今回は以下のような方に向けておおくりします。
- ・話しのネタが欲しい人等
- ・アイスティーの起源について気になる人
- ・ティーバッグの起源について気になる人
オニギリス!
紅茶党ギタリストで心理カウンセラーのオニギリです。
今回もよろしゅう!!
今回の話題は「ティーバッグとアイスティーは実はアメリカで誕生したという話」という話です。
今回はちょっとした雑学ネタ。
あなたはティーバッグと言えば、お手軽に紅茶をいれる事ができる便利グッズですがどこの国で生まれたものだと思いますか?
多分、多くの人が「イギリス!」と答えるのではないかと思います。
でも、 実はティーバッグはアメリカ発祥なんですねえ。
そして、アイスティーの発祥もアメリカなんです。
今回はどんな風にアメリカでティーバッグやアイスティーが誕生したのかについて少し詳しく見ていきたいと思う次第。
なお、美味しいアイスティーの入れ方については以下参照。
では、ゆるりとおおくりします。
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- 健康志向の人
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また、茶葉の入っている缶は、可愛らしくも気品あふれておりインテリアや贈り物にも最適。ぜひ、フレイバーティーの本場フランスの本物の気品ある味に触れてみて下さい。
ティーバッグは一体だれが作ったんだろうか?
ティーバッグと言えば、あの三角形の形をしたテトラ型か普段もっとも私たちが目にする四角い形のものを想像すると思います。
しかし、他にも上部に糸が2本ついているものや糸が一本もついていないものなどもあり、ティーバッグの形は実にバラエティーに富んでいるのです。
※最近のイギリスでは糸のないものが多いという。
さらに言えば、その材質も紙や化学繊維、不織布等と実に多様。
今でこそ、こうした様々なティーバッグがありますが、その背後には様々な試行錯誤と改良の歴史があります。
ティーバッグが生まれたのは意外な事にアメリカだといいます。
もっともその誕生については諸説あるものの、1986年にイギリスでA.Vスミスさんという方が作ったティーボールというものが原型であるといわれていますので、起源だけで言ったらイギリスかもしれません。
※ティーボルトは、一杯分の茶葉をあらかじめ布で包んでおいて糸でしばったもの。なお、ティーボールはスミス氏により1986年に特許取得済み。
しかし、現代に通ずる実用的な意味でのティ―バッグを作ったとなるとアメリカです。
一般には、1908年に茶商のトーマス=サリバンさんがティーバッグを考案したとされているのですが、実際には正しくない模様。
実は、彼がティーバッグを考案したとされる7年も前に現在のティーバッグに近いものを発明していた人がいたんですね。
それが
「ウィスコンシン州のミルウォーキーに住んでいたRoberta C. LawsonさんとMary Molarenさん」
という二人の女性でした。
彼女たちは、1901年8月26日に「茶葉ホルダー」というものの特許(US723287)を申請しているんですね。
そして、申請から2年後に無事二人は特許を取得することとなります。
しかし、普及はしなかった模様。
そこで出てくるのが前述した茶商のサリバンさんです。
彼は、半アイ促進の取り組みの一環として、自社で取り扱っていた色んな茶葉を小さな絹の袋に入れたサンプルを顧客に送ったといいます。
すると顧客の中に、茶葉を袋から出してポットに入れるのではなく袋をそのままティーインフューザーとして使う人が出てきたそうです。
※ティーインフューザーとは以下のような道具。
それが便利で大うけしたのか、販促は大成功し注文が沢山舞い込むようになりました。
販促終了後、サリバンさんは以前と同じように茶葉を普通の容器に入れて発送していたのですが、「なんで袋に小分けにしないの?」といった感じの苦情を沢山受けたんだとか。
それを受けて、彼はその後茶葉を袋に小分けにした状態で販売するようにしたそうです。
一般には、これがティーバッグの誕生秘話とされているわけですな。
なんかこの話が本当だとしたら、結局一番最初に普及させた奴が自分が最初に作ったと言い張れるみたいなちょっと釈然としない気持ちになりますなあ。
まあ、どうでもいいけど。
とりあえず、この記事をみたあなたは今日から
「ティーバッグの原型を作った人はイギリスのA.Vスミス、実用的なティーバッグを最初に作ったのはアメリカのRoberta C. LawsonとMary Molaren」
ということにしておきましょ。
アイスティー誕生の契機は万国博覧会
実用的なレベルでのティーバッグが開発されたのはアメリカでしたが、実はアイスティーが発明されたのもアメリカだといいます。
アメリカと言うと一般に「コーヒーが愛好されている国」というイメージを持っている人が多いと思いますが、最近はどうも紅茶の人気も高まっているようです。
そんなアメリカですが、1776年に13の州がイギリスからの独立を宣言した影響で、アメリカの国民が紅茶に抵抗感を感じ紅茶需要が伸び悩んでいた時期もあったといいます。
アイスティーはそんな流れの中で1904年に誕生しました。
その年はアメリカがフランスからルイジアナを買収して丁度100年目にあたる年。
それを記念しアメリカでは万国博覧会が開催させることなったんですね。
その万国博覧会の夏の暑い会場にてインド紅茶を販売するイギリスの紅茶商人がいました。
それが「リチャード=プレチンデン」という人。
プレチンデンさんは、紅茶の売れ行きがかんばしくないのを受けて、いれたての紅茶に氷を入れて客を呼び込むこととしたんですね。
これこそが「アイスティー誕生の瞬間」でした。
このエピソードを聞いて、「なんだよ、下らんなあ、、、誰でもそんな事思いつくわ。第一真夏に熱い紅茶販売しようってこと自体頭悪くね?」と思う人もいると思います。
確かに、そうです。
「今のわたし達の常識」からすれば。
しかし、当時の紅茶に対する認識は「きちんと正式ないれ方で入れてなんぼ」のものでしたし、その意識は当然イギリスの人の方が強かったはずです。
つまり、当時の感覚からすれば「紅茶は熱い状態なのが当たり前であり真っ当な紅茶」だったわけですな。
むしろ、それ以外は「紅茶ではない」くらいの厳格さだった可能性すらあります。
なんせ、現代においてイギリスでは「フレイバーティーは紅茶ではない」っていう言い方をする人もいるというんですから。
そういった既成概念や強いこだわりから離れてあえて柔軟な発想をしたプレチンデンさんの頭の柔らかさは、非常に称賛に値する行動だと思うんですよねえ。
おわりに
この記事は「ティーバッグとアイスティーは実はアメリカで誕生したという話」と題しておおくりしました。
紅茶と言えばイギリスのイメージが強いので、アイスティーもティーバッグもイギリス発祥なんじゃないかと思いがちです。
でも、実際にはどっちもアメリカっていう話でした。
なんか、あれっすね、何でも先入観で決めつけてはいけないですね。
なんかそんなことが分かる話ですなあ。
では!
参考
https://www.gizmodo.jp/2015/07/post_17491.html
参考記事等
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