今回は以下の様な方に向けておおくりします。
・ギターのピッキング速度は何によって決まってくるのか気になる人
・ギターのピッキング速度を速くしたい人
・話しのネタが欲しい人等
今回の話題は「ギターのピッキングスピードは筋収縮の速度できまってくる??」という話です。
ギターの速弾きで重要な右手のピッキング速度ってなかなか思うように上がりませんよね?ただ、「筋収縮」という視点から考えてみると、効果的にピッキング速度を上げる方法が見えてきそうな気がします。
そこで個人的に思ったのが、筋肉の伸張による活性化を意図的に引き起こし大きな力をうみだすことができれば、筋肉の収縮速度が増し結果的にギターのピッキング速度を上げられるかもしれない」と言う事です。
おそらくこれだけ見ても、「はて?こいつは何を言っているんだ?」と思いますよね!
今回は少し筋収縮とピッキング速度の関係について述べてみたいと思う次第。
なお、ギター教室に通うべきか迷っている人は「ギター教室に通うべき人の特徴」の記事が参考になるかと。特に、「オンラインで全部完結させたい!」という人にはオンラインレッスンのパイオニアであるTHE POCKETがおすすめです。
では、ゆるりとおおくりします。
右手のピッキング速度ってなかなか簡単には上がりませんよね?事実、わたしも一時期かなり悩んでいました。
しかし、試行錯誤の末にある練習方法を思いつき、それを実践して比較的短期間に速度が一気に向上。さらに、今では開始当初の2倍以上の速度になっています。
そこで、ピッキング速度を徹底的に追求したい人は、わたしがピッキング速度の限界を2倍以上に引き上げた少し独特な練習方法を試してみてはどうでしょうか?
生物界最速のピッキングモンスターは「蚊」?
生物界最速のピッキングモンスターは、「蚊」です。
蚊の羽ばたきは、一秒間に2000回だといいます。蚊の羽ばたき一回をピッキング一回と読み替えた場合、やつらは2000音毎秒でピッキングをしているというとんでもないことになってしまうんですよね、、、。
元ギネス記録ホルダーのティアゴデラヴェガさんは、一秒間に38音ピッキングできるとして話題になったので2000音がいかに狂った速度であるかがわかるはずです。
もし蚊がピッキングをしたらそのBPMは、38音毎秒が2280÷4=570BPMなので2000/38×570≒29999BPMとなってしまいますね、、、。
もう何が何だかって話ですよ、、、。
ギターのピッキングスピード=筋収縮速度?
さて、蚊がいかに化け物じみた羽ばたきをする生物であるかがわかったところで、次にやつらがどうしてそこまで速く羽ばたけるのかについて考えていきたいと思います。
蚊が毎秒2000回という高速で羽ばたけるのは、やつらの独特の筋組織の構造が関係しているのです。
鳥などが羽ばたく際には、片方の筋肉が縮んでもう一方の筋肉が緩みます。
しかし、蚊の場合は、「羽を上方向へ動かす筋肉と下方向へ動かす筋肉の両方が収縮する」んです。
「筋肉は収縮しようとしながらも引き伸ばされた」ときに短縮された筋肉よりも大きな力を生み出す性質があるので、蚊は高速で羽ばたけるというわけですな。
このように筋肉が力を出しながら引き伸ばされ大きな力を引き出す現象の事を「伸張による活性化」と言います。伸張の活性化の例としては、「連続でジャンプする運動」があげられるでしょう。
連続でジャンプ運動を行う際、着地の瞬間に足首が過度につぶれぬようふくらはぎの筋肉は短縮するのですが、重さに耐えられず引き伸ばされるといいます。
この際に「伸張による活性化」と同様の現象が起きるので、筋肉は大きな力を発揮し素早く次のジャンプを行えるというわけです。
ギターピッキングスピードを上げたければダウンピッキングを極めればいい??
ここまでの内容を総括すると、
「筋肉の伸張による活性化を意図的に引き起こし大きな力をうみだすことができれば、筋肉の収縮速度が増し結果的にギターのピッキング速度を上げられるかもしれない」
と言う事でした。
となると、ピッキング速度を増すために考えるべきことは以下の2つでしょう。
- ピッキング時において「伸張による活性化」が生じる場面の特定
- ピッキング時に起こる「伸張による活性化」を上手に利用する方法を考える
以下順次補足です。
・ピッキング時において「伸張による活性化」が生じる場面の特定
筋トレの世界では、この「伸張による活性化」を利用した動作を「ネガティブ動作」と呼び、その逆の「筋肉の短さを短縮させながら行う動作をポジティブ動作と呼んでいるそう。
例えば、「ものを持ち上げる動作はポジティブ動作」で「ものを下におろす動作はネガティブ動作」です。ピッキングの場合は、おそらくピックを下におろし弦と接触させる動作がネガティブ動作でアップピッキングがポジティブ動作と言う事になるんじゃないかと思いますねえ。
ということは、、、ダウンピッキングを鍛えると効果的にピッキングに使う筋肉が鍛えられるのではないかという話です。ちょっと、論理的には短絡的に過ぎる気もしますが、経験的にはこの通りだと思うんですよねえ。
ダウンピッキングが速くなると本当にオルタネイトピッキング自体が速くなります。
・ピッキング時に起こる「伸張による活性化」を上手に利用する方法を考える
ピッキング時に起こる伸張の活性化はおそらく「ダウンピッキングをしてピックが弦に接した瞬間」におこると思われます。
その際に生じた力を効率的に次のアップピッキングへ流用できれば、オルタネイト自体が速くなるんじゃないかなあ、、と思ったりする次第。となると、、、、真っ先に思いつくのは、ピックと弦との摩擦を極力減らるって感じでしょう。
しかし先ほどのジャンプの事例でも見たように、筋肉の伸張による活性化が生じるためには、「筋肉に対してある程度の負荷が必要」です。そのため、「単に打弦した際に弦から受ける抵抗減らせばいいというわけではない」と言う事に留意必要でしょう。
と言う事で、オルタネイトピッキングを高速にするためには、ダウンピッキングでピッキングのネガティブ動作において使用する筋肉自体を鍛えつつ、筋肉の伸張による活性化を得るために最適な「弦からの抵抗の度合い」を模索する必要があるのかもしれません。んー、だめだ、、、、なんか分からなくなってきたぞw
おわりに
この記事は「ギターのピッキングスピードは筋収縮の速度できまってくる??」と題しておおくりしました。
今回は筋肉の収縮という観点から、ギターのピッキングを考えてみた次第。
結局、何とも取り留めのない記事となってしまいましたが、、、、まあ結局言いたかったことは、「筋肉の伸張による活性化」を上手に活用できればピッキング速度は上がるんじゃないかって事です。
そして、ギターのピッキングにおいて「伸張による活性化」が起こる場面は、ダウンピッキング時なので、「ダウンピッキングを鍛えればオルタネイト自体が速くなるんじゃないか」て話でした。
もうロジック的にはガバガバですが、、まあそんな気がしたって感じです。まあ、、、いろいろ考えて結局よくわかんなくなってしまいましたなwwなんか、さーせん。
ただ、今回の視点は独自の練習方法を考えるためにヒントとはなるかもしれません。
では!
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