピックだからだと、わたしは思う次第。
ま、真実はわかりませんがね。
おわりに
この記事は「「ピックレビュー23」スティーブヴァイのシグネイチャーピック使ってみた」と題しておおくりしました。
今回はスティーブヴァイのシグネイチャーピックを使ってみましたが、本ピックは全体的にくせが少なく
様々なジャンルに使えそうな印象です。
操作性に関しても、弦離れは比較的良好だしグリップも安定するので扱いやすいと思います。
多分、あまり好き嫌いが分かれるようなピックではない気がしますね。
スティーブヴァイさんの事だから、どんだけ個性的なピックなのかと思っていましたが、ピックに関しては特段奇抜ではなかったんですな。
なんか、面白い。
では!
参考記事等
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