今回は以下の様な方に向けておおくりします。
いろんなピックを試してみたい人
グローバーオールマンのヴィンテージセルロイドの使用感について気になる人
話しのネタが欲しい人等
紅茶党ギタリストで心理カウンセラーのオニギリです。
今回もよろしゅう!!
今回の話題は「「ピックレビュー15」グローバーオールマンのヴィンテージセルロイド使ってみた」という話です。
今回レビューしていくのはクローバーオールマンのヴィンテージセルロイドピックになります
グローバーオールマンのピックは、世界的に評価が高く多くのミュージシャンから支持されているそうで販売実績もものすごいです。
伊達に売れているわけではないないでしょうから、今回はその使用感についてきっちりと検証していきたいと思います
結論から言うと、オーバーオールマンのヴィンテージセルロイドピックは
「中低音域成分が強めの温かみのある丸い音をしており弾き心地も弦離れがよく良好。表現力重視のギタリストには最適のピック」
といえるでしょう。
なお、自分の右手のピッキング速度の限界を超えてみたいのなら、一からあなたがピッキング速度の向上に関する方法論を考えるよりも、一応サンプルは少ないながらも「わたしは自分なりに方法を編み出して、限界速度を大幅に上げた」のでわたしの方法を参考にしてみるのも手だと思います。
右手のピッキング速度が上がれば、速弾きや半拍三連、32分といった高速カッティンングといったテクニカルな演奏技術の習得を行う上でその効率と各技術の精度は格段に上がります。
それなりに、ギターを弾いてきたとかテクニカルなギターに興味があるという人であれば、右手のピッキング速度の向上はもはや自分のギターライフの行く末を左右するレベルの重大課題。
「右手のピッキング速度はギターを楽しみ続ける希望を与えてくれる非常に重要な存在」と言っても言い過ぎではありません。
というのも、ピッキング速度の向上により「自分が練習して弾けない曲は物理的にはほぼ存在しないはずだ」という自信がつきどんな難曲にも心おれず立ち向かっていく事が出来る可能性が高まるからです。
また、速度上限が高ければ高いほど、余裕をもって正確にニュアンス豊かに弾ききることのできるフレーズの幅が増えます。
自分の余裕いっぱいいっぱいの速度では細やかな表現力を発揮するなどまったくもって不可能です。
しかし、多くの場合、我流で練習を重ねても右手のピッキング速度がなかなか上がらないのが現状ではないでしょうか?
実は、わたしも今でこそ、かの元ギネスホルダーのティアゴ=デラベガさんのようにBPM600の16分以上でのピッキング速度が出せるようになっていますが、本格的に速度向上の練習を始めるまではどんなに頑張ってもせいぜいBPM320行くかどうか程度でした。
そこから、いろいろと試行錯誤を重ねて自分なりにピッキング速度を向上させる方法を見つけ実践し今に至ります。
ピッキング速度向上の方法の詳細はノートに書いていますので、「今よりも速いピッキング速度が出力できる右手をを手に入れて、色んな難曲やテクニカルなフレーズに挑戦していきたい」という方はぜひご覧くだされ。
では、ゆるりとおおくりします。
グローバーオールマンのヴィンテージセルロイドのスペック
まずは、グローバーオールマンのヴィンテージセルロイドのスペックについて見てみるとしましょう。
グローバーオールマンのヴィンテージセルロイドピックのスペックについては以下の通り
形状: ジャズ
厚み:0.46 mm、 0.71 mm、 0.81 mm、 0.96 mm、 1.14 mm、 1.35 mm(今回は 0.96 mm)
材質:セルロイド
価格:130円弱程度
グローバーオールマンは、ピックやストラップのような楽器用アクセサリーを販売しているオーストラリアのブランドであり、同社のピックは世界中のミュージシャン、特にブルース系ギタリストから高い評価を受けているといいます。
そして、その販売実績はなんと「世界で3500万枚以上」に上るとも。
グローバーオールマンのピックはデザイン性が高いことでも広く知られております。
ですが、おそらく人によっては「ん?グローバーオールマン?いや、フェンダーとかギブソンなら知っているけど、、、」等と感じる人もいるでしょう。
実際、グローバーオールマンのピックの販売実績は世界的に見てすごいお規模なのですが、日本での知名度はいまいちなんですよね。
でも、それもそのはず。
なにせ、ーバーオールオールマンのピックが日本に上陸したのは、2014年に入ってからだそうですからね。
現在は、徐々に販売店を拡大していっている状況のようです。
なお、一般にセルロイド製のピックには耐久性の面で難がある印象ですが、本ピックは高品位なセルロイドを使っているため耐久性にも優れているといるんだとか。
ただ、そのために価格が一般的なピンクと比べて若干割高です。
グローバーオールマンのヴィンテージセルロイドの音の特徴
グローバーオールマンのヴィンテージセルロイドで弦を弾いた際に出る音の特徴としては、以下のようなものが挙げられます。
・音が全体的に丸くマイルド
・中低音域成分がやや多め
・ピッキング時に生じるアタック音が目立たない
・高域はやや控えめ
本ピックは全体的にマイルドなサウンドをしているので、ブルースギタリストに支持者の多いというのも非常に納得がいきます
高音域成分は控えめながら音像の輪郭は割とはっきりしており、中低音域成分がやや多めなため非常に温かみのある音をしているんですな。
こうしたサウンドの傾向は、ディストーションが控えめの状態では非常に表現力に影響を及ぼしそうです。
ふむ、、、ちょっとこれはこれで常備しておいてもいいかもしれませんね。
個人的には結構好きな音色です。
グローバーオールマンのヴィンテージセルロイドでの弾き心地等についてはいかに?
グローバーオールマンのヴィンテージセルロイドでの弾き心地等について感じたことを列挙すると以下の通り。
・ジャズ型なのでやや操作性が悪い(カッティングはやりにくい)
・ピックが滑りやすい
・弦離れが良い
・ややしなるので弦からの抵抗が少ない
本ピックは、上述の通りサウンドに関しては個人的にかなり好感が持てます。
しかし、弾きやすいとはあんまり言えないですね
ホンピックはジャズ型なのでカッティングは当然やりにくいですし、やはりグリップが安定しにくい印象です。
ピックの材質的にも滑りやすいので、手汗の多い人にはお勧めできない気がします。
ただ、弦離れなが良く程よくしなるのはいい所です。
とはいえ、本ピックはテクニカルなプレイにはあまり向いているとは言えそうにないですね。
グローバーオールマンのヴィンテージセルロイドはどんなプレイに向いている?
グローバーオールマンのヴィンテージセルロイドピックは表現力重視のギタリストに向いているでしょう。
サウンド面のバランスが非常に良いと思うのでブルース系ギタリストからの支持が厚いのもうなずけます。
クリーントーンで演奏する場面が多いなら、ぜひ持っておきたいピックかと。
ただ本ピックの形状がジャズ型であることやピックの材質の特性上滑りやすい等の点で難があります。
実際、ジャズ型だとカッティングはやりにくいですし、ピックの面積が小さいのでグリップが安定しづらいです
おまけにピック自体がセルロイド製なので滑りやすくので、グリップの不安定さが加速します。
手汗が多い人ならなおさらって感じですね。
そういった理由から、本ピックは、テクニカルなプレイには適さないと結論していいかと思います
もしテクニカルなプレイをしたいのであれば、 Master 8 japan のINFINIX-U 採用されたピックかピックボーイハイモジュラスを使った方がいいでしょう
グローバーオールマンのヴィンテージセルロイドの評判
では、最後にグローバーオールマンのヴィンテージセルロイドの評判を見てみたいと思います。
ふむ、やはりグローバーオールマンのヴィンテージセルとロイドの音がいいと感じている人は割といるみたいですね。
ただ、何となく速弾き等テクニカルなプレイを好む人はあんまり使ってなさそうな気がしますな。
まあ、ツイッターをちょっとのぞいたくらいで断言するのは危険ですけども、そんな気はします。
おわりに
この記事は「「ピックレビュー15」グローバーオールマンのヴィンテージセルロイド使ってみた」と題しておおくりしました。
グローバーオールマンのヴィンテージセルロイドピックは、個人的に音が非常に素晴らしいと感じた模様。
ただ、ジャズ型なのもあってあまり弾きやすいピックだとは言えませんよね。
別に、特段プレイに支障が出るような弾きにくさを感じることはないですが、どうしても一般的なティアドロップと比べたら弾きにくいです。
なにより、滑りやすいのが困る、、、。
とはいえ、音は非常に良いと思うので、しっとりとしたプレイをするときのために数枚は常備しておくといいと思う次第。
ふむ、マジでピックで音って変わるのな。
まあ、、、当たり前か。
では!
参考記事等
オンラインギターレッスンならThe Pocket がおすすめ。評判についても調べてみた
速弾きに適したピックは何か少し考察してみた(エレキギターの場合)
「ピックレビュー13」MASTER 8 のINFINIX-U Hard Grip 使ってみた
「ピックレビュー27」ジムダンロップの赤いジャズⅢ使ってみた
「ピックレビュー28」ジムダンロップの黒いトーテックス製ジャズⅢ使ってみた
「ピックレビュー64」タカミネのセルイド製ピックP1G使ってみた
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