今回は以下の様な方に向けておおくりします。
- ギター初心者の人
- ギターを買ってこれから練習していこうという人
- 話しのネタが欲しい人等
今回の話題は「ギター初心者がやるべき事を歴だけ長い奴が今更さら考えてみる 」という話です。
いやはや、ギター歴だけは19年くらいととんでもない事になっているへぼギタリストの私ですが、そんなへぼい自分だからこそ「初心者の頃にこうすればもっとよかったのに!!」と思うことがあります。
わたしのように「ギターはストレス解消になるから弾いているだけだし、、、」なんて感じだった人はともかく、大多数の人は「どうせやるからにはギター上手くなりたい!」とか「好きなアーティストの曲を上手に弾けるようになりたい!」と思っているはずです。
そこで今回はこれからギターを始められるギター初心者の方々に向けて、自戒の念もこめて「ギター初心者が気をつけた方がいい事」についてまとめてみたいと思う次第。
本記事と合わせて「ギター歴だけ長くて下手クソなギタリストにありがちな事7選」の記事についても目を通しておくと、いいかもしれません。
なお、ギター教室に通うべきか迷っている人は「ギター教室に通うべき人の特徴」の記事が参考になるかと。特に、「オンラインで全部完結させたい!」という人にはオンラインレッスンのパイオニアであるTHE POCKETがおすすめです。
では、ゆるりとおおくりします。
フェンダー社の調査によると、ギターを始めて1年以内に辞める人の割合は90%
「ギターを最短で上手くなりたい」とか「ギターを挫折せずに続けたい」ならギター教室に通うのが一番。ただ、実際に教室に足を運ぶのは少し面倒に感じる人も多いではないでしょうか?
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個人的に、特に初心者の頃に気をつけた方がいいと思う事
まずは、わたしの経験から「初心者は特に気にした方がいいと思う事」について紹介してみたいと思います。
以下順次補足です。
・きちんとしたフォームをとる
ギターがうまくなりたいのなら、とにかくフォームを確立しない事には始まりません。
たまに「姿勢をよくして弾こう!」みたいな話がありますが、あれは間違いだと断定できます。日本や海外の名ギタリスト達が姿勢よく背筋を伸ばして弾いたりしていますか?
みんなもっとリラックスした状態で弾いているはずです。ギターのフォームについては、ギター講師のヒデノリさんの動画が参考になりますね。
最初に、きちんとしたフォームをとるかどうかで今後の成長はだいぶ変わってくると思うので、フォームにはきちんと気をつけたいものです。
参考
・リズム符の読み方の基本は押さえておく
ある程度リズム符の読み方は勉強しておきましょう。
そうしないと、曲を練習する際にタブ符を見ても「ああ、この数字がここにあるから~弦の~フレットねー」みたいな感じで練習し続けることになりリズム感が育っていきません。
少なくとも、「後々自分で曲を作ろう」とか「きちんと原曲に忠実に弾きたい」と思っている人にとってリズム符がわからないのは致命的です。実は、何を隠そうこの私もリズム符を長い事なおざりにしてきた人間たちの内の一人なんですよね。
最近になってやっと、真面目にリズム符について勉強し始めたっていうねwwいやあ、情けない。リズム符の基本は、ユーチューブでも押さえられると思うので、各々自分にとって分かりやすい動画を探してみるといいでしょう。例えば、以下の動画はかなりわかりやすいです。
参考
・椅子に座ってギターを弾くのなら足置きを用意する
多くの人は椅子に座ってギターを弾くでしょうから、「絶対に足置きを買って練習を始めてください」。
足置きを使わないとギターを構えた際に肘がネックよりも下側に位置することになりがちですが、この状態だとギターがうまく弾けません。ギターを弾く際には、「肘がネックより上にある状態」でないといけません。
なお、ギターを置く脚についてですが、わたしは左手の可動域が広くなることから左足がおすすめです。
その他、ギター初心者が気をつけた方がいい事について簡単にまとめてみる
では、最後にここまでの流れの中で触れてこなかったギター初心者が気をつけた方がいい事についてまとめていきたいと思う次第。
以下には、どれもこれも各所で言われるような当たり前の事もたくさん含まれていますが、確認の意味も込めて列挙してみたいと思います。
きちんとメトロノームを使って練習する
練習のたびにきちんとチューナーを使ってチューニングする
いつも予備の弦は用意しておく
教則本は一冊は用意しておく
無理に毎日練習しようとしない
できるだけ、練習の際は目標をはっきりさせるようにしたい
ギター初心者は「コードストロークからきちんと練習」した方がいい
以下順次簡単に補足です。
・きちんとメトロノームを使って練習する
ギターを練習するにあたって、メトロノームは不可欠です。
というのも、初心者のうちからリズムを意識するのは非常に重要だからですな。ただ、いきなり、「メトロノームを使え」なんて言われても、「メトロームなんてどう使うねん!」となるでしょう。
そこでメトロノームを使った練習例を少し提示してみると、素の練習法には例えば以下のようなものがあります。
- 練習プラン1;メトロノームを一拍に一回なるよう設定して、任意のコードか単音でクリック音と同期するように弾く
- 練習プラン2:メトロノームを1拍に一回なるよう設定して、任意のコードか単音で2拍目と4拍目のクリック音が鳴った時だけ弾く
- 練習プラン3:メトロノームを1拍に一回なるよう設定して、メトロノームを1拍に一回なるよう設定して、任意のコードか単音でメトロノームのクリック音に先立って自分から弾き始めて、自分からリズムをとり始める
- 練習プラン4:メトロノームを1拍に一回なるよう設定して、メトロノームを1拍に一回なるよう設定して、任意のコードか単音で拍とは拍の間で弾く
プラン1だけでも結構効果はあると思います。
・練習のたびにきちんとチューナーを使ってチューニングする
ギターを弾くうえでマジでチューニングは大事です!!
練習するときは、ちゃんとその都度チューナーを使ってチューニングを合わせて練習しましょう。
曲の練習をする際は、タブ符を使ってギターを弾く人が多いはずなので、「各弦の開放弦が規定の音程からずれていたらタブ符通りに弾いても曲にならない」のはわかると思います。
ただ、チューニングをしないとそれよりももっとやばい事があるのです。
それが
「日ごろからチューニングを適当にしたまま練習を続けていくと、どんどん音感が悪くなっていく」
と言う事。
ギターがうまくなってくると、「このフレットは~の音だな」と指板上の音をある程度把握できるようになってくるものですし、それがあるからこそアドリブもいわゆる原曲を聞いてコピーする耳コピができるわけです。
でも、チューニングを適当にしていたら、同じフレットを抑えても毎回毎回出る音が違うなんて話になるので、指板上の音を正確に把握なんてできません。練習のたびに、チューニングをする癖は最低限つけておくべきです。ちなみに、スタジオで練習する際に、もし事前に家でチューニングを合わせてきたとしても、またチューニングすべきですな。
ギターって温度や湿度の変化とかでもチューニングが狂うとか狂わんとか言われますし、そもそも道中でケースとペグが触れているかもしれませんしね。まあ、チューニングには神経質になって損はありません。
とか、偉そうなこと言っておいて、なんですが、わたしも長い事結構チューニングが雑だったんまたチューニングですよねえ、、、。
でも、最近になって、チューニングの重要さをいろいろと感じたので、あなたは最初から重要視してくださいな。チューニングはすごく重要です!
・いつも予備の弦は用意しておく
替えの弦はきちんと常備しておくことをお勧めします。
弦は弾いている最中に突然切れたりする場合がありますし、たとえ切れなくても同じ弦を使い続けると表面がさびる等して劣化してしまいプレイに支障が出るんです。
- 弦交換は、最低でも「1か月に一回」はするのが望ましい。
特に初心者の頃は、力加減がわかっていないのもあって弦の切れるペースがかなり速い事が予想されます。ある程度、予備をストックしておくのがおすすめです。
・教則本は一冊は用意しておく(独学の人の話)
最近では、ユーチューブにギターの練習に役立つレッスン系の動画がたくさんあります。
そのため、「いちいち教則本なんてなくても練習できるじゃないか」と思いがちですが、基本となる教則本は最低一冊はあった方がいいです。
以前の記事でも言及したことですが、教則本には「いつでも手元にあってすぐに気になることが確認できる」という利点があります。
おすすめの教則本としては、ギタリストでユーチューバーでもあるリッキーさんのものがおすすめですかね。
参考
・無理に毎日練習しようとしない
あまり無理に毎日練習しようと思わない事が、ギターを続けるコツです。
毎日練習することを自分に課すと、次第に強制されているような気がして嫌になってギターを弾かなくなりかねません。あと、たまに「一日でも休むとギターが下手になるぞ!」なんていう人がいますが、あまり気にしなくていいと思います。
むしろ、練習をがむしゃらにやり続けて身体を壊してしまうこともあるかもしれませんしね(例:腱鞘炎)。そっちの方がよほど問題です。練習は十分な休息とセットで初めて効果が出るもの。勉強とかと同じなのですよ。
練習した成果は、休息の間の神経系の発達とかそういったものによって徐々に目に見えて現れてくるといえます。継続こそが重要です。ただ私の経験上だと、一週間に2時間くらいは最低でも確保した方がいい気はしています。
それ以上時間が空くと、悲しいほど前の練習内容を忘れているものです。
・ できるだけ、練習の際は目標をはっきりさせるようにしたい
練習は、「自分に足りないものを補うためにするもの」です。
この意識を最初から持ってギターを始めるのと始めないのでは、おそらく長期的に見て成長に大きな差が生まれると思います。
常に「今、自分には何がたりなのか」をきちんと自己分析してその足りない部分を補うように練習を進めたいものです。ただ、独学だとこの自己分析と問題解決が非常に難しいのは間違いありません。なので、効率的にギターがうまくなりたいのであれば、ギター教室に通うことがおすすめです。
・ギター初心者は「コードストロークからきちんと練習」した方がいい
ギター初心者の人は、コードストロークから練習を始めた方がいいです。
いや、もっと言うと、「コードをちゃんと覚えておく必要がある」と言う事ですな。というのも、最初にコードが弾けるようになっておかないと、後々音楽理論について勉強したり曲を作ろうとおもった時にかなり苦労することになります。
また、コードカッティングから練習することで、「オルタネイトピッキングの基礎を築くこと」ができるといわれている模様。
現代テクニカルギターシーンを代表するギタリストであるガスリーゴーヴァン氏は、「ピッキング(オルタネイト)はカッティングを小さくしたものである」といった趣旨の発言をしています。コードカッティングの際の動作をどんどん小さくしてくと、最終的にはオルタネイトピッキングになると言う事です。
というわけで、オルタネイトでドレミファソラシドやクロマチックを練習するよりも先に、コードカッティングから練習するのがおすすめですね。
おわりに
この記事は「ギター初心者がやるべき事を歴だけ長い奴が今更さら考えてみる」と題しておおくりしました。
今回はやたら歴だけ長くなってしまったヘボギタリストの私が、「初心者の頃に気をつけておけばよかったこと」についてまとめてみた次第。ギターは、最初の方で間違ったフォームで練習してしまうと、かなり成長が遅くなる印象です。
ちゃんと、ギターは上達しやすいフォームで練習しましょう。そして、リズム符についてもキチント知識を深めておきたいですよね。リズムについて無知だと、いつになっても雑な演奏しかできませんから、、、。わたしもリズムはあかんので自戒や、、、。
では!
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