今回は以下の様な方に向けておおくりします。
ピックの厚さや形状によってどう音質や弾き心地が変わるか気になっている人
自分にあったピックを探している人
弾きやすいピックを探している人
話しのネタが欲しい人
今回もよろしゅう!!
紅茶党ギタリストで心理カウンセラーのオニギリです。
今回の話題は「ピックの形状や厚さによって音質や弾き心地はどう変わるのか?」という話です。
今回はピックの厚さによって音質や弾き心地がどんなふうに代わる傾向にあるのかについて「あくまでも一般論を中心に」まとめてみます。
ピック選びの参考にしてみてくださいな。
なお、ピックのと厚さによって弾きやすさがどれくらい変わるかについて気になる人はこちら。
なお、ギター教室に通うべきか迷っている人は「ギター教室に通うべき人の特徴」の記事が参考になるかと。特に、「オンラインで全部完結させたい!」という人にはオンラインレッスンのパイオニアであるTHE POCKETがおすすめです。
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ピックの形状と厚さのバリエーションにはどんなものがある?
まずは、ピックの厚さや形状のバリエーションについてざっと概観してみたいと思います。
ピックの厚さについてはメーカーによってまちまちではありますが、ざっと以下のようなバリエーションがありますね。
・Thin( 0.38~㎜0.5)
・medium(0.6㎜~0.8㎜)
・Heavy( 0.9㎜~1㎜)
・Extra Heavy(1.15㎜~4㎜)
わたしが現状で把握している限りでいうと、極薄ピックの最下限はウルテム製のクレイトンのピックの0.38㎜で、逆に最も厚いピックはGravity Guitar Picksの4㎜です。
次に、ピックの形状のバリエーションについては以下の通り。
・トライアングル(オニギリ)型
・ティアドロップ型
・ジャズ型
・真円形
・サムピック
・その他(六角形、左右非対称、ホームベース、・サムピック等)
最後のその他に関しては、あまりに特殊なため今回はあえて扱いません。
その他の形状のピックに関しては、今後は必要に応じて個別記事でレビューしていきたいと思いますので、こうご期待!?
ピックの厚さによって音質と弾き心地はどう変わる?
では、ピックの厚さによる音質や弾き心地の特徴について、その厚さごとに順次見ていきましょう。
・Thin( 0.38㎜~0.5㎜)
Thinのピックは、音が弱めで比較的高音が強調される傾向にあります。
Thinのピックは、ピッキングの際に弦に自然と負けてくれるため、ギター初心者がピッキングの感覚をつかむための最初の一歩には有用かもしれません。
ただし、Thinのピックはしなりすぎるので弦に負ける感覚をつかんだら、すぐにmediumに持ち替える必要があると思います。
しなりすぎるピックは、指先の細かなコントロールができないとうまく扱えないからです。
また、音圧にかけるためメタルやハードロックには向かないでしょう。
特に、メタリカのマスターオブパペッツのような高速ダウンには使えません。
・medium(0.6㎜~0.8㎜)
mediumのピックは、中低音~高音までをバランスよく出力できる傾向にあり非常に汎用性が高い厚さのピックであるといえます。
ただ、悪く言えば、「個性のない音」になりやすいとも言えますね。
なお、mediumのピックは、適度にしなるのでギター初心者の方には最適です。
・Heavy( 0.9㎜~1㎜)
Heavyのピックは、低音成分が強調された音が出力されます。
そして、しなりにくく軽い力でも大きな音が出やすいので速弾きに非常に向いているといえますね。
ただ、低音成分が強調されるので、クリーントーンでのコード弾きには向かないかもしれません。
まあ、イコライザーとか使えば行けますかね?
知らんけど。
・Extra Heavy(1.15㎜~4㎜)
Extra Heavyのピックの音の傾向は、Heavyのピックと基本的に同じです。
ただ、「軽い力でも大きな音が出る度合い」はExtra Heavyの方が数段上になります。
例えば、Extra Heavyのピックの具体例としては、ジムダンロップのスタビーがありますが、本当に少しの力で大きな音が出せますし低音成分も大分多めです。
Extra Heavyのピックは、重めのリフを弾く人には結構適しているといます。
3、ピックの形状によって音質と弾き心地はどう変わる?
では、ピックの形状による音質や弾き心地の特徴について、その形状ごとに順次見ていきましょう。
・トライアングル(オニギリ)型
トライアングル型のピックは、弦との接触面が大きくなりやすい事から音量は稼ぎやすいといえます。
しかも、ピック自体の面積が大きいためにグリップが安定するのもいいところです。
細かい指先のコントロール感覚がまだ身についていないギター初心者には、このトライアングル型がおすすめだったりします。
・ティアドロップ型
ティアドロップ型のピックは基本的にトライアングル型よりも先端の傾斜が急なためシャープな音が出ます。
しかし、トライアングル型に比べて面積が圧倒的に小さいためグリップがなかなか安定しないかもしれません。
・ジャズ型
ジャズ型も音色的には、ティアドロップ型とあまり変わりがありません。
しかし、ジャズ型の方がティアドロップ型よりもまた一段面積が小さいので手先のコントロールが得意な人でないと扱いに苦労するでしょう。
プレイ面で特筆すべき利点は、多分「ピッキングハーモニクスを出しやすい事」くらいじゃないかなって印象です。
と言う事で、ジャズ型のピックはあまり積極的に使う必要はないと思います。
・真円形
ベース用のピックには、真円型のピックがあります。
以前レビューしたアイバニーズのPM1Aがその真円型のピックです。
音質等の詳細は、レビュー記事をご覧いただきたいのですが、「ものすごく弾きにくい」ですね。
真円形のピックでテクニカルなプレイは不可能です。
ただ、音が非常にマイルドなのでそこは評価できます。
4、ピックを自作してしまうのもあり??
ピックの形状や厚さには実にいろいろなものがありますが、人によっては「どうしても市販のピックだとしっくりこない」と感じることもあるでしょう。
そんなときに、一部の人は「自分で市販のピックを削って自分なりに弾きやすい形に整える」とか「アクリル板を買ってきて切り出してピックを自作する」なんて事をします。
ただ、個人的にそんな風なことをしているくらいったら、ギターを弾いていた方がよほどうまくなる気もするので「ギターを上手くなるためにピックを作る」のは本末転倒な気がしますよね。
どうやら、世の中にはオーダーメイドのピックを作ってくれるサービスがあるので、自分専用のピックが欲しいならそういったサービスを利用した方がよさそうです。
例えば、以下のサイトなら特殊な形状は無理そうですが、自分の好みの材質と形状、厚さ、デザインでオーダーメイドのピックを作ってもらえます。
参考
おわりに
この記事は「ピックの形状や厚さによって音質や弾き心地はどう変わるのか?」と題しておおくりしました。
今回はピックの形状によって音質や弾き心地がどう変わるかについてまとめてみましたが、いろんなピックにはいろんな形がりましたね。
ここに材質の違いも加味したら、それこそ多すぎて収拾がつかなくなってしまうと言うもの。
少しづつ自分のペースで検証していって自分なりのベストなピックを探し当てたいものです。
では!
参考記事等
オンラインギターレッスンならThe Pocket がおすすめ。評判についても調べてみた
速弾きに適したピックは何か少し考察してみた(エレキギターの場合)
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