今回は以下のような方に向けておおくりします。
・世界の紅茶の生産地にはどんなものがあるのか気になっている人
・話しのネタが欲しい人等
オニギリス!
紅茶党ギタリストで心理カウンセラーのオニギリです。
今回もよろしゅう!!
今回の話題は「「世界の紅茶産地一覧」世界の紅茶生産地にはどんなところがあるん?」という話です。
今回は世界の紅茶の産地には一体どんなものがあるのかをいったんさっと確認してみようという趣旨の記事になります。
今後の紅茶選びの大まかな指針を立てる上で役に立つんじゃないかなって思う次第。
気になる産地があったらその産地の紅茶を調べて色々と飲んで見ると面白いですぞ。
まあ、「この世の全ての紅茶葉のみ尽くした!!」なんて事は無理でしょうけども、面白いかと思いますよ。
この記事は日本紅茶協会編「紅茶の大事典」を参考にしています。
なお、紅茶の入れ方や入れるために必要な道具についてはリンク先の記事からどうぞ。
では、ゆるりとおおくりします。
クスミティーは創業150年を誇るフランスを代表する老舗ティーブランド。そのレシピは独創的でそのフレーバーはモダンで革新的。クスミティーは以下の様な方にお勧め。
- フレイバーティーの本場フランスの本格的なフライバーティーを味わってみたい人
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- 健康志向の人
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クスミティーの全てのプロダクトは最高級の原料を使用し、フランスのワークショップで丁寧に製造されています。その豊富なラインナップは一日の様々なシーンを優雅に彩ります。
また、茶葉の入っている缶は、可愛らしくも気品あふれておりインテリアや贈り物にも最適。ぜひ、フレイバーティーの本場フランスの本物の気品ある味に触れてみて下さい。
世界の紅茶産地は良質な紅茶が取れるティーベルト地帯を基準にすると分かりやすい
まずは、世界の紅茶の生産地の分布の傾向について見ていきましょう。
紅茶の生産国は世界に30か国以上あるといわれており、全世界の年間の茶生産量は420万トンであり、その内紅茶の占める割合は約80%だといいます。
紅茶の産地と言うと、多くの人は世界三大銘茶の産地であるダージリンの産地のインド、ウバの産地のスリランカ、キームンの産地である中国しか思いうかばないかもしれませんが、何と世界には30か国以上も紅茶生産を行っている国があるんですな。
驚きです。
そして、その生産地の多くが
「赤道を中心とした緯度35度~緯度45度のティーベルトと言われる地域」
に集中しております。
上掲の世界地図のオレンジと水色の線の間ってことですな。
特に、山岳地帯では良質の紅茶が生産されているんだそうな。
世界の紅茶生産地にはどんなものがある?
では、具体的な世界の紅茶の生産地について見ていきましょう。
全てあげていくととんでもないことになるので、主要な生産地だけ挙げていきます。
世界の主要な紅茶生産地は以下の通り。
・トルコ
紅茶の生産地はトルコの北東部や黒海に面したトラブゾンやリゼに集中
トルコの紅茶の特徴についてはリンクから。
・ネパール
インドの茶生産地のダージリンに近いため気候風土はほぼ同じ。
紅茶は山岳地帯にて栽培されている。
ネパールの紅茶の特徴についてはリンクから。
・インド
世界最大の紅茶生産量を誇るのがインド。
茶生産地は以下の6つ。
- ダージリン
- アッサム
- ニルギリ
- シッキム
- ドアーズ
- テライ
「ダージリンとアッサムの代表的な茶園」、「インド紅茶の歴史と種類」についてはそれぞれリンクから。
・ウガンダ
国内の平均標高が1,100m。
アフリカにおける紅茶生産量第3位。
・中華人民共和国
茶の発祥の地とされている。
2011年現在の国際統計において、その生産量は150万トンを超えている。
茶生産地は以下の3つ。
・ケニア
東アフリカの赤道直下の国。
紅茶生産国としては飛躍的な発展を遂げている。
・バングラディッシュ
熱帯性気候に属しており、主要な輸出先にはパキスタンがあり群を抜いている。
バングラデッシュ紅茶の特徴についてはリンクから。
・タンザニア
生産地としては、南部高原地帯や北東部、北西部。
生産地として最大のものは南部で全体の約70%弱ほど。
アフリカの紅茶産地について詳しくは以下参照。
アフリカ紅茶の特徴についてはリンクから。
・スリランカ
インドに浮かぶ島国。
ウバやディンブラといった生産地はその位置する標高によって区分される。
茶生産地は以下の6つ。
- ウバ
- ディンブラ
- ヌワラエリア
- キャンディ
- ウダプタセラワ
- ルフナ
セイロンティーの特徴やゴールデンチップについてはリンクから。
マラウイ
紅茶栽培に関して、アフリカ諸国の中で最も古いという。
生産量についてはケニアに次いで多い。
・インドネシア
ジャワ島南部、バンドン周辺の標高300m~1,800mの高原地帯が主な生産地域。
インドネシア紅茶の特徴についてはリンクから。
・日本
明治8年(1875年)に政府による勧業奨励の一環で、中国人の紅茶製造技術者を招き熊本と大分で山茶を使って、地元の業者たちに紅茶の製造方法を習得させたことで紅茶製造が始まったといいます。
純国産の紅茶は和紅茶と言われる模様。
味等については5を最高とすると以下の様な傾向があるそうです。
香り | コク | 水色の濃さ | 渋み | |
和紅茶 | 3 | 3 | 3 | 2 |
和紅茶の特徴について詳しくはリンクからどうぞ。
この中にイギリスが入ってなくて面食らった人もいるかもしれないので、少し補足しておくとイギリスは気候が紅茶栽培には適していないためほとんど紅茶を生産しておりません。
イギリスはブレンドティーを作る技術にはたけているのでブレンドティ―大国だといえます。
大まかな産地ごとの紅茶の旬
野菜や果物と同じように紅茶にも旬(クオリティーシーズン」というものがあり、それは各生産地によって異なります。
例えば、インド、スリランカ、中国、インドネシア、ケニアの6カ国における紅茶の旬を大雑把に概観すると下表のようになります。
生産国 | 紅茶の産地に置ける旬 |
インド | ニルギリ:1~2月 ダージリン:3~4月(ファーストフラッシュ)、5~6月(セカンドフラッシュ)、10月半ば~11月後半(オータムナル) アッサム:5~6月(セカンドフラッシュ) |
スリランカ | ディンブラ:1月~3月 ヌワラエリア:1月~2月、6月~7月 ウバ:7月~8月 |
インドネシア | スマトラ:6月半~8月半ばジャワ:8月半ば~9月半ば |
ケニア | 1~2月、7~8月 |
中国 | キームン:通年 |
んー、これいちいち覚えるとしたらメッチャ大変やな。
まあ、紅茶を楽しめばいいだけなら、別に覚える必要はないんですが、旬ごとの味の違いを楽しむ際の参考にはなりますよね。
ちなみに余談ですが、現在の茶葉の消費量の世界一位はトルコだそうな。
おわりに
この記事は「「世界の紅茶産地一覧」世界の紅茶生産地にはどんなところがあるん?」と題しておおくりしました。
今回は少し世界の紅茶の主要な生産地について概観してみましたが、結構意外な発見があったんじゃないかと思います。
色んな産地の紅茶を飲んでみたいもんですな。
それぞれにどんな味や香りをしているのかについて探求するとかなり面白そうであります。
んー、好奇心を刺激されるねえ~。
では!
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