今回は以下の様な方に向けておおくりします。
いろんなピックを試してみたい人
話しのネタが欲しい人等
紅茶党ギタリストで心理カウンセラーのオニギリです。
今回もよろしゅう!!
今回の話題は「「ピックレビュー9」アイバニーズのサンドグリップ(旧版)使ってみた」という話です。
今回レビューしていくピックは、アイバニーズのサンドグリップの旧版になります。
本当は現行モデルのレビューをすればよかったんですが、せっかく旧版が手元にあるのを発見したので
「これは使わない手はない!」と思ってあえてレビューしようと思った次第。
今回とあり上げるアイバニーズのサンドグリップは、旧版ではありますが「サンドグリップの効果」についてはおそらく現行モデルとそう変わらないはずです。
今回のレビューは、サウンド面よりもどちらかと言えば「弾きやすいのかどうか」といった演奏性の視点から参考にしてみるといいでしょう。
なお、自分の右手のピッキング速度の限界を超えてみたいのなら、一からあなたがピッキング速度の向上に関する方法論を考えるよりも、一応サンプルは少ないながらも「わたしは自分なりに方法を編み出して、限界速度を大幅に上げた」のでわたしの方法を参考にしてみるのも手だと思います。
右手のピッキング速度が上がれば、速弾きや半拍三連、32分といった高速カッティンングといったテクニカルな演奏技術の習得を行う上でその効率と各技術の精度は格段に上がります。
それなりに、ギターを弾いてきたとかテクニカルなギターに興味があるという人であれば、右手のピッキング速度の向上はもはや自分のギターライフの行く末を左右するレベルの重大課題。
「右手のピッキング速度はギターを楽しみ続ける希望を与えてくれる非常に重要な存在」と言っても言い過ぎではありません。
というのも、ピッキング速度の向上により「自分が練習して弾けない曲は物理的にはほぼ存在しないはずだ」という自信がつきどんな難曲にも心おれず立ち向かっていく事が出来る可能性が高まるからです。
また、速度上限が高ければ高いほど、余裕をもって正確にニュアンス豊かに弾ききることのできるフレーズの幅が増えます。
自分の余裕いっぱいいっぱいの速度では細やかな表現力を発揮するなどまったくもって不可能です。
しかし、多くの場合、我流で練習を重ねても右手のピッキング速度がなかなか上がらないのが現状ではないでしょうか?
実は、わたしも今でこそ、かの元ギネスホルダーのティアゴ=デラベガさんのようにBPM600の16分以上でのピッキング速度が出せるようになっていますが、本格的に速度向上の練習を始めるまではどんなに頑張ってもせいぜいBPM320行くかどうか程度でした。
そこから、いろいろと試行錯誤を重ねて自分なりにピッキング速度を向上させる方法を見つけ実践し今に至ります。
ピッキング速度向上の方法の詳細はノートに書いていますので、「今よりも速いピッキング速度が出力できる右手をを手に入れて、色んな難曲やテクニカルなフレーズに挑戦していきたい」という方はぜひご覧くだされ。
では、ゆるりとおおくりします。
アイバニーズのサンドグリップのスペック
まずは、アイバニーズのサンドグリップのスペックについて見てみるとしましょう。
ただその前に触れておかないといけないのですが、当記事を書くにあたってわたしが用意したアイバニーズのサンドグリップは、現行のモデルそのひとつ前のモデルなんですよね。
以下に示すスペック情報は、あくまでも現行モデルについてのものである点はご了承くださいませ。
Product Name Grip Wizard Series Sand Grip
厚さ HEAVY (1.0mm)
材質 ポリアセタール
シェイプ Teardrop Shape
https://www.ibanez.com/jp/products/detail/pa18hsg_99.html
そして、わたしが今回用意したサンドグリップの旧版が以下。
大分デザインが違いますし、材質について同じなのかよくわかりません。
厚さは大体1mmです。
どうも、ネットを検索した感じだと旧版のサンドグリップの素材は「デルリン(トーテックス)」である可能性がありますが、情報源が海外の通販サイトであるためあまり信用できない気がします。
なにより、実際に触ってみた感じだととてもトーテックスには思えません。
個人的に触った質感の感じからすると、旧版のサンドグリップの素材も新版のサンドグリップと同じポリアセタールだと思います。
ま、確定ではありませんけどね。
いずれにせよ、今回のレビューに関しては、音よりもサンドグリップ自体が演奏性に及ぼす影響を中心に参考にしてほしいと思う次第。
どうぞよろしゅう。
アイバニーズのサンドグリップの音の特徴
で弦を弾いた際に出る音の特徴としては、以下のようなものが挙げられます。
・中低音成分が多め
・アタック音が弱め
・高音成分が控えめで全体的に音がまるい
ふむ、全体的にマイルドな音をしている印象ですね。
中低音を強調したいとかアタック音を控えめにしたいといった人にはニーズのあるピックでしょうな。
ただ、あんまり個人的には好みの音ではないです。
アイバニーズのサンドグリップでの弾き心地等についてはいかに?
での弾き心地等について感じたことを列挙すると以下の通り。
・ピックが滑りにくくずれにくい
・ピックの先端にやや丸みがあるので弦抵抗がすくない
・弦離れがやや悪い
・ダウンピッキングは割と軽い力でしっかり音圧が出る
アイバニーズのサンドグリップで実際に弾いてみて、わたしは「なんか使いやすいとも使いにくいともいえないなあ」といった微妙な感想を持ちました。
というのも、ピックがずれにくく弦抵抗が少ないのはいいのですが弦滑りがあまりよくないので少し弾きにくいんですよね。
素材がウルテムとかだったらよかったかもしれません。
ただ、ダウンピッキングが軽い力で比較的大きく出せる点はかなりのメリットであると思います。
グリップがきちんと仕事しているおかげでしょう。
アイバニーズのサンドグリップはどんなプレイに向いている?
アイバニーズのサンドグリップで実際に弾いてみた印象だとと、あんまりテクニカルなプレイには向いている気がしませんでした。
もう少し弦離れがよくなってほしいなって感想です。
ただ、あまりテクニカルなソロを弾かず重いリフを中心にプレイするなら、アイバニーズのサンドグリップは結構適していると思いますね。
あとは中低音を強調した音作りがしたい人にもおすすめはできそうかなと思います。
まあ、結局こういうのって使い方次第で何とでもなりますから。
ただ、アイバニーズのサンドグリップはちょっと癖強めに感じますけどね。
アイバニーズのサンドグリップの評判
では、最後にアイバニーズのサンドグリップの評判を見てみたいと思います。
ふむ、やはりアイバニーズのサンドグリップは、グリップ部分のおかげで滑りにくくそれがゆえに使いやすいと思っている人がいるようですな。
ただ、サウンド面の評判についてはようわかりませんね。
おわりに
この記事は「「ピックレビュー9」アイバニーズのサンドグリップ(旧版)使ってみた」と題しておおくりしました。
今回はアイバニーズのサンドグリップ(旧版)の音質と弾き心地についてレビューしてみた次第。
アイバニーズのサンドグリップの音質は、全体的にマイルドです。
そして、アイバニーズのサンドグリップでの弾き心地に関しては少し弦離れがよくない印象なのであまり速弾きには向かないかもしれません。
アイバニーズのサンドグリップは結構癖の強いピックですねえ。
では!
参考記事等
オンラインギターレッスンならThe Pocket がおすすめ。評判についても調べてみた
速弾きに適したピックは何か少し考察してみた(エレキギターの場合)
「ピックレビュー12」ジムダンロップトーテックス0.6㎜使ってみた
「ピックレビュー8」ESPのウルテムエッジ1.0㎜を使ってみた
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