今回は以下の様な方に向けておおくりします。
ジムダンロップトーテックスのトーテックス製ピックの使用感について気になる人
いろんなピックを試してみたい人
話しのネタが欲しい人等
話しのネタが欲しい人等
紅茶党ギタリストで心理カウンセラーのオニギリです。
今回もよろしゅう!!
今回の話題は「「ピックレビュー12」ジムダンロップトーテックス0.6㎜使ってみた」という話です。
今回レビューしていくピックは、ジムダンロップのトーテックス0.6㎜になります。
前回のクレイトンに続いてトライアングル型のピックとしては2つ目ですね。
ただ、厚さは0.6なのでクレイトンの0.45と比べるとそこそこ厚いですし、素材も違います。
結論から言えば、
「やっぱりテクニカルプレイには向いていない。しかし、これはコード弾き主体の人にはうってつけだろう」
て感じです。
以前のクレイトンの0.45よりは断然トーテックスの方がいいですな。
なお、自分の右手のピッキング速度の限界を超えてみたいのなら、一からあなたがピッキング速度の向上に関する方法論を考えるよりも、一応サンプルは少ないながらも「わたしは自分なりに方法を編み出して、限界速度を大幅に上げた」のでわたしの方法を参考にしてみるのも手だと思います。
右手のピッキング速度が上がれば、速弾きや半拍三連、32分といった高速カッティンングといったテクニカルな演奏技術の習得を行う上でその効率と各技術の精度は格段に上がります。
それなりに、ギターを弾いてきたとかテクニカルなギターに興味があるという人であれば、右手のピッキング速度の向上はもはや自分のギターライフの行く末を左右するレベルの重大課題。
「右手のピッキング速度はギターを楽しみ続ける希望を与えてくれる非常に重要な存在」と言っても言い過ぎではありません。
というのも、ピッキング速度の向上により「自分が練習して弾けない曲は物理的にはほぼ存在しないはずだ」という自信がつきどんな難曲にも心おれず立ち向かっていく事が出来る可能性が高まるからです。
また、速度上限が高ければ高いほど、余裕をもって正確にニュアンス豊かに弾ききることのできるフレーズの幅が増えます。
自分の余裕いっぱいいっぱいの速度では細やかな表現力を発揮するなどまったくもって不可能です。
しかし、多くの場合、我流で練習を重ねても右手のピッキング速度がなかなか上がらないのが現状ではないでしょうか?
実は、わたしも今でこそ、かの元ギネスホルダーのティアゴ=デラベガさんのようにBPM600の16分以上でのピッキング速度が出せるようになっていますが、本格的に速度向上の練習を始めるまではどんなに頑張ってもせいぜいBPM320行くかどうか程度でした。
そこから、いろいろと試行錯誤を重ねて自分なりにピッキング速度を向上させる方法を見つけ実践し今に至ります。
ピッキング速度向上の方法の詳細はノートに書いていますので、「今よりも速いピッキング速度が出力できる右手をを手に入れて、色んな難曲やテクニカルなフレーズに挑戦していきたい」という方はぜひご覧くだされ。
では、ゆるりとおおくりします。
ジムダンロップトーテックス0.6㎜のスペック
まずは、ジムダンロップトーテックス0.6㎜のスペックについて見てみるとしましょう。
材質:トーテックス
厚さ:0.6㎜(他には.50 / .73 / .88 / 1.0 / 1.14がある)
形状:トライアングル
なお、モリダイラ楽器の公式ぺージからジムダンロップトーテックスの紹介文は以下の通り。
Tortex®は耐久性が高く、柔軟性がありつつも形状を保つことのできる素材です。ブライトでクリスプなサウンドで、エレキギターの激しいリードプレイや、アコースティックのストロークプレイなど、様々なシチュエーションであなたのプレイに応えてくれます。
引用
https://moridaira.jp/posts/jdunlop-picks-418
ふむ、トーテックスという素材は、ポリアセタールの一種であるデルリンをダンロップ社の独自の技術で特殊加工したもので、べっ甲のような質感だといいます。
そのため、なんとなく本ピックで上記説明文にあるような、「ブライトでクリスプなサウンド」が出そうな気はしますねえ。
まあ、実際に使ってみないと何とも言えないところですが。
ジムダンロップトーテックス0.6mm の音の特徴
ジムダンロップトーテックス0.6mm で弦を弾いた際に出る音の特徴としては、以下のようなものが挙げられます。
・中音域の抜けがいい
・低音域と高音域は控えめで全体的に丸い
・アタック音は控えめ
・・ダウンピッキングの音圧はやや物足りない感じ
トーテックスという材質や先端の形状が丸みを帯びているせいもあるのかもしれませんが、全体的に丸みのあるマイルドな音をしています。
そして、やや中音域が強めでアタック音は控えめな印象です。
おそらく、全体的なバランスはいいと思います。
ただ、個人的にダウンピッキングのヘビーさには少し欠ける気がしますかね。
ジムダンロップトーテックス0.6mm での弾き心地等についてはいかに?
ジムダンロップトーテックス0.6mm での弾き心地等について感じたことを列挙すると以下の通り。
・トライアングル型であるためやや小回りが利かない
・比較的滑りにくいのでグリップが安定する
・弦離れは結構いい
・ほどほどにしなる
・先端が丸いので弦抵抗が少ない
本ピックは、トライアングル型かつ素材がトーテックスという事もあって非常にグリップが安定します。
弦離れはよくしなり具合もほどほどなのでスムーズにピッキングできる印象です。
しかし、トライアングル型全般に言えることですが、あまり小回りが利かないため少し扱いにくい感じはあります。
もっとも、わたしが普段からティアドロップ型に慣れているだけの可能性もすてきれませんが、、、いずれにせよ、弦移動の際に少しストレスを感じるのは事実ですね。
また、あえて特徴位として書き出すほどではありませんが、心持ちアーティキュレーションもつけにくい印象ですかな。
知らんけど。
ジムダンロップトーテックス0.6mm はどんなプレイに向いている?
ジムダンロップトーテックス0.6mmは、あまり細かい弦移動を含んだテクニカルなプレイには向かない気がします。
やはり、トライアングル型は大きすぎて細かい動きをするのに不便を感じてしまいますよね。
そのため、ジムダンロップトーテックス0.6mmは、コード弾きを主体にしたプレイをする人やあまり激しい弦移動をしたり高速でピッキングしたりしない人向けな気がします。
そして、薄めのピック全般言えることではありますが、ギター初心者が「ピックが弦に負ける感覚」を身に着けるために有用でしょう。
ジムダンロップトーテックス0.6mm の評判
では、最後にジムダンロップトーテックス0.6mm の評判を見てみたいと思います。
ふむ、やはりジムダンロップトーテックス0.6mm は、コード弾きにかなり向いているようですね。
一応、ツイッターを見ている限りでは、テクニカルプレイにトーテックスのトライアングル型を使っていると思われる人は見当たりませんでした。
まあ、わたしの見落としもあるとは思いますが、本ピックがテクニカルプレイに向いていない事の証拠なのかもしれません。
おわりに
この記事は「「ピックレビュー12」ジムダンロップトーテックス0.6㎜使ってみた」と題しておおくりしました。
ジムダンロップトーテックス0.6㎜を使って弾いてみて、やはりトライアングル型全般に言える事ですが小回りの利かなさを実感しました。
トーテックスという素材の性質上、弦離れがいいのは確かですがテクニカルなプレイには向いていないでしょう。
本ピックは、コード弾きを主体するプレイヤーや複雑な弦移動を多用しない人に向いているピックなんじゃなかなと思う次第。
ま、単に私の技量不足である可能性は大いにあるでしょうが、そういう感想でした。
では!
参考記事等
オンラインギターレッスンならThe Pocket がおすすめ。評判についても調べてみた
速弾きに適したピックは何か少し考察してみた(エレキギターの場合)
囁くように恋をうたうのアニメ化決定したので劇中のバンドについて調べてみた
「ピックレビュー27」ジムダンロップの赤いジャズⅢ使ってみた
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