今回は以下のような方に向けておおくりします。
・インドネシアの紅茶について興味がある人
・いろんな国の紅茶を飲んでみたい人
・話しのネタが欲しい人等
オニギリス!
紅茶党ギタリストで心理カウンセラーのオニギリです。
今回もよろしゅう!!
今回の話題は「インドネシアの紅茶の特徴ってどんな感じなの?」という話です。
インドネシアと言えば、コーヒーの生産国として有名です。
しかし、結構紅茶の栽培も盛んなのですな。
最近ではジャワティーのおかげで、インドネシア紅茶の日本での知名度がそこそこ上がってきた感がありますねえ。
さて、インドネシア紅茶とは一体どんな特徴があるのかみていくとしましょう。
なお、世界の紅茶産地を概観したい人はリンクからどうぞ。
では、ゆるりとおおくりします。
クスミティーは創業150年を誇るフランスを代表する老舗ティーブランド。そのレシピは独創的でそのフレーバーはモダンで革新的。クスミティーは以下の様な方にお勧め。
- フレイバーティーの本場フランスの本格的なフライバーティーを味わってみたい人
- オーガニックにこだわった良質な紅茶が飲みたい人
- 健康志向の人
- ユニークで好奇心をそそるフレイバーに出会いたい人
- 多少高価でも美味しい紅茶を飲みたい人
- 紅茶缶をインテリアとして利用したい人
クスミティーの全てのプロダクトは最高級の原料を使用し、フランスのワークショップで丁寧に製造されています。その豊富なラインナップは一日の様々なシーンを優雅に彩ります。
また、茶葉の入っている缶は、可愛らしくも気品あふれておりインテリアや贈り物にも最適。ぜひ、フレイバーティーの本場フランスの本物の気品ある味に触れてみて下さい。
インドネシアの紅茶の歴史ってどんなもん?
インドネシアでの茶産業の契機は、オランダの植民地化にあった1826年のオランダ東インド会社による中国種による茶栽培の成功にあります。
ただ、茶産業が確立するのは1890年以降の事です。
インドネシアの茶畑は、第二次世界大戦や1949年の独立にともなう混乱期を経て荒廃してしまいます。
そして1965年になって、政府は茶農園の一部を国有化し、1965年以降は生産量が高まり今に至るといいます。
現在では茶生産の方式は国有の大型プランテーションと私有のプランテーション、そして小規模農園の三層構造になっているそうです。
インドネシアの地理的条件
さて、次にインドネシアの地理的な条件等について軽く確認してみたいと思います。
インドネシアの地理的条件 | |
地理 | 赤道直下にある大小1700もの島々からなる。紅茶生産を行っているのはジャワとスマトラ。ジャワの栽培地は島西部バンドン周辺、スマトラの栽培地は茶の観光地として有名な北部メダンの南にある。 |
栽培面積 | 約2万7000ha |
収穫時期 | 通年 |
製造方法 | ほぼオーソドックス製法だが一部CTC製法 |
気候 | インドネシアはほとんどが熱帯性気候。年平均気温は28度前後。ただ、茶畑の広がる高原地帯は朝晩冷え込む。ジャワ島の茶栽培地における日中気温は27~28度、夜間は17~18度。熱帯でありながら非常に過ごしやすい。 |
インドネシア紅茶の味等やクオリティーシーズン(旬)、紅茶ブランド
では最後に、インドネシア紅茶の味やクオリティーシーズン(旬)等について触れておきたいと思います。
雲南紅茶のクオリティーシーズンや茶葉の形状等については下表のとおり。
ジャワBOPとスマトラBOPの傾向とインドネシア紅茶のクオリティーシーズン | |
インドネシア紅茶のクオリティーシーズン | 気候変動が少ないため季節による品質差が少ない。 |
茶葉の外観 | ジャワBOPは赤褐色、スマトラBOPはやや黒ずんだ褐色 |
水色 | ジャワBOPは透明感ある赤色~赤褐色、スマトラBOPは暗赤色 |
味 | ジャワBOPはスリランカ中地産に類似、スマトラBOPはジャワよりやや濃厚か。 |
香り | ジャワBOPは渋みが弱くマイルドで独特の弱いスパイシーな味わいがあり、スマトラBOPは渋みが少なく強いコクがある。 |
※BOPとはブロークンオレンジペコの略で、茶葉の大きさの事。
なお、味等を5を最高として数値化すると以下のようになる模様。
ジャワBOPとスマトラBOP | 香り | コク | 水色の濃さ | 渋み |
タイプ | 3 | 3 | 4 | 3 |
インドネシア紅茶のブランド
インドネシア紅茶のブランドには例えば以下のようなものがある模様。
・East Java & Co Organic(イーストジャワ&コー オーガニック)
・Sariwangi(サリワンギ)
・Tasseo(タッソ)
ちなみに、サリワンギはインドネシアの人々に一番よく飲まれている紅茶なんだそうです。
インドネシア紅茶を体験する第一歩は、サワンギから踏み出してみるといいかもしれませんね。
おわりに
この記事は「インドネシアの紅茶の特徴ってどんな感じなの?」と題しておおくりしました。
インドネシアの紅茶もなかなか懐が広いですなあ。
今後どう発展していくのかも目が離せません。
世界には実に色んな紅茶がありますねえ。
色々と飲み比べて楽しみたいものです。
では!
参考記事等
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