今回は以下の様な方に向けておおくりします。
島村楽器のエバーグリーンプロジェクトのピックの使用感について気になる人
いろんなピックを試してみたい人
話しのネタが欲しい人等
紅茶党ギタリストで心理カウンセラーのオニギリです。
今回もよろしゅう!!
今回の話題は「「ピックレビュー19」島村楽器のエバーグリーンプロジェクトのピック使ってみた」という話です。
今回は、島村楽器の環境にやさしい楽器の販売とその収益の一部を森林保護活動に寄付する「Evergreen Project」の 100%リサイクル漁網のナイロン製ピックになります。
先日、偶然エバーグリーンプロジェクトのピックを島村楽器で見つけたのですが、手触りが大分普通のピックとはかわっていたので引き心地等について気になったのでとり上げてみることにした次第。
結論から言うと、
「エバーグリーンプロジェクトのピックは弾き心地が軽く、カッティングがやりやすい」
です。
漁網のリサイクルピックと言う事でどんな弾き心地なのかと思っていましたが、案外悪くないですな。
なお、自分の右手のピッキング速度の限界を超えてみたいのなら、一からあなたがピッキング速度の向上に関する方法論を考えるよりも、一応サンプルは少ないながらも「わたしは自分なりに方法を編み出して、限界速度を大幅に上げた」のでわたしの方法を参考にしてみるのも手だと思います。
右手のピッキング速度が上がれば、速弾きや半拍三連、32分といった高速カッティンングといったテクニカルな演奏技術の習得を行う上でその効率と各技術の精度は格段に上がります。
それなりに、ギターを弾いてきたとかテクニカルなギターに興味があるという人であれば、右手のピッキング速度の向上はもはや自分のギターライフの行く末を左右するレベルの重大課題。
「右手のピッキング速度はギターを楽しみ続ける希望を与えてくれる非常に重要な存在」と言っても言い過ぎではありません。
というのも、ピッキング速度の向上により「自分が練習して弾けない曲は物理的にはほぼ存在しないはずだ」という自信がつきどんな難曲にも心おれず立ち向かっていく事が出来る可能性が高まるからです。
また、速度上限が高ければ高いほど、余裕をもって正確にニュアンス豊かに弾ききることのできるフレーズの幅が増えます。
自分の余裕いっぱいいっぱいの速度では細やかな表現力を発揮するなどまったくもって不可能です。
しかし、多くの場合、我流で練習を重ねても右手のピッキング速度がなかなか上がらないのが現状ではないでしょうか?
実は、わたしも今でこそ、かの元ギネスホルダーのティアゴ=デラベガさんのようにBPM600の16分以上でのピッキング速度が出せるようになっていますが、本格的に速度向上の練習を始めるまではどんなに頑張ってもせいぜいBPM320行くかどうか程度でした。
そこから、いろいろと試行錯誤を重ねて自分なりにピッキング速度を向上させる方法を見つけ実践し今に至ります。
ピッキング速度向上の方法の詳細はノートに書いていますので、「今よりも速いピッキング速度が出力できる右手をを手に入れて、色んな難曲やテクニカルなフレーズに挑戦していきたい」という方はぜひご覧くだされ。
では、ゆるりとおおくりします。
エバーグリーンプロジェクトのピックのスペック
まずは、エバーグリーンプロジェクトのピックのスペックについて見てみるとしましょう。
形状:ティアドロップ
素材:ナイロン(100%漁網リサイクル)
厚さ:0.73㎜
価格:110円
冒頭でも触れましたが、「Evergreen Project」とは環境にやさしい楽器の販売とその収益の一部を森林保護活動に寄付する2018年9月16日(日)~島村楽器により開始された企画です。
なお、「Evergreen Project」のテーマビジュアルは、美術家の四宮義俊さんにより描かれたとそうです。
ピックにも、しっかりと四宮義俊さんの絵がプリントされていますね。
かなりいい感じです。
ナイロンは、材質としては、マイルドでクリーントーン向きなので、本ピックも漁網からのリサイクルとはいえナイロンはナイロンなのでやはりそうなんでしょうかなあ。
ちょっと、気になるところです。
ちなみに、本ピックには、一瞬「ん?これって紙でできている?」みたいに感じる少し変わった質感があります。
エバーグリーンプロジェクトのピックの音の特徴
エバーグリーンプロジェクトのピックで弦を弾いた際に出る音の特徴としては、以下のようなものが挙げられます。
・弦とピックとのアタック音が柔らかい
・全体的に音がマイルド
・低音の出力がかなり少なめ
本ピックは、ナイロン製ということもあってか「音がかなり軽やか」です。
音は全体的にマイルドで中高音が強めに出る一方、低音域成分は少なめですね。
これは明らかにクリーントーン向きです。
当たり前ですが、重いリフを弾くのには適していません。
漁網をリサイクルしたナイロンと言う事でどんな感じなのかと思っていましたが、案外音は悪くなかったですな。
まあ、、、当たり前か(笑)。
エバーグリーンプロジェクトのピックでの弾き心地等についてはいかに?
エバーグリーンプロジェクトのピックでの弾き心地等について感じたことを列挙すると以下の通り。
・手が結構滑る
・結構しなるので少しスピードを上げるときに力加減が必要
・弦離れはいい
・高速でのカッティングがやりやすい
ナイロン製ピックの宿命なのかもしれませんが、本ピックはかなり滑ります。
なので、手汗が多い人にはお勧めできない気がしますねえ。
そして、弦離れは結構いいのでスムーズにストレスなくピッキングできます。
ただし、本ピックはナイロンという材質の特性に加えて厚さが0.73㎜と薄いのでかなりしなるので、これがスピードロスの元凶となっている印象がありますね。
まあ、誤差レベルっちゃ誤差レベルですが、気になる時は気になります。
しかし、よくしなるおかげでカッティングはかなりやりやすい印象です。
エバーグリーンプロジェクトのピックはどんなプレイに向いている?
エバーグリーンプロジェクトのピックは、
「弾き語りやコードカッティングイを主体としたプレイに向いている」
と言っていいかと思います。
逆に、ヘビーメタルやハードロックといったジャンル、特に「重いリフを弾く」のにはかなり向いていない気がしますねえ。
あと、上述のように、ピックが滑りやすいのも地味に問題ではあります。
なんとなく、本ピックはアコースティックギターとかに使った方がいいのかもしれません。
実際に、本ピックを使ってみて、演奏に際して特段の弾きにくさは感じない、いや、むしろ「弦離れがよくて結構弾きやすい」という印象でしたが、どうにも音が軽すぎて、、、、。
まあ、これは好みですかね?
エバーグリーンプロジェクトのピックの評判
では、最後にエバーグリーンプロジェクトのピックの評判を見てみたいと思います。
んー、エバーグリーンプロジェクトのピックがアートワークの点では優れいているのは一目瞭然ですが、実際に弾いてみた使用感については見当たりませんでした。
まあ、どう考えても、本ピックは知名度という点ではまだまだですもんねえ、、。
しゃーないか。
おわりに
この記事は「「ピックレビュー19」島村楽器のエバーグリーンプロジェクトのピック使ってみた」と題しておおくりしました。
今回は島村楽器のエバーグリーンプロジェクトのピックを実際に使ってその使用感等について調査してみましたが、弾き心地はなかなかのもの。
ただし、音が明らかに軽いのでこれは弾き語りに向いているピックですね。
あまり、ロック等でリフを弾くのに向いている気はしません。
それにしても、世の中にはひいろんなピックがあるんですなあ。
では!
参考記事等
オンラインギターレッスンならThe Pocket がおすすめ。評判についても調べてみた
速弾きに適したピックは何か少し考察してみた(エレキギターの場合)
「ピックレビュー21」JOPのjazz1ティアドロップ使ってみた
ぼっちざろっくでの使用楽器のモデルを各キャラごとにまとめてみる
|ピックレビュー29|ポールギルバートシグネイチャーピック使ってみた
アジアンカンフージェネレーションのリライトはギター初心者に超おすすめ
「ピックレビュー60」プレイテックの激安ライアングルピック使ってみた
参考
https://www.shimamura.co.jp/p/campaign/evergreenproject/index.html
紅茶ランキング