「紅茶を手軽に楽しもうと思ったら、ティーバッグって紅茶党にとってはかなり心強い味方だよな。毎日リーフでいれるとかさすがに時間がかかってやってられんしな。ただまあ、ティーバッグ使うのって邪道って感じがするよなあ。」
いやいや、別にティーバッグ使うのは邪道じゃないって!
全然ありだから。
オニギリス!
紅茶党ギタリストで心理カウンセラーのオニギリです。
今回もよろしゅう!!
今回の話題は「手間をかけずに紅茶ライフ楽しみたいならティーバッグを活用すればいい!」という話です。
今回は以下のような方に向けておおくりします。
ティーバッグを使って紅茶を入れても美味しいものなのか気になっている人等
紅茶を日々の生活の中で楽しもうと思ったら、ティーバッグを活用するのが賢いです。
しかし、ティーバッグの使用に関してはおそらく賛否両論あるでしょう。
「やっぱり、入れるならリーフだろ」って思っている人は結構多いと思います。
ただね、、、実は「イギリスでは紅茶を入れる時のテーバッグ使用率は98%にも上る」という話があるんだそうな。
ちと、データの出所が判然としないのはモヤモヤとしますが、まあ分からないではないです。
毎日忙しい中リーフでせっせと紅茶を入れるっていうのは、あまり現実的ではない気がしますよね。
なんせ、後片づけがめんどくさい、、、、。
ただ、リーフかティーバッグかでおいしさに差が出るっていうなら、ちょっと気にしちゃうよねえ、、、。
さて、そこんとこはどうなんでしょ?
ちなみに、わたしはいつも以下の記事のように紅茶を入れている次第。
正規の紅茶の入れ方について知りたい人は以下の記事を参照くだされ。
では、ゆるりとおおくりします。
クスミティーは創業150年を誇るフランスを代表する老舗ティーブランド。そのレシピは独創的でそのフレーバーはモダンで革新的。クスミティーは以下の様な方にお勧め。
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また、茶葉の入っている缶は、可愛らしくも気品あふれておりインテリアや贈り物にも最適。ぜひ、フレイバーティーの本場フランスの本物の気品ある味に触れてみて下さい。
イギリスで紅茶を飲む際にティーバッグを使うなんて常識
1907年に創業した英国の紅茶メーカーであるリントンズのブログに、ちょっと衝撃的な一文がありました。
それは「イギリスでは、紅茶を淹れるとき、98%がティーバッグで淹れる」というもの。
参考
http://ringtonstea.blog.fc2.com/blog-entry-1968.html
また、長い間、紅茶の歴史を見てきたリントンズの4代目社長であるサイモンさんによると、「現在、英国で消費されるブラックティー(紅茶)のほぼ100%近くはティーバッグで飲んでいると言っても過言では
ない」らしいです。
多分、一般的な日本の紅茶好きの感覚からすると、かなり面食らう見解だと思います。
正直言って、私も最初この記述見た時「マジ?うっそーん!」て思いましたからね。
そう、わたしの脳内には「やっぱ、紅茶はリーフで入れるもんだろう。ティーバッグで入れるのは邪道じゃ」っていう固定観念があったんですよね。
でも、紅茶のメッカであるイギリスではリーフでなんてもはや入れてないっていう、、、。
こりゃあ驚きますよ。
ただ、やっぱりティーバッグの利便性を考えたら、納得はできます。
イギリスでは紅茶を日常的に飲んでいるので、いちいち手間がかかるリーフでなんていれていたら負担になってしまいます。
それこそ休みの日くらいしかゆっくり紅茶を楽しむなんてできないかもしれませんからね。
ちなみに、イギリス人の中には紅茶をリーフでいれるのは、「ちょっと頑固な年配の人」といったイメージもあるらしいです。
98%がティーバッグで紅茶をいれるようになっている現代のイギリスにあって、ティーバッグ開発以前からの入れ方に固執するのはそれに慣れていて変えたくない年配の人って事なんですな。
ですんで、イギリス人の前でリーフで紅茶をいれると少し驚かれるなんてこともあるそうな。
「いやいや、こっちが驚いているイギリス人に驚くよ!」って感じですけどね。
ティーバッグで入れた紅茶派リーフで入れるよりまずい?
やはり、一般的な日本の紅茶党が「リーフこそ至高。ティーバッグは邪道」と考えてしまうのは、
「ティ―バッグで入れた紅茶はリーフで入れたものより味等で劣る」
という考えがあるからでしょう。
その一方で、紅茶愛好家か紅茶商の熟練ティーブレンダーかなどをとわず、イギリスには「リーフとティーバッグはどちらが良い(美味しい)という概念がない」そうです。
これもまた一般的な日本の紅茶党からすると「は!??」て感じの結構な衝撃です。
さらに言えば、われわれ多くの日本人には「紅茶を美味しくいれることは難しい」という意識が共有されていると思います。
一方、イギリスでは現在「美味しい紅茶を入れるのは難しい」という認識はない様です。
というのも、イギリスでは美味しい紅茶を入れるのに最適なティーバッグが開発されているからってことなんですね。
紅茶先進国のイギリスでは紅茶商や紅茶メーカーの技術によってティーバッグの中の茶葉の形状やブレンドに工夫が施されているため、味等がリーフに劣るという事はないそうです。
事実、日本のティーバッグというとあのリプトンの上に紐がついているようものを想像しますが、イギリスで主流となっているティーバッグには紐はありません。
例えば、イギリス式のティーバッグとは以下のようなものです。
引用
http://ringtonstea.blog.fc2.com/blog-entry-1968.html
ティーバッグが英国で初めて本格的に導入されたのは1960年初頭であり、その当時のティーバッグの普及率は全体の3%ほどだったとか。
それが2017には英国の98%のシェアまでに成長したというのですから、その背景に紅茶商やメーカーの様々な試行錯誤があったのは間違いないでしょう。
イギリスの人達が「ただ手軽だから」というだけで、ティーバッグを採用するはずはないでしょうからね。
「手軽だけどまずい」となったら、あえてそれまでのリーフで入れる習慣から脱するわけはないでしょう。
ティーバッグで入れた紅茶もリーフで入れた紅茶も美味しいからこそ、従来のリーフで入れる習慣からティーバッグで入れる習慣へと移行してきて現代にいたるのだと思いますね。
余談ですが、二子玉川に「HARBS」というケーキの専門店がありまして、わたしはしばしば私はそこにケーキを食べに出かけます。
で、以前、そこで紅茶を頼んだ時に運ばれてきたティーポットの中からティーバッグを見つけて、「うっわ、リーフで入れとらんかったんかい!!」と多少ゲンナリした記憶があるのですが、れは「何もおかしなことではなかった」訳ですな。
HARBSのティーポットの中にはいっているティーバッグには紐がないので、おそらくイギリス式のものなんだと思います。
実際、その時はアールグレイを注文したのですが、間違いなく美味しい紅茶ではありました。
なので、「ティーバッグだからまずい」とか「リーフだからうまい」なんて言う必要はないんでしょうねえ。
おいしければ何でもいいのだ!
正直、もし紅茶の味に関して「リーフでもティーバッグでもそうかわらない」のであれば、ティーバッグにしてしまった方が「手軽でおいしい」という事になるので日々の生活の中で紅茶を楽しむのには最適です。
なので、「毎日毎日リーフで紅茶入れるのはめんどくさい、、、」と思っている紅茶党の人は、この際ティーバッグをメインで使うようにしてもいいと思います。
ただし、ティーバッグで紅茶を入れる際には、「イギリス式のティーバッグ」で入れるようにしたいものです。
でないと、味がどうなるのか分かりませんからなあ。
そういった意味では、リントンズはきちんとイギリス式ティーバッグを採用しているので、安心でしょう。
それに茶葉の品質も文句ないしね。
まあ、「自分が好きになれる紅茶がその人にとって最高の紅茶である」という事実は揺るがないでしょう。
リーフでもティーバッグでも何でもいいので、「自分に合った最高の紅茶」を見つけたいものです。
おわりに
この記事は「手間をかけずに紅茶ライフ楽しみたいならティーバッグを活用すればいい!」と題しておおくりしました。
イギリスでは紅茶を入れる際に、ティーバッグで入れるのが当たり前です。
なんと、2017年では全体の98%にも上るそうな。
しかも、現代のイギリスには味等に関して、「ティーバッグで入れるかリーフで入れるかでいい悪いはない」とされているため、「リーフじゃないと味が、、、」といった心配はご無用です。
ただティーバッグを使って紅茶を入れるなら、ちゃんとイギリス式の形のもので入れるようにした方がいいでしょうね。
ま、なにはともあれ、紅茶楽しんでいきましょ。
では!
参考記事等
紅茶の起源はどこにあるのか?やっぱり紅茶の起源は中国なのか?
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