今回は以下の様な方に向けておおくりします。
ギターの効率的な弾き方についてのヒントが欲しい人
ギターが上達したい人
話しのネタが欲しい人等
今回の話題は「「ギターと4スタンス理論1 」4スタンス理論でギターが上手になる?」という話です。
今回から少し本格的にもっと身体操作的な側面からギター演奏を考察する記事を投稿してこうかなって思います。
最近、こうしてギターネタをブログでまともに書き出してから、ちょっと探求心に火がついてきて「ギターってそもそもどう弾くのが正しくてどうすると最短でうまくなるんだろう??」みたいな疑問を解明したくてうずうずしてきているんです。
多分、多くのギタリストがこうしたことは気になると思うんですよね。
てなわけで、これから身体論についての勉強の進捗もあり不定期になりそうですが、ギターと身体操作的なネタを投稿していこうかなって感じですね。
今回の記事では、あくまでも「4スタンス理論の簡単な概要」とそれを知ることがどうしてギター演奏の上達と関係あるのか程度にとどめるつもりです。
4スタンス理論の詳細と4スタンス理論のギター演奏に対する応用については、今後わたし自身が4スタンス理論を勉強しつつ記事にしていく予定ですのでよろしゅう。
本記事は廣戸聡一さん著「4スタンス理論バイブル」を主に参考にしています。
参考
なお、ギター教室に通うべきか迷っている人は「ギター教室に通うべき人の特徴」の記事が参考になるかと。特に、「オンラインで全部完結させたい!」という人にはオンラインレッスンのパイオニアであるTHE POCKETがおすすめです。
では、ゆるりとおおくりします。
右手のピッキング速度ってなかなか簡単には上がりませんよね?事実、わたしも一時期かなり悩んでいました。
しかし、試行錯誤の末にある練習方法を思いつき、それを実践して比較的短期間に速度が一気に向上。さらに、今では開始当初の2倍以上の速度になっています。
そこで、ピッキング速度を徹底的に追求したい人は、わたしがピッキング速度の限界を2倍以上に引き上げた少し独特な練習方法を試してみてはどうでしょうか?
ギター演奏ってスポーツの一種じゃね?
ギター演奏は、「スポーツなのかそうでないか?」みたいな議論は昔からそれなりにあるようです。ギター演奏は音感の問題もあるので、「純然たるスポーツではない」かもしれません。
しかし、「演奏に際して身体操作を用いる」という意味では明らかにスポーツの一種と言っていいでしょう。
よく、いわゆる速弾きギタリスト達は「あいつらはギター演奏をスポーツか何かと勘違いしているぜw」みたいな嘲笑にさらされます。しかし、わたしとしては、そう言って嘲笑している人たちこそ勘違いしていると思いますよね。
「そもそも体を操作するという意味ではギター演奏だってスポーツの一種じゃん?勘違いしているのそっちじゃないの?」と。
もっとも、いわゆる速弾きギタイリストの中には「メロディーラインも何も意識せず、ただスケールを速く弾きまくっている人」がいるのも事実なので、速弾きギタリストが批判されるのにも一理あるとは思いますがね。
とりあえず、ギター演奏の身体操作的側面にもっと着目すれば、「無理のない効率的な演奏方法」が見つかりそうですし、それが結果的に演奏技術の上達につながるであろうことは明白でしょう。
今回から何回かに分けてとり上げる予定の4スタンス理論もそうした身体操作を考える上で役に立つであろう理屈になります。自分に適した弾き方を模索している人にとっては、そこそこ参考になるでしょう。
レッシュ理論と全体定理と個体定理
4スタンス理論について語るには、まず「レッシュ理論」について触れておかねばいけません。
レッシュ理論とは、一般社団法人「レッシュ・プロジェクト」代表を努める整体療法家の廣戸聡一さんによって提唱されている身体動作理論です。4スタンス理論は、このレッシュ理論の体系の中に位置づけれております。
レッシュ理論では「安全」と「確実」を最重要視しており、その前提のもと、「誰にでも当てはまる身体の使い方である全体定理」と「個人それぞれの体の使い方である個体定理」を設定している模様。
全体定理を考える基盤になる理論は5ポイント理論と呼ばれ、個体定理を考える基盤になる理論は4スタンス理論と呼ばれます。
つまり、4スタンス理論は、「個々人それぞれに適した身体の使い方を考えるための理論体系」というわけです。心理学でいう個人差研究に相当するものが、この4スタンス理論ってことになりそうですねえ。
自分に適した動きを知ってギターにそれを応用すると上達が早いかも
人には誰でも「この動作はやりやすいけどこの動作はやりにくい」みたいな体の使い方の得意不得意といったものがあります。おそらく、あなたもこれには納得してくれるかと思う次第。
実際、ギターを弾いていても「クラシックフォームだとストレスなく運指できるけどネックを握りこむとどうもうまくいかない(手の大きさによる運指の制限をうけていないものとする)」とか「ピックを深く握りこむと不安定になるけど指先で持つと安定する」みたいな経験があるはずです。
4スタンス理論は、こうした個々人の体の使い方の得意不得意やそれぞれに合ったやり方を明らかにしてくれる可能性を秘めているので、上手に取り入れれば「無駄なく効果的にプレイができるようになる」わけです。
4スタンス理論だけでギターの演奏のすべてを効率化することは到底無理でしょうが、きっと何がしかのプラスにはなるはずと思いますねえ。
無理なく動作できる時にこそ、パフォーマンスが最大かされるのはおそらく直感的にも理論的にも正しいので、様々なギタープレイを自分にとって自然な動作として落とし込んでいきたいですね。
参考
おわりに
この記事は「「ギターと4スタンス理論1 」4スタンス理論でギターが上手になる?」と題しておおくりしました。
人にはそれぞれ「この動作は得意だけどこの動作は不得意」といった「身体の使い方の得手不得手」があります。4スタンス理論は、そうした個々人の身体の使い方の得意不得意や最適な身体操作方法を明らかにしてくれるものです。
ギター演奏も身体操作の一種ですので、4スタンス理論の知見はきっと何かの役に立つはず。と言う事で、今後も不定期ですが4スタンス理論についての話題を出していきますので、よろしゅう。
では!
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